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70792026 第3四半期グロースJGAAP

WDBココ(7079) 2026年度第3四半期決算 減収・営業益36%減

2026年度第3四半期の売上高は36.3億円(前年同期比-8.8%)、営業利益は6.6億円(同-36.0%)。以下、セグメント別の増減要因とキャッシュフローを確認します。

情報通信・サービスその他/サービス業


クイックビュー

指標当期前年同期YoY
売上高¥36.3億¥39.8億−8.8%
営業利益¥6.6億¥10.3億−36.0%
経常利益¥6.6億¥10.3億−35.8%
純利益¥4.6億¥6.6億−30.5%
ROE10.0%15.3%-

Executive Summary

2026年3月期第3四半期累計決算は、売上高36.3億円(前年比-3.5億円 -8.8%)、営業利益6.6億円(同-3.7億円 -36.0%)、経常利益6.6億円(同-3.7億円 -35.8%)、純利益4.6億円(同-2.0億円 -30.5%)となった。市販後業務特化型CROとして、安全性情報管理サービスにおける一部顧客の委託業務範囲見直しと副作用情報収集数の減少により3.5億円の売上減少が発生。新規顧客からの受託案件稼働はあったものの減収を補えず、稼働率低下と責任者層増強による売上原価0.3億円増が重なり、営業利益率は前年同期25.9%から18.1%へ7.8pt低下した。財務面では現金預金36.6億円、自己資本比率83.0%と健全性は高いが、通期予想達成には第4四半期での業績回復が必要となる。

業績変動要因

【売上高】市販後業務特化型CROとして単一事業を展開。第3四半期累計では前年同期比3.5億円減(-8.8%)の減収となった。安全性情報管理サービスにおいて、一部顧客の委託業務範囲見直しと副作用情報収集数の減少により約3.5億円の売上減少が発生したことが主因。複数の新規顧客からの受託案件が稼働したものの、既存顧客の業務量減少を補うには至らなかった。売上総利益率は33.8%と前年同期40.3%から6.5pt低下。これは業務量減少による稼働率低下と、受託業務実施体制構築のための責任者層増強により売上原価が0.3億円増加したことによる。

【損益】営業利益は6.6億円(前年比-3.7億円 -36.0%)と大幅減益。売上総利益の減少2.4億円に加え、営業・間接部門の増強により販管費が増加し、営業利益率は18.1%(前年同期25.9%から7.8pt低下)となった。経常利益は6.6億円で営業利益とほぼ同水準。受取利息0.03億円が計上されたものの営業外損益は軽微であり、利益構造は本業のマージンに依存している。税引前利益6.6億円から実効税率31.0%を適用し、純利益は4.6億円(前年比-30.5%)となった。経常利益と純利益の乖離は小さく、一時的な特別損益は確認されない。賞与引当金が前年同期比1.1億円増(+76.0%)と大幅に増加しており、人件費関連費用の増加が利益を圧迫している。

結論として、既存顧客の業務減少による減収と、成長投資としての組織増強費用増により、減収減益となった。

セグメント別分析

市販後業務特化型CROとして単一セグメントで事業を展開しており、セグメント別の営業損益開示はない。主力サービスは安全性情報管理、市販後調査(PMS)、臨床研究の3本柱で構成される。第3四半期累計では安全性情報管理サービスにおける一部顧客の委託業務範囲見直しと副作用情報収集数減少が全社業績を圧迫した。新規顧客からの受託案件は複数稼働したものの、既存顧客の業務量減少を補えず、全社ベースで減収減益となった。営業利益率18.1%は業種内では高水準を維持しているものの、前年同期25.9%から7.8pt低下しており、稼働率改善と固定費コントロールが課題となっている。

主要財務指標

収益性: ROE 10.0%(前年11.9%)、営業利益率 18.1%(前年同期25.9%)、純利益率 12.6%(前年同期16.5%) キャッシュ品質: 営業CF/純利益比率は未開示。現金預金は36.6億円と総資産の66.6%を占める潤沢な水準 投資効率: 総資産回転率 0.66回転(前年0.71回転) 財務健全性: 自己資本比率 83.0%(前年77.0%)、流動比率 683.6%(前年446.8%)、負債資本倍率 0.21倍(前年0.30倍)、現金預金 36.6億円 デュポン分解: ROE 10.0% = 純利益率12.6% × 総資産回転率0.66 × 財務レバレッジ1.21倍

