| 指標 | 当期 | 前年同期 | YoY |
|---|---|---|---|
| 売上高 | ¥1602.7億 | ¥1607.8億 | -0.3% |
| 営業利益 | ¥108.6億 | ¥99.6億 | +9.1% |
| 経常利益 | ¥115.8億 | ¥102.2億 | +13.3% |
| 純利益 | ¥83.6億 | ¥72.9億 | +14.7% |
| ROE | 9.5% | 9.1% | - |
2026年度第3四半期連結決算は、売上高1,602.7億円(前年同期比-5.1億円 -0.3%)、営業利益108.6億円(同+9.0億円 +9.1%)、経常利益115.8億円(同+13.6億円 +13.3%)、当期純利益83.6億円(同+10.7億円 +14.7%)となった。売上横ばいの中で収益性が改善し、営業利益率は6.8%(前年6.2%から+0.6pt)、純利益率は5.2%(前年4.5%から+0.7pt)へ上昇した。ROEは9.5%で前年から改善し、営業CFは146.5億円と純利益の1.76倍に達するなど、現金創出力の高さが特徴である。短期借入金が63.3億円(前年22.2億円から+185%)へ増加したが、現金預金504.7億円が短期負債を8.0倍カバーし流動性は十分である。
【収益性】ROE 9.5%(前年から改善)、営業利益率 6.8%(前年6.2%から+0.6pt)、純利益率 5.2%(前年4.5%から+0.7pt)、EBITマージン 6.8%。純利益改善は売上原価コントロールと販管費抑制によるもので、粗利益率は18.2%。【キャッシュ品質】現金預金504.7億円、営業CF/純利益比率 1.76倍、フリーキャッシュフロー 141.1億円、現金/短期負債比率 8.0倍で高い現金創出力を示す。【投資効率】総資産回転率 0.93倍、設備投資/減価償却比率 0.34倍で投資は抑制傾向。投資有価証券は162.6億円へ増加し積極化が見られる。【財務健全性】自己資本比率 50.7%(前年46.6%から改善)、流動比率 185.1%、負債資本倍率 0.97倍、Debt/EBITDA 0.54倍で財務余力は大きい。【運転資本効率】売掛金回収日数77日、在庫回転日数67日で効率化余地がある。
営業CFは146.5億円で純利益83.6億円の1.76倍となり、利益の現金裏付けは良好である。投資CFは-5.4億円で設備投資2.9億円が主因だが、減価償却8.6億円を大きく下回る投資水準にある。フリーキャッシュフローは141.1億円と潤沢で、現金創出力は強い。現金預金は前年同期比+145.1億円増の504.7億円へ積み上がり、営業増益が資金蓄積に寄与した。短期借入金が前年22.2億円から63.3億円へ+41.1億円増加したが、十分な現金保有により短期負債に対する現金カバレッジは8.0倍で流動性は確保されている。投資有価証券が前年127.1億円から162.6億円へ+35.5億円増加し、ポートフォリオ拡大が進行している。運転資本では在庫が増加傾向にあり、在庫回転日数67日は効率改善の余地を示す。
経常利益115.8億円に対し営業利益108.6億円で、非営業純増は約7.2億円である。営業外収益の内訳は開示が限定的だが、受取配当金や持分法投資利益が寄与したと推定される。特別利益4.6億円が計上されており、投資有価証券売却益が主因と見られる。営業CFが純利益を1.76倍上回っており、利益の現金転換率は高く収益の質は良好である。ただし、特別利益や投資有価証券の評価益は一過性要因であり、再現性には注意が必要である。営業利益率の改善は粗利改善と販管費コントロールによるもので、構造的な収益性向上が進んでいる。粗利率18.2%は業界水準と比較して改善余地があり、今後の持続性は売上原価管理と販管費効率化の継続にかかる。
【業種内ポジション】(参考情報・当社調べ)収益性: 営業利益率6.8%は業種中央値3.2%を大きく上回り上位水準。純利益率5.2%も業種中央値2.0%を上回り収益性は高い。ROE 9.5%は業種中央値3.7%を大きく上回り、資本効率は良好である。健全性: 自己資本比率50.7%は業種中央値47.8%とほぼ同水準で財務安定性は確保されている。流動比率185.1%は業種中央値188.0%と同等で短期流動性は十分。効率性: 総資産回転率0.93倍は業種中央値1.06倍をやや下回り資産効率は平均以下。売掛金回収日数77日は業種中央値73.6日を上回り、在庫回転日数67日も業種中央値51.0日を上回るなど運転資本効率は業種内で劣後している。成長性: 売上高成長率-0.3%は業種中央値+2.6%を下回り成長は停滞している。(業種: 卸売業、対象15社、2025年Q3、出所: 当社集計)
本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。