| 指標 | 当期 | 前年同期 | YoY |
|---|---|---|---|
| 売上高 | ¥107.3億 | ¥112.4億 | -4.6% |
| 営業利益 | ¥3.9億 | ¥6.2億 | -37.7% |
| 経常利益 | ¥4.3億 | ¥6.7億 | -35.5% |
| 純利益 | ¥2.6億 | ¥4.5億 | -44.1% |
| ROE | 5.4% | 9.7% | - |
野崎印刷紙業の2026年度Q3(累計9カ月)連結決算は、売上高107.3億円(前年比-5.1億円 -4.6%)、営業利益3.9億円(同-2.4億円 -37.7%)、経常利益4.3億円(同-2.4億円 -35.5%)、純利益2.6億円(同-2.0億円 -44.1%)となった。売上減に伴い営業利益率は3.6%(前年5.6%から-2.0pt)へ縮小し、収益性が前年同期から大きく低下した。通期会社予想は売上高140.0億円(前年比-3.9%)、営業利益4.7億円(同-31.8%)であり、Q4での回復を前提としている。短期借入金が前年比+7.3億円増の17.7億円へ増加し、資金繰りの変化が確認される。
【収益性】ROE 5.2%(前年5.8%から低下)、営業利益率 3.6%(前年5.6%から-2.0pt)、純利益率 2.3%(前年3.9%から-1.6pt)。粗利益率は19.4%にとどまり、販管費16.9億円がほぼ横ばいで推移する中、売上減少により営業レバレッジがネガティブに作用。総資産利益率は2.2%(前年4.1%から低下)。【キャッシュ品質】現金同等物16.0億円、短期負債29.0億円に対する現金カバレッジは0.55倍。インタレストカバレッジは約25倍で利払い余力は維持。【投資効率】総資産回転率 0.98倍(前年1.05倍から低下)、財務レバレッジ 2.32倍。売掛金及び契約資産23.6億円、在庫資産7.8億円の水準が高止まりし資産効率が低下。【財務健全性】自己資本比率 43.1%(前年43.4%からほぼ横ばい)、流動比率 110.0%、当座比率 95.8%、負債資本倍率 1.32倍。有利子負債32.4億円のうち短期借入金が17.7億円(前年比+70.3%)と急増し、短期負債比率が54.7%へ上昇。
現金預金は前年比-0.2億円減の16.0億円でほぼ横ばいとなった。短期借入金が前年10.4億円から17.7億円へ+7.3億円増加しており、運転資金需要の増加または営業キャッシュ創出力の低下が推測される。売掛金及び契約資産は前年22.8億円から23.6億円へ+0.8億円増加し、売上減少下での売掛金増加は回収サイトの長期化を示唆する。在庫資産は7.8億円で前年7.4億円から+0.5億円増加し、在庫回転の鈍化が資金を固定化している。買掛金は前年9.4億円から9.0億円へ-0.4億円減少し、サプライヤークレジット活用余地が縮小。固定資産は前年65.0億円から66.4億円へ+1.4億円増加し、設備投資が継続されている。短期負債29.0億円に対する現金カバレッジは0.55倍で、流動性はタイトな水準にある。
経常利益4.3億円に対し営業利益3.9億円で、非営業純益は約0.4億円。営業外収益は受取配当金等の金融収益が主体と推定され、営業外費用には支払利息0.2億円が含まれる。営業外収益・費用の純額は経常利益と営業利益の差分として約0.4億円のプラスであり、売上高107.3億円に対して0.4%程度と小規模。売上原価率は約80.6%と高水準で推移し、製造コスト圧力が粗利益率を圧迫している。純利益2.6億円に対する税金・非支配持株等の負担率は約39.3%であり、実効税率はほぼ標準的な水準。営業CFデータが開示されていないため現金裏付けは直接評価できないが、短期借入金の増加傾向から見て、収益の現金化が利益額に対して遅れている可能性がある。
【業種内ポジション】(参考情報・当社調べ) 収益性: 営業利益率 3.6%は業種中央値7.3%(IQR 4.6%-12.0%、2025年Q3、N=65社)を3.7pt下回り、業種内では収益性が低位にある。純利益率2.3%も業種中央値5.4%(IQR 3.5%-8.9%)を3.1pt下回る。ROE 5.2%は業種中央値4.9%(IQR 2.8%-8.2%)をわずかに上回るものの、第1四分位付近に位置し業種内では中位からやや下位の水準。 健全性: 自己資本比率 43.1%は業種中央値63.9%(IQR 51.5%-72.3%)を20.8pt下回り、負債依存度が高い。流動比率 1.10倍は業種中央値2.67倍(IQR 2.00-3.56倍)を大きく下回り、短期流動性は業種内で劣後する。 効率性: 総資産利益率2.2%は業種中央値3.3%(IQR 1.8%-5.1%)を1.1pt下回り、資産効率は業種内でやや低位。 成長性: 売上高成長率-4.6%は業種中央値+2.8%(IQR -0.9%~+7.9%)を7.4pt下回り、業種内では減収基調が顕著。 ※業種: 製造業(N=65社)、比較対象: 2025年Q3決算期、出所: 当社集計
本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。