キャッシュフロー分析

キャッシュフロー計算書の詳細は未開示のため、営業CF、投資CF、財務CFの個別金額は記載できない。現金預金残高は36.6億円と前年同期比でほぼ横ばいで推移しており、流動性は極めて高い水準を維持している。流動比率683.6%、当座比率683.6%は短期支払能力が十分であることを示す。負債合計は9.4億円(前年比-3.5億円 -27.4%)と大幅に減少しており、とりわけ流動負債が7.1億円(前年比-3.7億円 -34.6%)に縮小したことから、借入返済や支払債務の削減が進んだと推察される。支払利息は実質ゼロであり金利負担は軽微。仕掛品に関する品質アラートが指摘されており、運転資本管理の改善余地がある。現金創出評価: 強い(豊富な現金残高と低負債により財務余力は極めて高い)

収益の質

経常利益6.6億円と純利益4.6億円の乖離は税効果によるものであり、実効税率31.0%は標準的な水準。一時的な特別損益は確認されず、利益は本業の収益力に基づいている。営業外収益は受取利息0.03億円のみで、売上高の1%未満と軽微。営業利益6.6億円(営業利益率18.1%)と経常利益6.6億円がほぼ一致しており、営業外損益の影響は小さい。賞与引当金が前年同期比1.1億円増(+76.0%)と大幅に増加している点は、人員増強による人件費負担増または計上タイミングの変更を示唆する。営業CFの詳細が未開示のため、利益の現金裏付け(アクルーアル分析)は評価できないが、現金預金残高が高水準を維持していることから、収益の質に重大な懸念は見られない。

業績予想・ガイダンス

通期予想は売上高50.6億円(前期比-5.0%)、営業利益11.1億円(同-14.9%)、経常利益11.1億円(同-15.1%)、純利益7.5億円(同-17.8%)。第3四半期累計の進捗率は売上高71.8%、営業利益59.3%、経常利益59.6%、純利益60.9%。営業利益以下の進捗率は約60%と標準進捗(Q3=75%)を15pt下回っており、通期予想達成には第4四半期で残り約4.5億円の営業利益(Q3累計の約68%相当)の計上が必要となる。会社側は予想修正を行っておらず、第4四半期での売上回復と稼働率改善により収益性向上を見込んでいると推察される。新規案件の本格稼働と組織増強効果の発現がカギとなる。

株主還元

期末配当予想は80円、年間配当予想は95円(前期80円から15円増配)。通期純利益予想7.5億円に対する配当総額は2.3億円で、配当性向は30.5%(前期35.8%)。配当性向は60%を大幅に下回っており、利益水準からは持続可能な範囲にある。現金預金36.6億円、自己資本比率83.0%と財務余力は十分であり、減益下においても増配方針を維持する株主還元姿勢を示している。自社株買いの実施は記載されておらず、総還元性向は配当性向と同水準の30.5%。配当利回りや配当性向の中長期的な引き上げを通じた株主還元強化の方針が示されている。

カタリスト

【短期】第4四半期の業績回復動向。通期予想達成には残り約4.5億円の営業利益計上が必要であり、新規受託案件の稼働状況と既存顧客の業務量回復が注目される。2026年2月26日に予定されているオンライン説明会での経営陣の見通し説明も重要。 【長期】受託業務実施体制構築のための責任者層増強と営業・間接部門増強の効果発現。組織基盤強化による新規顧客開拓と受注拡大がいつ利益貢献につながるかが焦点。安全性情報管理、市販後調査、臨床研究の3本柱を軸とした市販後業務特化型CROとしての専門性強化による競争優位性確立。

業種ベンチマーク(参考・当社調べ)

