| 指標 | 当期 | 前年同期 | YoY |
|---|---|---|---|
| 売上高 | ¥297.4億 | ¥264.4億 | +12.5% |
| 営業利益 | ¥17.0億 | ¥11.0億 | +54.9% |
| 経常利益 | ¥20.8億 | ¥14.2億 | +46.1% |
| 純利益 | ¥14.3億 | ¥9.4億 | +51.5% |
| ROE | 4.4% | 3.1% | - |
2026年度第3四半期累計決算は、売上高297.4億円(前年同期比+33.0億円 +12.5%)、営業利益17.0億円(同+6.0億円 +54.9%)、経常利益20.8億円(同+6.6億円 +46.1%)、当期純利益14.3億円(同+4.9億円 +51.5%)と増収増益を達成。営業利益率は5.7%で前年同期から約2.4pt改善し、売上拡大に伴う営業レバレッジが利益成長を牽引。通期予想は売上高400億円(+12.4%)、営業利益18.5億円(+17.2%)、経常利益24.0億円(+15.5%)で、第3四半期終了時点の進捗率は売上74.3%、営業利益91.9%と順調に推移。ROEは4.4%で資本効率面に改善余地が残るものの、流動比率267.2%、利息カバレッジ424.8倍と財務安定性は高水準を維持。
【収益性】ROE 4.4%(前年同期比で改善傾向、デュポン分解では純利益率4.8%×総資産回転率0.647×財務レバレッジ1.41倍)、営業利益率5.7%(前年同期比約2.4pt改善)、売上総利益率19.5%、税引前利益率7.1%、実効税率32.1%。営業利益は16.99億円で前年比+54.9%と大幅増加し、売上増に伴う固定費分散効果が発現。【キャッシュ品質】現金預金46.31億円、短期負債カバレッジ0.38倍(現金預金/流動負債122.92億円)、運転資本205.53億円で売掛金98.31億円が総資産比21.4%を占める。利息カバレッジは営業利益16.99億円/支払利息0.04億円で約424.8倍と利払い余力は極めて高い。【投資効率】総資産回転率0.647倍、ROICは4.1%と低位で改善課題が存在。無形固定資産は1.28億円で前年比+42.2%、投資その他資産は53.79億円で同+25.5%と長期性資産への投資が拡大。【財務健全性】自己資本比率70.8%(前年70.3%から微増)、流動比率267.2%、負債資本倍率0.41倍、有利子負債5.00億円で総資産比1.1%に留まる。短期負債比率100%で流動負債が負債総額の91.6%を占める構成となっており、リファイナンス動向の監視が必要。
キャッシュフロー計算書の詳細開示がないため、貸借対照表推移から資金動向を分析する。現金預金は前年同期比で微減の46.31億円となり、増益基調にもかかわらず現金積み上がりは限定的。運転資本効率では、売掛金が98.31億円で前年並みの水準を維持し、回収サイクルは安定。棚卸資産は61.89億円で総資産比13.5%、在庫回転による資金拘束が一定程度存在。流動負債122.92億円のうち短期借入金は5.00億円に留まり、買掛金等の営業債務が主体。現金預金46.31億円に対し短期借入金5.00億円のカバレッジは9.3倍で、短期債務返済余力は十分。投資活動では投資その他資産が前年比+10.93億円増加しており、有価証券投資や長期性資産への配分が進行。財務活動では有利子負債残高が低位に抑制されており、内部留保による財務安定性重視の姿勢が確認できる。
経常利益20.8億円に対し営業利益17.0億円で、営業外収益の純増は約3.8億円。営業外収益は4.42億円(受取配当金0.30億円、受取利息0.14億円を含む)で、金融収益が経常利益を補完する構造。営業外収益が売上高の1.5%を占め、その構成は受取配当金、受取利息のほか為替差益等が寄与。営業外費用は0.63億円と小規模で、支払利息0.04億円は極めて軽微。税引前利益21.09億円から税金費用6.78億円を控除した当期純利益14.30億円で、実効税率32.1%は適正水準。営業キャッシュフローの開示がないため収益の現金裏付けは直接確認できないが、売掛金水準が前年並みで維持されている点、流動性指標が高位にある点から、利益の質は概ね良好と推定される。ただし、運転資本が総資産の44.7%を占める構成は、売掛金回収動向が資金繰りに与える感応度が高いことを示唆。
【業種内ポジション】(参考情報・当社調べ) 収益性: ROE 4.4%は業種中央値4.0%(2025年第3四半期、n=14社)を0.4pt上回り中位圏。営業利益率5.7%は業種中央値2.8%(IQR: 1.2%〜3.5%)を2.9pt上回り、業種内で上位の収益性を確保。純利益率4.8%は業種中央値1.8%(IQR: 0.9%〜3.3%)を3.0pt上回り、利益率面では優位なポジション。 健全性: 自己資本比率70.8%は業種中央値47.3%(IQR: 41.8%〜53.2%)を23.5pt上回り、業種内で高位の財務安定性。流動比率267.2%(2.67倍)は業種中央値1.84倍(IQR: 1.61〜2.31倍)を大きく上回り、短期支払能力は業種トップクラス。ネットデット/EBITDA倍率はマイナス(実質無借金)で業種中央値-2.14も上回る健全性。 効率性: 総資産利益率(ROA)は当期純利益14.30億円/総資産459.40億円で3.1%、業種中央値2.2%(IQR: 1.0%〜4.0%)を0.9pt上回る。売上高成長率+12.5%は業種中央値1.1%(IQR: -5.7%〜8.6%)を大幅に上回り、業種内で高成長を実現。 ※業種: 卸売業(trading、14社)、比較対象: 2025年第3四半期、出所: 当社集計
本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。