- 電気代のしくみがわかるよ
- 電気の使った分の数え方がわかるよ
- 1か月の電気代の考え方がわかるよ
- 家でできる節電のコツがわかるよ
- ゲームや家電の電気代を計算できるよ
- 季節ごとの注意点がわかるよ
- よくある思い違いを防げるよ
電気代って、どう決まるのかな。実は、二つの柱があるんだ。
一つは、ほぼ毎月同じの料金だよ。これは、基本料金って言うよ。電気を使わなくてもかかることが多いんだ。
もう一つは、使った分で変わる料金だよ。これは、従量料金って言うよ。電気をたくさん使うほど、増えるよ。
ほかにも、小さな料金があることが多いよ。たとえば、再エネの応援のための料金だよ。どれも合わせて、1か月の電気代になるんだ。
たとえ話で考えよう。スマホの通信に似ているよ。月の基本のプラン料金があって、動画をたくさん見ると、追加でかかるよね。同じ考え方だよ。
電気の使った量は、kWhという単位で数えるよ。キロワットアワーって読むよ。むずかしいけど、電気の体重計だと思うといいよ。数が大きいほど、たくさん使ったってことだね。
電気代は、家のおさいふに直結するよ。お小遣いで考えよう。月1000円だとして、電気代が100円下がれば、ゲームのガチャ1回ぶんが増えるかもね。
また、電気は目に見えにくいよね。見えないと、つい使いすぎるんだ。しくみを知ると、ムダを探しやすくなるよ。
さらに、電気を大切にすると、地球にもやさしいよ。節電は、CO2を減らす手助けにもなるんだ。小さな行動が、積み重なると大きな力になるよ。
電気代の基本の形はシンプルだよ。
電気代 = 基本料金 + 従量料金 + その他の料金
従量料金はこうだよ。
従量料金 = 使った電力量(kWh) × 1kWhあたりの値段
ステップで考えよう。
- どの家電をどれだけ使ったかを決めるよ。
- その家電の消費電力(W)を見るよ。Wはワットだよ。電気の強さだよ。
- 時間(h)をかけて、kWhにするよ。
電力量(kWh) = 消費電力(W) ÷ 1000 × 使った時間(h)
- 1kWhあたりの値段をかけるよ。ここでは30円で計算してみよう。
具体例1: ゲーム機を2時間
- 消費電力: 120W とするよ
- 計算: 120 ÷ 1000 × 2 = 0.24kWh
- 電気代: 0.24 × 30円 = 7.2円
→ 1回で7.2円だね。10回で72円だよ。
具体例2: ドライヤーを10分
- 消費電力: 1000W とするよ
- 時間: 10分 = 0.167時間
- 計算: 1000 ÷ 1000 × 0.167 = 0.167kWh
- 電気代: 0.167 × 30円 ≒ 5円
→ 1回で5円くらいだね。
具体例3: エアコンを1日5時間、30日
- 消費電力: 600W とするよ
- 1日の電力量: 600 ÷ 1000 × 5 = 3kWh
- 30日ぶん: 3 × 30 = 90kWh
- 電気代: 90 × 30円 = 2700円
→ 季節で大きく変わるのが分かるね。
ここでの30円は例だよ。実際の値段は地域や契約で少しちがうよ。
ケース1: 4人家族のある月
- 基本料金: 1200円 とするよ
- 使った電力量: 300kWh とするよ
- 1kWhの値段: 30円 とするよ
- 従量料金: 300 × 30円 = 9000円
- その他の料金: 300円 とするよ
- 合計: 1200 + 9000 + 300 = 10,500円
→ もし節電で10%減らせたらどうかな。
- 300kWh → 270kWh
- 従量料金: 270 × 30円 = 8100円
- 合計: 1200 + 8100 + 300 = 9,600円
→ 900円の節約だね。お小遣いのプラスに近いよ。