【業種内ポジション】(参考情報・当社調べ) 収益性: 営業利益率 18.1%(業種中央値8.0%を10.1pt上回る)、純利益率 12.6%(業種中央値5.6%を7.0pt上回る)、ROE 10.0%(業種中央値8.2%を1.8pt上回る) 健全性: 自己資本比率 83.0%(業種中央値59.5%を23.5pt上回る)、流動比率 6.84倍(業種中央値2.13倍を大きく上回る) 効率性: 総資産回転率 0.66回転(業種中央値0.68回転をわずかに下回る) 成長性: 売上高成長率 -8.8%(業種中央値10.5%を19.3pt下回る) 当社は業種内で収益性と財務健全性において上位に位置するが、売上高成長率は業種平均を大きく下回っている。高い利益率と資本効率は競争優位性を示す一方、成長性の回復が課題となっている。 (業種: IT・通信、比較対象: 2025年第3四半期、出所: 当社集計)

リスク要因

  1. 顧客の委託業務範囲見直しリスク: 安全性情報管理サービスにおいて一部顧客の委託業務範囲見直しにより約3.5億円の売上減少が発生。顧客の内製化や契約条件変更が継続する場合、売上基盤が不安定化するリスク。影響は通期売上の約7%に相当。
  2. 稼働率低下による収益性悪化リスク: 業務量減少により稼働率が低下し、営業利益率は前年同期25.9%から18.1%へ7.8pt低下。固定費比率の高いビジネスモデルにおいて、稼働率改善が遅れれば収益性の低迷が長期化する。
  3. 仕掛品過剰と運転資本管理リスク: 仕掛品比率100%の品質アラートが指摘されており、仕掛品の滞留や在庫評価損発生のリスク。受注から完成までのリードタイム長期化や案件進捗の遅延が運転資本を圧迫する可能性。

決算上の注目ポイント

  1. 高収益性と財務余力の併存: 営業利益率18.1%、自己資本比率83.0%、現金預金36.6億円と、減益下でも高い収益性と財務健全性を維持している点は注目に値する。組織増強費用が先行投資であれば、中長期的な成長余力を示唆する。
  2. 第4四半期での業績回復の実現可能性: 通期予想達成には第4四半期で営業利益4.5億円(Q3累計の約68%)の計上が必要であり、実現すれば稼働率改善と組織増強効果の早期発現を意味する。進捗率60%からの挽回が可能かが短期的な注目ポイント。
  3. 成長投資と収益性のバランス: 責任者層増強や営業・間接部門増強は将来の受注拡大に向けた先行投資であり、短期的には利益率を圧迫するが、長期的な競争力強化につながる可能性がある。投資効果の発現時期と既存顧客の業務量回復動向が中期的な業績トレンドを左右する。

本レポートはXBRL決算短信データとPDF決算説明資料をAIが統合分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。


AI財務分析

総括

2026年度Q3累計は、売上高36.32億円(前年同期比8.8%減)、営業利益6.59億円(同36.0%減)となり、減収に加えて収益性が大きく低下した。売上総利益は12.28億円で、前年同期の16.07億円から3.79億円減少した。売上総利益率は33.8%と、前年同期の40.4%から654bp低下した。販管費は5.69億円と前年同期比1.3%減にとどまり、売上減少率を上回る固定費負担が営業レバレッジを悪化させた。販管費率は15.7%で、前年同期の14.5%から118bp上昇した。営業利益率は18.1%となり、前年同期の25.9%から772bp縮小した。それでも営業利益率は15%超の優良水準を維持している。経常利益は6.62億円で営業利益とほぼ同額であり、営業外損益への依存は限定的である。営業外収益は受取利息0.03億円が中心で、売上高比0.1%未満にとどまる。当期純利益は4.57億円、純利益率は12.6%で、前年同期の16.5%から394bp低下した。実効税率は31.0%であり、税引前利益6.63億円に対する税負担は概ね通常の範囲にある。デュポン分解によるROEは13.4%で、10~15%の良好水準に位置するが、前年同期比での利益減少は資本収益性への下押し要因となる。現金預金は36.61億円、純資産は45.61億円であり、収益鈍化局面でも財務的な耐性は高い。通期会社予想に対するQ3累計の売上進捗率は71.7%、営業利益進捗率は59.3%、純利益進捗率は60.9%である。通期計画達成にはQ4に営業利益4.53億円、営業利益率31.7%が必要となるため、Q3までの18.1%から大幅な利益率回復が求められる。投資判断上は、粗利益率の低下要因、Q4に予定される利益回復の確度、及び受注案件の採算改善が主要な確認点となる。

