| 指標 | 当期 | 前年同期 | YoY |
|---|---|---|---|
| 売上高 | ¥3530.2億 | ¥3108.3億 | +13.6% |
| 営業利益 | ¥1017.9億 | ¥867.0億 | +17.4% |
| 税引前利益 | ¥1050.4億 | ¥887.9億 | +18.3% |
| 純利益 | ¥743.5億 | ¥631.1億 | +17.8% |
| ROE | 13.8% | 13.1% | - |
2026年度Q3累計決算は、売上高3,530.2億円(前年比+421.9億円 +13.6%)、営業利益1,017.9億円(同+150.9億円 +17.4%)、経常利益1,036.1億円(同+156.5億円 +17.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益743.5億円(同+112.4億円 +17.8%)と、トップライン・ボトムラインともに二桁の増収増益を達成。売上総利益率は49.0%(前年47.4%から+1.6pt)と改善し、営業利益率は28.8%(前年27.9%から+0.9pt)へ拡大。純利益率も21.1%(前年20.3%から+0.8pt)と上昇し、収益性が全般的に向上した四半期となった。
【収益性】ROE 13.8%(前年同期比で改善、自社過去実績との比較で高水準)、営業利益率28.8%(前年27.9%から+0.9pt)、純利益率21.1%(前年20.3%から+0.8pt)、売上総利益率49.0%(前年47.4%から+1.6pt)、総資産利益率10.5%。【キャッシュ品質】現金及び現金同等物2,867.6億円、短期負債カバレッジ2.0倍、営業CF対純利益比率1.13倍、アクルーアル比率-1.3%で収益の現金裏付けは強固。【投資効率】総資産回転率0.497倍(年率換算0.66倍)、売上債権回転期間約100日、棚卸資産回転期間約25日。【財務健全性】自己資本比率75.5%(前年72.5%から+3.0pt)、流動比率324.0%、負債資本倍率0.32倍、ネットキャッシュポジション(現預金2,867.6億円に対し有利子負債計599.2億円)、実質D/E比率-0.42倍。金融費用3.32億円で対EBIT比は0.3%と極めて軽微であり、金利上昇耐性は高い。
営業CFは836.9億円で当期純利益743.5億円の1.13倍となり、利益の現金裏付けは良好。税引前利益1,050.4億円からの主な調整項目は減価償却費169.1億円、受取利息配当金-24.9億円、法人税支払-354.3億円。運転資本では売上債権の増加-128.8億円と棚卸資産の増加-71.8億円が資金流出要因となったが、買掛金の増加+20.7億円と契約負債の増加+110.6億円が部分的に相殺。契約負債の積み上がりは前受型収益の拡大を示す。投資CFは-449.1億円で、有形固定資産の取得-153.9億円、無形固定資産の取得-230.2億円が主因。財務CFは-330.7億円で、配当支払-247.1億円、自己株式の取得-90.0億円を実施。FCFは387.8億円を確保し、配当支払額を1.57倍カバーしており株主還元の持続性は高い。現金及び現金同等物は期首2,790.5億円から期末2,867.6億円へ+77.1億円増加し、潤沢な流動性を維持。
営業利益1,017.9億円に対し経常利益1,036.1億円で、営業外純益は18.2億円。内訳は受取利息配当金24.9億円、持分法投資利益11.3億円の計36.2億円の営業外収益に対し、支払利息3.32億円、為替差損等を含む営業外費用18.0億円。営業外収益は売上高の1.0%に相当し、本業外からの収益貢献は限定的。経常利益1,036.1億円から特別損益-13.3億円を経て税引前利益1,050.4億円(投資有価証券売却益等が寄与と推定)となり、非経常要因の影響は軽微。営業CFが純利益を13%上回っており、アクルーアル比率-1.3%と良好で、会計上の利益計上が現金創出に裏打ちされている。持分法投資利益11.3億円は純利益の1.5%程度であり、収益構造の中心は自社事業。
【業種内ポジション】(参考情報・当社調べ) 収益性: 営業利益率28.8%は業種中央値6.4%(IQR 2.0~13.5%、n=68、2025-Q3)を大幅に上回り、業種内で極めて高収益。純利益率21.1%は業種中央値4.8%(IQR 0.6~9.4%)の約4.4倍で、業種トップクラスの水準。ROE 13.8%は業種中央値7.3%(IQR 0.9~12.1%)を上回り、上位四分位に位置。総資産利益率10.5%は業種中央値3.8%(IQR 0.5~6.0%)を大きく上回る。 健全性: 自己資本比率75.5%は業種中央値55.2%(IQR 42.5~67.3%)を+20.3pt上回り、業種内で高位の財務安全性を確保。流動比率324.0%は業種中央値208.0%(IQR 156.0~301.0%)を上回り、短期流動性も良好。ネットデット/EBITDA倍率は実質マイナス(ネットキャッシュ)で、業種中央値-2.88(IQR -5.75~-0.29)と比較しても強固な無借金経営基盤。 成長性: 売上高成長率+13.6%は業種中央値+12.0%(IQR +2.0~+24.5%)に近く、業種平均的な成長ペース。ただし営業利益成長率+17.4%は売上成長を上回り、マージン改善が成長を加速。 ※業種: IT・通信業(N=68社)、比較対象: 2025年度Q3決算、出所: 当社集計
本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。