| 指標 | 当期 | 前年同期 | YoY |
|---|---|---|---|
| 売上高 | ¥3068.4億 | ¥2792.7億 | +9.9% |
| 営業利益 | ¥303.5億 | ¥251.7億 | +20.6% |
| 税引前利益 | ¥314.4億 | ¥255.8億 | +22.9% |
| 純利益 | ¥224.2億 | ¥175.3億 | +27.4% |
| ROE | 13.0% | 10.2% | - |
2025年度第3四半期累計決算は、売上高3,068.4億円(前年同期比+275.7億円 +9.9%)、営業利益303.5億円(同+51.8億円 +20.6%)、経常利益314.4億円(同+59.3億円 +23.2%)、当期純利益224.2億円(同+48.9億円 +27.9%)と全ての利益段階で二桁増益を達成した。売上成長率9.9%に対し営業利益が20.6%増と利益率改善が鮮明で、営業利益率は9.9%(前年同期9.0%から+0.9pt)へ拡大している。通期予想は売上高4,270億円(前年比+9.0%)、営業利益426億円(同+9.0%)、当期純利益290億円(同+7.5%)で、第3四半期累計進捗率は売上高71.9%、営業利益71.2%、当期純利益77.3%と順調である。
【収益性】ROE 12.9%(前年同期から改善)、営業利益率 9.9%(前年同期9.0%から+0.9pt)、純利益率 7.3%(前年同期6.3%から+1.0pt)、総資産利益率(ROA)7.0%。売上総利益は819.1億円で粗利益率26.7%。持分法投資利益11.3億円が経常利益を下支え。【キャッシュ品質】現金及び現金同等物507.8億円、営業キャッシュフロー340.1億円、営業CF対純利益比率1.53倍と利益の現金裏付けは良好、フリーキャッシュフロー173.1億円を創出。【投資効率】総資産回転率0.96回転、売掛金回転日数(DSO)82日。棚卸資産44.3億円で回転日数4.4日。【財務健全性】自己資本比率53.3%(前年51.0%から改善)、有利子負債182.7億円、Debt-to-Capital比率9.6%と低レバレッジ、財務レバレッジ1.85倍、負債資本倍率0.85倍。無形固定資産380.9億円、のれん32.5億円(前年25.4億円から+28.1%増)、使用権資産231.4億円、リース負債合計243.9億円(流動67.5億円、固定176.4億円)を保有。
営業キャッシュフローは340.1億円で当期純利益224.2億円に対し1.53倍となり、利益の現金裏付けは強固である。営業CF小計491.6億円の内訳では、売上債権の回収改善により188.1億円のキャッシュ増(売掛金回転改善効果)、棚卸資産の減少や仕入債務の変動は-50.5億円のキャッシュ減となった。投資キャッシュフローは-167.0億円で、有形固定資産の取得101.8億円と無形固定資産取得64.9億円が主因である。財務キャッシュフローは-233.6億円で、配当金支払117.4億円、自己株式取得96.8億円、短期借入金の純減24.6億円を実施した。フリーキャッシュフローは173.1億円となり、総還元(配当+自己株買い)214.1億円に対しカバレッジ0.81倍となる。現金及び現金同等物は前年末から-110.1億円減の507.8億円へ低下したが、営業増益による資金創出力は高水準を維持している。
経常利益314.4億円に対し営業利益303.5億円で、営業外損益純額は+10.9億円のプラス寄与となった。内訳は持分法投資利益11.3億円、受取利息3.9億円、受取配当金3.4億円、為替差益が主である一方、支払利息3.3億円が差し引かれている。営業外収益は売上高の0.9%を占め、主に持分法投資収益と金融収益である。営業キャッシュフローが当期純利益を1.53倍上回っており、アクルーアル比率は-3.7%と低水準で、収益の質は良好である。売上債権回収の改善(188.1億円の運転資本改善)が営業CFを押し上げる一方、仕入債務や契約負債など他の運転資本項目は-50.5億円のマイナス寄与となった。経常利益の大半は営業本業に由来し、一時的収益への依存度は限定的である。実効税率は約28.7%で、税引前利益314.4億円から当期純利益222.4億円への転換は標準的水準にある。
【業種内ポジション】(参考情報・当社調べ) 収益性: 営業利益率9.9%は業種中央値8.0%(IQR: 3.4%〜17.4%)を上回り、純利益率7.3%も業種中央値5.6%(IQR: 2.2%〜12.0%)を上回る。ROE 12.9%は業種中央値8.2%(IQR: 3.5%〜13.3%)を4.7pt上回り、自社の資本効率は業種内で上位に位置する。ROA 7.0%も業種中央値4.2%(IQR: 1.4%〜7.0%)を上回る。 健全性: 自己資本比率53.3%は業種中央値59.5%(IQR: 43.7%〜72.8%)をやや下回るが、Debt-to-Capital 9.6%と低レバレッジであり健全性は十分である。財務レバレッジ1.85倍は業種中央値1.66倍をやや上回る。 効率性: 総資産回転率0.96回転は業種中央値0.68回転(IQR: 0.52〜0.95)を大きく上回り、資産効率は良好。売掛金回転日数82日は業種中央値60.5日(IQR: 46.0〜79.9日)を上回り改善余地がある。営業運転資本回転日数のモニタリングが必要。 成長性: 売上高成長率9.9%は業種中央値10.5%(IQR: -1.6%〜20.5%)とほぼ同水準で、業種内中位の成長ペースである。 ※業種: IT・通信(N=99社)、比較対象: 2025年第3四半期、出所: 当社集計
本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。