| 指標 | 当期 | 前年同期 | YoY |
|---|---|---|---|
| 売上高 | ¥325.9億 | ¥347.1億 | -6.1% |
| 営業利益 | ¥13.9億 | ¥17.9億 | -22.2% |
| 経常利益 | ¥15.8億 | ¥19.7億 | -19.6% |
| 純利益 | ¥11.2億 | ¥13.3億 | -15.8% |
| ROE | 6.9% | 7.1% | - |
2026年度第3四半期累計期は売上高325.9億円(前年同期比-21.2億円 -6.1%)、営業利益13.9億円(同-4.0億円 -22.2%)、経常利益15.8億円(同-3.9億円 -19.6%)、純利益11.2億円(同-2.1億円 -15.8%)と減収減益で着地。減収の主因は売上構成の悪化と販売数量減少、減益の主因は粗利率の低下(16.4%)と固定費負担の相対増。営業利益率は4.3%で前年同期から-1.2pt縮小し、収益性が低下。会社は通期で売上高469.0億円(前年比+0.6%)、営業利益19.5億円(同-19.5%)を予想しており、下期での売上回復が前提となる。
【収益性】ROE 6.9%(前年同期比-0.3pt)、営業利益率 4.3%(前年5.2%から-0.9pt)、純利益率 3.4%(前年3.8%から-0.4pt)、総資産利益率 4.2%。デュポン分析では純利益率3.4%×総資産回転率1.225倍×財務レバレッジ1.64倍でROE 6.9%を構成し、利益率低下が主因で収益性が悪化。売上総利益率は16.4%で前年同期を下回り、粗利率低下が営業減益を招いている。【キャッシュ品質】現金同等物58.0億円(前年同期81.3億円から-28.6%)、営業CF/純利益比率 0.54倍と利益の現金裏付けが弱く、売掛金回収期間は約78日で運転資本効率に課題。短期負債に対する現金カバレッジは5.8倍で手元流動性は確保されている。【投資効率】総資産回転率 1.225倍(前年1.193倍から微増)、設備投資/減価償却 0.01倍と成長投資が極めて小さく、将来の生産能力維持に懸念。【財務健全性】自己資本比率 60.8%(前年64.2%から-3.4pt)、流動比率 227.9%、当座比率 190.1%で流動性指標は良好。有利子負債10.5億円、ネットデット/EBITDA 0.67倍と低水準で財務負担は軽微だが、短期負債比率95.2%と短期債務の構成比が高い点は満期リスクを伴う。負債資本倍率は0.64倍で保守的。
営業CFは6.0億円で純利益11.2億円に対し0.54倍にとどまり、利益の現金裏付けが弱い。主因は売掛金回収期間の長期化(約78日)と運転資本効率の低さ。投資CFは-22.0億円で期中の子会社取得等が主因。財務CFは-7.3億円で内訳は配当支払13.8億円と自社株買い2.5億円の株主還元を実施し、借入金返済等を行った結果。フリーキャッシュフローは-16.0億円で、配当と自社株買いの合計16.3億円を営業CFで賄えておらず、既存現金の取り崩しで対応。現金預金は前年同期比23.2億円減の58.0億円へ減少し、投資支出と株主還元が資金流出を招いている。短期負債に対する現金カバレッジは5.8倍で流動性は確保されているが、マイナスFCF継続は資金繰りの持続性を圧迫する要因。
経常利益15.8億円に対し営業利益13.9億円で、営業外収益は純増1.9億円。内訳は受取利息・配当金が主であり金融収益が経常利益を下支え。営業外収益が売上高の約0.6%を占め、営業損益が収益構造の中心。特別損益では投資有価証券売却益等の一時要因が混在しており、継続的な収益貢献は限定的。営業CF/純利益が0.54倍と低く、利益と現金の乖離が大きいため収益の質は低い。アクルーアル比率1.9%で極端に高くはないが、営業CFの弱さが主因で利益計上と現金回収のタイミングにずれが生じている。売掛金や電子記録債権の回収遅延、運転資本管理の非効率が収益の質を低下させており、改善余地が大きい。
【業種内ポジション】(参考情報・当社調べ) 収益性: ROE 6.9%(業種中央値3.7%を上回り上位水準)、営業利益率 4.3%(業種中央値3.2%を+1.1pt上回る)、純利益率 3.4%(業種中央値2.0%を+1.4pt上回る)で収益性指標は業種内で相対的に良好。 健全性: 自己資本比率 60.8%(業種中央値47.8%を+13.0pt上回り財務基盤は強固)、流動比率 227.9%(業種中央値188.0%を大きく上回り流動性は高い)。ネットデット/EBITDA 0.67倍は業種中央値-2.14倍と比較し正値だが、低水準で財務負担は軽微。 効率性: 総資産回転率 1.225倍(業種中央値1.06倍を上回り資産効率は良好)。売掛金回転日数約78日(業種中央値73.6日を上回り回収がやや遅い)、棚卸資産回転日数は業種中央値51.0日に対し評価可能。 成長性: 売上高成長率-6.1%(業種中央値+2.6%を下回り減収)で、業種内では苦戦している。EPS成長率は前年比マイナスで業種中央値+0.31を下回る。 ※業種: 卸売業(N=15)、比較対象: 2025年第3四半期累計、出所: 当社集計
本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。