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お金の基本中学生向け

利子ってなに?|お金が増える・減る仕組み

預金の利子とローンの利子のちがいを、中学生にもわかることばでやさしく解説するよ。複利のすごさも、身近な数字で学べるよ。

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利子複利中学生

  • 利子とはなにかがわかるよ
  • 預金の利子とローンの利子のちがい
  • 金利の見かたが身につくよ
  • 複利の力をイメージできるよ
  • かんたんな計算ができるよ
  • いつ得でいつ注意がいるか
  • よくあるまちがいをさけられる

利子は、お金をかしたり、あずけたりしたときの、お礼や手数料だよ。 お金をあずけると、うけとるお礼が利子だね。これが預金の利子だよ。 お金をかりると、はらう手数料が利子だよ。これがローンの利子だね。

金利という言葉も出てくるよ。金利は、利子の割合のことだよ。 たとえば金利が年2パーセントなら、1年で2パーセント分の利子だよ。 金利はパーセントで書くことが多いよ。

お金の元になるぶんを元本というよ。スタートの金額のことだね。 利子は、ふつうは元本に金利をかけて計算するよ。

利子は、お金がふえるか、へるかのスピードを決めるよ。 あずければふえる。かりればふえるのは支払いだよ。 同じ1000円でも、時間がたつと差がつくよ。

とくに複利は強力だよ。ふえた利子にも、さらに利子がつく仕組みだよ。 ゆっくりでも、時間が長いと大きくなるんだ。 逆に、ローンの利子もふくらむよ。長くかかると支払いが重くなるんだ。

利子は味方にも敵にもなるよ。あずければ味方。かりすぎると敵だよ。

まず、単利を見てみよう。単利は、元本だけに利子がつくやり方だよ。

単利の利子 = 元本 × 金利 × 期間 合計金額 = 元本 + 利子

つぎに、複利だよ。ふえたぶんにも利子がつくよ。

複利の合計金額 = 元本 × (1 + 金利)^{年数} 複利の利子 = 合計金額 - 元本

ローンの利子も、同じ考え方だよ。ただし、月ごとに計算することもあるよ。

月の利子 = 残りの借金 × 月の金利

金利が年3パーセントなら、月の金利はだいたい0.25パーセントだよ。 きっちりは年利を12でわる計算を使うことが多いよ。

例1 預金の利子 単利で考えるよ。

  • 元本 10000円
  • 年の金利 2パーセント
  • 期間 1年
利子 = 10000 × 0.02 × 1 = 200円 合計 = 10000 + 200 = 10200円

1年で200円ふえたね。

期間が3年ならどうなるかな。 単利だと、毎年200円だよ。

3年の利子 = 200円 × 3 = 600円 合計 = 10000 + 600 = 10600円

例2 預金の利子 複利だよ。

  • 元本 10000円
  • 年の金利 2パーセント
  • 期間 3年
合計 = 10000 × (1 + 0.02)^{3} 合計 = 10000 × 1.061208 = 10612.08円

あとで小数点は切りすてや四捨五入になることがあるよ。 単利10600円より、ちょっと多いね。

例3 ローンの利子 かりたときだよ。

  • ゲーム機を買うため、15000円をかりた
  • 年の金利 10パーセント
  • 1年後にいっきに返す
利子 = 15000 × 0.10 × 1 = 1500円 返す合計 = 15000 + 1500 = 16500円

1500円ぶん多くはらうことになるよ。

例4 ローンを月で返す場合だよ。

  • 15000円をかりた
  • 年の金利 12パーセント
  • 月の金利は 0.12 ÷ 12 = 0.01 つまり1パーセント
  • 毎月元本を同じぶん返すとするよ

1か月目の利子はこうだよ。

利子 = 15000 × 0.01 = 150円

元本もいっしょに返すから、のこりはへっていくよ。 2か月目の利子は、のこりに対してつくよ。

例5 おこづかいの貯金で考えよう。

  • 毎月1000円をためる
  • 年の金利 1パーセント
  • 1年たつと、利子はどれくらいかな

毎月ためる場合は少しむずかしい計算だよ。 ここではイメージを大事にしよう。 はじめの月の1000円は、ほぼ1年ぶん利子がつくよ。 さいごの月の1000円は、ほとんどつかないよ。 だから、1年の利子はおよそ1000円 × 0.01 × 半年分くらいだよ。

だいたいの利子 = 1000 × 12 × 0.01 × 0.5 = 60円

正確な計算より、感覚をつかもうね。

複利は時間が味方だよ。長くあずけると、少しずつでも大きくなるよ。
  • 貯金の目標をきめよう いつまでにいくら。金利が低くても、時間でふえるよ。
  • ほしい物は、なるべく先にためよう かりると利子をはらうよ。ためれば利子をもらえるよ。
  • 金利をくらべよう 銀行ごとに金利がちがうよ。手数料も見るといいよ。
  • 返す計画を立てよう どうしてもかりるなら、いつ返すかを決めよう。期間が長いと利子がふえるよ。
  • セールや分割払いをチェック 分割0パーセントは利子がない場合もあるよ。手数料や条件をよく読もうね。

考えてみよう クイズだよ 1 10000円を金利1パーセントで1年あずけたら、利子はいくらかな 2 金利が同じなら、単利と複利は、どっちが多くふえるかな 3 20000円を金利10パーセントで1年かりたら、返す合計はいくらかな こたえは、下の計算を見てね。

  • こたえ1 10000 × 0.01 = 100円
  • こたえ2 複利が多いよ。同じ年ならほんの少し多いよ。
  • こたえ3 20000 × 0.10 = 2000円の利子 合計22000円
よくある誤解
- 金利が小さいから、意味がないと思う - ローンの利子は少しだけと思う - 複利はむずかしいから関係ないと思う - 分割払いはいつでもお得と思う - 元本が小さいと、考えなくてよいと思う
ローンはかんたんに見えるけど、返すのはたいへんだよ。長くかかると利子がふくらむよ。
まとめ
- 利子はお金の礼や手数料だよ - あずけると利子をもらえるよ - かりると利子をはらうよ - 複利はふえたぶんにも利子がつくよ - 時間が長いほど、差が出るよ - 金利と期間を必ずチェックしよう - ためる力をみがき、かりすぎないこと

用語集

利子: お金をあずけたりかりたりしたときの、お礼や手数料のことだよ。

金利: 利子の割合のこと。何パーセントかで表すよ。

元本: スタートの金額のことだよ。

複利: ふえた利子にも、さらに利子がつく仕組みだよ。

単利: 元本だけに利子がつく計算のことだよ。

預金: 銀行などにお金をあずけることだよ。

ローン: お金をかりて、あとで返すしくみだよ。

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