- この記事で学べること
- 株式市場とはなにか
- 株の値段はどう決まるのか
- 会社と私たちのつながり
- 利益や損の計算のしかた
- どんなときに使えるか
- 失敗しやすい考えを知る
- 安全に学ぶコツ
- 概念の説明 株式市場は、株を売ったり買ったりする場所だよ。 ネット上の大きな会場のイメージだね。 売る人と買う人がたくさん集まるんだ。
たとえると、学校のバザーやフリマだよ。 いろんな出品が並ぶよね。 買いたい人と売りたい人が値段で合意するよね。 そのやりとりが、一日中とても速く行われる感じだよ。
株は、会社の持ち主の小さな分け前だよ。 株を持つと、その会社を少しだけ持っていることになるんだ。 会社が成長すると、分け前の価値も上がるかもしれないよ。
株式市場には、証券取引所という運営者があるよ。 日本だと、東京証券取引所が代表だね。 ルールを決めて、公正に動かしているんだ。
- なぜ重要なのか 会社はお金を集めて、工場をたてたり、ゲームを作ったりするよ。 株を売ると、たくさんの人から資金を集められるんだ。 これが国の経済のエンジンにもなるんだ。
私たちにとっても大事だよ。 お金を貯金だけで持つと、増えにくいことがあるよ。 株は、使い道の一つになるんだ。 時間を味方に、ゆっくり育てる考え方だね。
ニュースともつながるよ。 円高や円安、インフレ、決算の話。 株式市場を知ると、ニュースが自分ごとになるんだ。
- 計算方法 まず、株での利益や損の基本だよ。 買った値段と売った値段の差で決まるんだ。 手数料があれば、それも引くよ。
例1 小さな買い物のイメージ
- 1株を500円で買う
- 1株を560円で売る
- 手数料が20円
- 利益 = 560 - 500 - 20 = 40円
例2 損が出る場合
- 1株を500円で買う
- 1株を470円で売る
- 手数料が10円
- 利益 = 470 - 500 - 10 = -40円 つまり40円の損
もう一つの大切な計算だよ。 会社の大きさを見る時価総額という考えだ。 これは、株の値段に、発行されている株の数をかけるんだ。
時価総額 = 株価 × 発行株数例3 時価総額のイメージ
- 株価が500円
- 発行株数が100万株
- 時価総額 = 500 × 100万 = 5億円
注文の出し方も2つあるよ。 成行注文は、すぐに買うやり方だよ。 値段はその時の市場にまかせるよ。
指値注文は、値段を決めて出すやり方だよ。 たとえば、500円なら買う、と決めるんだ。 成立するかは、相手しだいだよ。
- 具体例・ケーススタディ ケース 1 ゲーム会社の株を少し買う
- あなたはゲームが好きだね。
- お小遣いが月1000円だとしよう。
- 500円の株を1株だけ買うよ。
- 手数料は10円とするよ。
- 合計の支出は510円だね。
一週間後に株価が540円になったよ。 売るとどうなるかな。
- 540円で売る
- 手数料は10円
- 利益 = 540 - 500 - 10 - 10 = 20円
- なぜ-10が2回かというと、買いと売りで2回かかるからだよ。
ケース 2 配当が出る場合 配当は、会社がもうけの一部を配るお金だよ。
- 株価は変わらず500円
- 年に1回、1株につき10円もらえる
- 1株なら10円が口座に入るよ
この10円も、手数料や税金で少し減ることがあるよ。 だから、実際にもらえる金額はすこし小さくなるよ。
ケース 3 値動きが思った通りでない
- 500円で買った
- ニュースで悪い話が出た
- 480円に下がった
- あなたはルールを決めていたよね。
- 20円下がったら売る、と決めていたなら売るよ。
- それで損は小さくできるんだ。
- Aさんは600円で買ったよ。
- 今は630円だよ。手数料は往復で20円だよ。
- 利益はいくらかな。
- ヒント 計算の式を使おう。
- 答え 630 - 600 - 20 = 10円だね。
- 実践的な活用法 まず、目標を決めよう。 いつまでに、何のために、いくらにするのか。 小さくてよいよ。500円でもよいんだ。
次に、少額で練習しよう。 1株から買える会社もあるよ。 お小遣いの中で、無理はしないでね。
ニュースを読む習慣をつけよう。 決算発表や新商品の情報は大切だよ。 ただし、一つのニュースで急に動かないでね。
分けて買うのもコツだよ。 一度にたくさん買わないことだね。 時間を分けて、少しずつ買うんだ。 気持ちも落ち着くよ。
ルールを書いておこう。 何円下がったら売るのか。 何円上がったら半分売るのか。 自分の約束を作ると、ブレにくいよ。
口座のことは大人と相談しよう。 未成年だと、保護者の同意がいることが多いよ。 安全に、正しい手順でやろうね。
- よくある誤解
- まとめ
用語集
株: 会社の持ち主の小さな分け前。
株式市場: 株を売る人と買う人が集まる場所。ネット上の大きな会場。
証券取引所: 株式市場を運営するところ。ルールを決め、公正に売買を流す。
配当: 会社がもうけの一部を株主に分けてくれるお金。
手数料: 売買をするときに支払うサービスの料金。
成行注文: すぐに売買を成立させる注文。値段は市場にまかせる。
指値注文: 値段を指定して出す注文。指定の値段で相手がいれば成立する。