ケース2: ゲーム好きの兄の作戦
- 1回2時間のゲームを週5回 → 月40時間
- 120Wのゲーム機
- 電力量: 120 ÷ 1000 × 40 = 4.8kWh
- 電気代: 4.8 × 30円 = 144円
- 省エネモードを使って100Wに下げるよ
- 電力量: 100 ÷ 1000 × 40 = 4.0kWh
- 電気代: 4.0 × 30円 = 120円
→ 月24円の節約。年間で288円。小さいけど積み重ねだね。
ケース3: エアコンの使い方
- 冷房で設定温度を1℃上げるよ
- だいたい10%前後の節電になることが多いよ
- さっきの2700円が、約270円下がるイメージだよ
- 風量を自動にして、フィルターを月1回掃除しよう
→ 体感はほぼそのままでも、電気代は下がるよ。
クイズ1: ドライヤー10分を毎日使うと、1か月でいくらかな。
- ヒント: 1回5円 × 30日
- 答え: 約150円だよ。
クイズ2: 照明を白熱電球からLEDに替えるとどうなるかな。
- 例: 60W → 8W、毎日3時間
- 60W: 60 ÷ 1000 × 3 × 30 × 30円 = 162円
- 8W: 8 ÷ 1000 × 3 × 30 × 30円 ≒ 21.6円
- 差: 約140円節約だよ。
- まずは見える化をしよう
- 家の電気メーターやアプリを見てみよう
- 家族で1週間の合計を記録しよう
- 大物から手をつけよう
- エアコン、冷蔵庫、乾燥機は電気をよく使うよ
- エアコンはフィルター掃除、設定温度の工夫
- 冷蔵庫は開ける時間を短く、詰めすぎない
- 待機電力を減らそう
- 使わない機器は主電源を切ろう
- テレビ、ゲーム機、ルーターの置き場所を風通しよく
- 時間帯をずらそう
- 洗濯乾燥は気温の高い昼に干すといいね
- 電気代が時間で変わるプランもあるよ
- 共同作戦にしよう
- 家族でルールを一つ決めよう
- 例: いない部屋の照明はすぐ消す
- 例: おふろは続けて入る
- お小遣いゲームにしよう
- 先月より下がった分の半分は、自分の貯金へ
- みんなで達成をほめ合おう
節電はガマンだけじゃないよ。使い方を少し工夫することが大事だよ。
- 電気をつけ消しすると、かえって高いと思っている
- エアコンはつけっぱなしが必ず安いと思っている
- スマホの充電は高そうと思っている
- 小さい節電は意味がないと思っている
- 家電は新しいほど必ず安いと思っている
解説ポイント
- 照明は、いない時は消した方が安いことが多いよ
- エアコンは状況しだいだよ。短時間の外出ならつけっぱなしもあり。でも長時間は消そう
- スマホの満充電は1回1円以下のことが多いよ。気にしすぎなくていいよ
- 小さい節電でも、毎日だと大きくなるよ
- 新しくても設定や使い方が悪いと高くなるよ
- 電気代は、基本料金と使った分で決まるよ
- 使った量はkWhで数えるよ。計算はWと時間でできるよ
- 大物家電の使い方を工夫すると効果が大きいよ
- 設定温度やフィルター掃除がカギだよ
- 待機電力は主電源オフで減らせるよ
- 家族でルールを決めると続けやすいよ
- 小さな節電でも、毎日だと大きな節約になるよ
考えてみよう
- 今日からできる節電を1つ決めてみよう
- 来月の電気代がいくら減るか予想してみよう
- 予想と結果を比べて、作戦を見直そう
基本料金: 毎月ほぼ同じにかかる料金。電気を使わなくてもかかることがあるよ。
従量料金: 使った電気の量に応じて増える料金だよ。
kWh: キロワットアワー。電気の使った量の単位だよ。
W(ワット): 家電の電気の強さを表す単位だよ。
待機電力: 使っていない時でも少し流れる電気のことだよ。