| 指標 | 当期 | 前年同期 | YoY |
|---|---|---|---|
| 売上高 | ¥57.8億 | ¥56.3億 | +2.6% |
| 営業利益 | ¥0.4億 | ¥3.2億 | -87.6% |
| 経常利益 | ¥2.4億 | ¥5.1億 | -53.0% |
| 純利益 | ¥1.3億 | ¥3.3億 | -59.8% |
| ROE | 3.5% | 9.1% | - |
2026年度第3四半期累計は、売上高57.8億円(前年同期56.3億円から+1.5億円、+2.6%)と小幅増収を確保した一方、営業利益0.4億円(前年同期3.2億円から-2.8億円、-87.6%)、経常利益2.4億円(同5.1億円から-2.7億円、-53.0%)、純利益1.3億円(同3.3億円から-2.0億円、-59.8%)と利益水準は大幅に悪化した。増収は外食(48.9億円)、小売(4.6億円)、海外(11.0億円)各セグメントが寄与したが、販管費が前年25.3億円から28.9億円へ増加し、営業利益率は5.7%から0.7%へ大幅に低下した。経常利益は受取配当金1.15億円を含む営業外収益2.7億円が下支えしたが、税負担43.5%の重さもあり純利益は圧縮された。
【収益性】ROE 3.5%(前年5.8%から低下)、営業利益率 0.7%(前年5.7%から-5.0pt低下)、純利益率 2.3%(前年5.9%から-3.6pt低下)。売上総利益率は39.0%で前年39.5%からわずかに低下したが商品競争力は維持。EBITマージンは0.7%と極めて低水準で、販管費率が前年44.9%から50.1%へ上昇したことが営業利益圧迫の主因。デュポン分解では純利益率2.3%、総資産回転率1.02回、財務レバレッジ1.48倍でROE3.5%を構成。税負担係数は0.561(実効税率43.5%)で高税率が純利益を圧迫。【キャッシュ品質】現金預金5.9億円(前年10.1億円から-41.9%減少)、短期負債カバレッジ3.91倍(現金/短期負債)で短期流動性は確保。売掛金9.7億円(前年6.9億円から+41.1%増)と運転資本の増加が資金を圧迫。【投資効率】総資産回転率1.02回(前年1.01回とほぼ横ばい)、ROIC 0.6%(営業利益÷投下資本)と極めて低水準。受取配当金1.15億円は投資有価証券6.8億円(前年5.5億円から+27.5%増)からの収益寄与。【財務健全性】自己資本比率67.5%(前年66.1%から改善)、流動比率163.7%、当座比率146.5%と支払能力は良好。有利子負債5.0億円、負債資本倍率0.48倍、Debt/Capital比率11.6%と保守的な資本構成。
現金預金は前年10.1億円から5.9億円へ4.2億円減少(-41.9%)し、営業増益による資金創出力の低下が顕在化した。運転資本面では売掛金が6.9億円から9.7億円へ2.8億円増加(+41.1%)し、売上増収率2.6%を大きく上回る債権増により現金を圧迫。買掛金は3.8億円から4.9億円へ1.1億円増(+29.8%)とサプライヤークレジット活用は進むが、売掛金増の規模が上回りネットで運転資本がキャッシュを消費した形。投資面では投資有価証券が5.5億円から6.8億円へ1.2億円増(+27.5%)で資金を投入し、受取配当金1.15億円の収益確保に貢献する一方、株主還元では通期配当20円(配当性向45.8%)の継続方針で資金を充当。短期負債1.5億円に対し現金5.9億円でカバレッジ3.91倍と短期流動性は確保されているが、現金残高の急減と営業利益の急低下を踏まえると、営業CFの実額確認が資金繰り評価の鍵となる。
経常利益2.4億円に対し営業利益0.4億円で、非営業純増は約2.0億円。内訳は営業外収益2.7億円(受取配当金1.15億円、その他営業外収益1.55億円)が主体で、受取配当は投資有価証券6.8億円からの収益寄与が確認できる。受取配当金は売上高の2.0%に相当し、経常利益の約48%を占めるため、非営業収益への依存度は高い。営業利益率0.7%の低水準は販管費28.9億円(販管費率50.1%)の増加が主因で、給料及び手当や販促費など固定費・準固定費の増加が営業収益性を圧迫。アクルーアル面では売掛金が純利益を上回る規模で増加し、利益の現金裏付けは後退している。税引前利益2.4億円に対し実効税率43.5%と高税負担も収益質を低下させる要因。経常利益は営業外収益に支えられているが、営業ベースの収益力が脆弱であり、外的要因(受取配当の変動、販管費の固定性)に左右されやすい構造。
【業種内ポジション】(参考情報・当社調べ) 収益性: 営業利益率0.7%は業種中央値3.9%(IQR: 2.0%〜9.5%、n=12社)を大幅に下回り、業種内では最低水準圏に位置。純利益率2.3%も業種中央値2.2%(IQR: 0.5%〜6.3%)とほぼ同水準だが、営業基盤の脆弱性が際立つ。ROE 3.5%は業種中央値2.9%(IQR: 0.8%〜7.4%)をやや上回るが、レバレッジ効果によるもので営業収益性は下位。 健全性: 自己資本比率67.5%は業種中央値48.9%(IQR: 37.6%〜62.1%)を大幅に上回り、財務安全性は業種内で上位。流動比率163.7%も業種中央値188%(IQR: 133%〜273%)とほぼ同水準で短期支払能力は良好。 効率性: 総資産回転率1.02回は一般的な小売業の水準(年換算1.3〜1.5回)に照らしやや低め。売上高成長率+2.6%は業種中央値+6.7%(IQR: 0.4%〜11.7%)を大きく下回り、成長面では業種内劣後。 ※業種: 小売業(n=12社)、比較対象: 2025年第3四半期、出所: 当社集計
本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。