| 指標 | 当期 | 前年同期 | YoY |
|---|---|---|---|
| 売上高 | ¥2916.1億 | ¥2727.6億 | +6.9% |
| 営業利益 | ¥208.3億 | ¥173.4億 | +20.2% |
| 経常利益 | ¥225.7億 | ¥185.1億 | +22.0% |
| 純利益 | ¥157.4億 | ¥127.0億 | +24.0% |
| ROE | 8.5% | 7.3% | - |
2026年度Q3決算は、売上高2,916.1億円(前年比+188.5億円 +6.9%)、営業利益208.3億円(同+34.9億円 +20.2%)、経常利益225.7億円(同+40.6億円 +22.0%)、純利益157.4億円(同+30.4億円 +23.9%)と、増収増益基調が継続。粗利益率は17.9%へ前年から+0.7pt改善し、販管費率は10.8%へ抑制された結果、営業利益率は7.1%(前年6.4%から+0.7pt改善)を実現。営業外収益は18.6億円(前年12.4億円)へ増加し、受取配当金11.5億円と受取利息2.6億円の伸長が経常段階の利益押し上げに寄与。実効税率は30.5%と前年31.5%から約1.0pt低下し、最終利益の増益率は売上成長率を大きく上回った。
【収益性】ROE 8.5%(前年7.3%から+1.2pt改善)、営業利益率7.1%(前年6.4%から+0.7pt)、純利益率5.4%(前年4.7%から+0.7pt)。粗利益率17.9%(前年17.2%から+0.7pt)と販管費率10.8%(前年10.8%と横ばい)により営業レバレッジが発現。ROEのデュポン分解では純利益率5.4%、総資産回転率1.03回、財務レバレッジ1.53倍と、純利益率改善が主因。【キャッシュ品質】現金同等物638.8億円(前年比+144.9億円)、短期負債カバレッジ2.4倍(現金/流動負債)。有利子負債は2.3億円と極小でインタレストカバレッジ1,302倍、実質ネットキャッシュ。【投資効率】総資産回転率1.03回(前年0.98回から改善)、売掛金回転日数75.5日(前年102.3日から大幅短縮)。棚卸資産は245.5億円(前年比+18.7億円)へ増加も、在庫回転日数は30.7日。【財務健全性】自己資本比率65.6%(前年62.0%から+3.6pt)、流動比率236.0%、当座比率208.0%、負債資本倍率0.53倍。短期負債は270.5億円(全て買掛金等の営業債務主体)で満期リスクは限定的。投資有価証券318.3億円(前年比+118.6億円 +59.4%)と積み上がり、包括利益230.7億円を計上。
現金預金は前年比+144.9億円増の638.8億円へ積み上がり、営業増益と運転資本効率改善が資金創出に寄与。売掛金は前年比-161.7億円減の603.4億円となり、回収進展による運転資本のキャッシュ化が顕著。棚卸資産は+18.7億円増の245.5億円へ適度な積み増しにとどまり、買掛金は678.7億円(前年比-26.2億円減)となったが、売掛金縮小がネットで運転資本効率を改善。投資有価証券が+118.6億円と大幅増加し、包括利益230.7億円の積み上がりを通じて評価差額が増加。短期負債に対する現金カバレッジは2.4倍と十分で、流動性は極めて強固。有利子負債2.3億円に対し現金638.8億円と実質ネットキャッシュであり、財務CFでは配当支払いと自己株式取得による株主還元が主要な資金用途。
経常利益225.7億円に対し営業利益208.3億円で、非営業純増は約17.4億円。内訳は受取配当金11.5億円と受取利息2.6億円が主で、営業外収益が売上高の0.6%を占める。営業外収益は前年12.4億円から18.6億円へ+6.2億円増加し、金融収支の改善が経常段階の利益率を7.7%(前年6.8%から+0.9pt)へ押し上げた。売掛金の大幅縮小は回収進展を示唆し、収益の現金裏付けは良好。粗利率の+0.7pt改善は商品ミックス改善や価格改定浸透が示唆されるが、在庫の積み増しと買掛金の縮小は在庫管理の慎重姿勢を反映。営業利益率の改善は販管費抑制による営業レバレッジが主因で、継続性は売上成長と粗利率維持に依存。営業外収益の増加は金融環境と配当方針に依存する面があり、コア営業収益の質が重要となる。
【業種内ポジション】(参考情報・当社調べ) 収益性: ROE 8.5%(業種中央値4.0%を+4.5pt上回る)、営業利益率7.1%(業種中央値2.8%を+4.3pt上回る)、純利益率5.4%(業種中央値1.8%を+3.6pt上回る)。卸売業種内で収益性は上位に位置し、高粗利商材の取扱いと販管費効率の良さが差別化要因。総資産利益率5.6%も業種中央値2.2%を大幅に上回り、資産効率と利益率の両面で優位。健全性: 自己資本比率65.6%(業種中央値47.3%を+18.3pt上回る)、流動比率236.0%(業種中央値184.0%を大幅上回る)。ネットデット/EBITDA倍率は-27.6倍(実質ネットキャッシュ、業種中央値-2.1倍)で、財務耐性は業種内で極めて強固。成長性: 売上成長率+6.9%(業種中央値+1.1%を+5.8pt上回る)と、堅調な需要取込みが確認される。過去推移では営業利益率7.1%、純利益率5.4%は自社過去5期と比較して高水準を維持。総じて、業種内で収益性・健全性・成長性のすべてで上位に位置し、卸売業種のベンチマークとなる財務プロファイル。(業種: trading、N=14社、比較対象: 2025-Q3、出所: 当社集計)
本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。