| 指標 | 当期 | 前年同期 | YoY |
|---|---|---|---|
| 売上高 | ¥2929.0億 | ¥2798.6億 | +4.7% |
| 営業利益 | ¥134.1億 | ¥111.3億 | +20.5% |
| 経常利益 | ¥155.2億 | ¥125.2億 | +24.0% |
| 純利益 | ¥110.8億 | ¥82.3億 | +37.4% |
| ROE | 8.3% | 6.4% | - |
2026年度Q3累計決算は、売上高2,929.0億円(前年比+130.4億円 +4.7%)、営業利益134.1億円(同+22.8億円 +20.5%)、経常利益155.2億円(同+30.0億円 +24.0%)、純利益110.8億円(同+28.5億円 +34.7%)と、増収増益を達成しました。売上増に加え営業効率改善により営業利益率は4.6%(前年4.0%から+0.6pt)へ上昇、為替差益13.9億円の計上で経常利益が営業利益を21.1億円上回る構造となっています。純利益の伸び率が売上を大きく上回る収益性改善が特徴です。
【収益性】ROE 7.8%(純利益率3.8%×総資産回転率1.37×財務レバレッジ1.61で算出)、営業利益率4.6%(前年4.0%から+0.6pt)、純利益率3.8%(前年2.9%から+0.9pt)。粗利益率19.5%は業種標準を下回る水準で改善余地を示唆。【キャッシュ品質】現金預金760.96億円で総資産の35.5%を占め、短期負債カバレッジ5.2倍と流動性は極めて高い。売掛金724.1億円で回収日数は約90日と業種中央値60.5日を上回り、キャッシュ化の遅延が課題。【投資効率】総資産回転率1.37倍は業種中央値0.68倍を大きく上回り、資産効率は良好。【財務健全性】自己資本比率62.2%(前年62.1%からほぼ横ばい)、流動比率213.0%、有利子負債22.9億円で負債資本倍率0.61倍と極めて保守的な資本構成。インタレストカバレッジ406倍で利払能力に余裕。
現金預金は前年比+45.2億円増の760.96億円へ積み上がり、増益による資金創出力が確認できます。運転資本効率では売掛金が前年比+45.1億円増の724.1億円となり売上増に対応した債権増加が見られる一方、買掛金は+28.1億円増加しサプライヤークレジット活用が進んでいます。短期借入金が前年0.80億円から1.45億円へ+81.2%増加し、長期借入金は41.53億円から21.43億円へ-48.4%減少しており、借入の短期シフトが確認できます。のれんが6.19億円から9.86億円へ+59.3%増加しM&A活動の活発化を示唆。流動資産1,620.1億円に対し流動負債760.5億円で、現金預金のみで短期負債の全額をカバー可能な状態にあり、短期的な支払能力は磐石です。
経常利益155.2億円に対し営業利益134.1億円で、非営業純増は約21.1億円。内訳は為替差益13.9億円が主因で、支払利息0.3億円は極めて軽微な水準です。営業外収益が売上高の0.7%程度を占め、その多くは為替関連の一時的要素です。粗利益率19.5%は業種水準と比較し低めで、利益改善は主にコスト管理と販管費効率化に依存する構造が見られます。営業利益の伸び率+20.5%が売上増+4.7%を大きく上回る点は営業レバレッジの効果を示す一方、為替差益等の非経常要素が経常利益を押し上げており、持続的な収益力の評価には経常項目の分離が必要です。売掛金回収日数が長いことから、利益のキャッシュ化には一定の時間を要する構造にあります。
【業種内ポジション】(参考情報・当社調べ) IT・通信業種(2025-Q3、N=99社)との比較では、以下の特徴が確認されます。収益性: 営業利益率4.6%は業種中央値8.0%を下回り、下位水準に位置。ROE 7.8%は業種中央値8.2%をやや下回るが概ね中位。純利益率3.8%は業種中央値5.6%を下回り改善余地あり。健全性: 自己資本比率62.2%は業種中央値59.5%を上回り、財務安全性は良好。流動比率213.0%は業種中央値213.0%とほぼ一致し標準的。効率性: 総資産回転率1.37倍は業種中央値0.68倍を大幅に上回り、資産効率は上位。売掛金回転日数約90日は業種中央値60.5日を30日程度超過し、回収効率は業種内で遅い水準。売上成長率+4.7%は業種中央値+10.5%を下回り、成長ペースはやや緩やか。ルール・オブ・40(成長率+利益率)は約9.3%で業種中央値20.0%を大幅に下回り、成長と収益性のバランスで改善余地が大きい。(業種: IT・通信、比較対象: 2025-Q3決算、出所: 当社集計)
本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。