収益性分析

デュポン3因子では、ROE 13.4%は純利益率12.6%×総資産回転率0.881倍×財務レバレッジ1.21倍に分解される。資本収益性は低いレバレッジに依存せず、二桁の純利益率を主因として確保されている構造である。最も大きく悪化した要素は利益率であり、営業利益率は前年同期比772bp、純利益率は394bp低下した。売上高が8.8%減少する一方、売上原価は24.04億円と前年同期の23.76億円から1.2%増加し、粗利益率を654bp押し下げたことが利益率悪化の主因である。販管費は前年同期比1.3%減にとどまり、売上減少に対して十分に縮小していないため、販管費率は118bp上昇した。すなわち、粗利率低下と固定費吸収力の低下が重なった営業レバレッジの悪化が、営業利益の36.0%減を招いた。税負担係数は0.690で、ベンチマークの0.70をわずかに下回る一方、実効税率31.0%は大きく逸脱していない。金利負担係数は1.005で、受取利息が支払利息を上回っており、財務費用による利益圧迫はない。インタレストカバレッジは5,401.64倍と極めて高く、レバレッジ起因の収益性リスクは限定的である。営業外収益は0.03億円にとどまり、経常利益6.62億円と営業利益6.59億円の差額は軽微である。税引前利益6.63億円と経常利益6.62億円の差額も小さく、一時損益による利益のかさ上げは限定的である。前年同期の高い粗利益率からの反動を含む可能性はあるものの、通期予想の達成にはQ4で31.7%の営業利益率が必要であるため、足元の利益率低下が一時的かどうかはQ4の採算改善で検証される。

成長性評価

売上高は前年同期比8.8%減の36.32億円であり、通期会社予想の減収率5.0%をQ3累計時点で下回っている。通期売上予想50.63億円の達成には、Q4売上高14.31億円が必要となる。前年通期予想から逆算した前年Q4売上高は約13.47億円であり、計画達成にはQ4で前年同期比約6.3%の増収が必要となる。営業利益はQ3累計で前年同期比36.0%減と、通期会社予想の14.9%減を大幅に下回る。通期営業利益予想11.12億円の達成にはQ4で4.53億円が必要であり、前年Q4比では約63.7%の増益に相当する。純利益についても通期予想7.50億円に対してQ4で2.93億円が必要であり、前年Q4比約15.2%の増益が求められる。したがって、通期計画は売上回復だけでなく、売上原価率の改善を中心とする急速な採算回復を前提としている。足元では売上原価が増収を伴わず増加しており、売上規模の回復のみではなく、案件ミックス、原価管理及び稼働効率の改善が利益計画達成の鍵となる。基本EPSはQ3累計190.22円で、通期予想311.87円に対する進捗は61.0%である。

財務健全性

流動比率は683.6%、当座比率も683.6%であり、短期流動性は極めて強固である。流動資産48.26億円に対し流動負債は7.06億円で、運転資本は41.20億円の大幅なプラスである。現金預金36.61億円は総資産の66.6%を占め、流動負債の5.2倍に相当する。短期負債と流動資産の満期ミスマッチは認められず、短期債務の支払い能力は高い。負債合計は9.37億円、純資産は45.61億円で、負債資本倍率は0.21倍と保守的である。純資産比率は83.0%で、前年同期の76.9%から6.1pt改善した。固定負債は2.31億円にとどまり、財務レバレッジは1.21倍と低い。固定負債には資産除去債務0.56億円が含まれ、総負債の6.0%を占める。これは品質アラートの閾値である5%を上回っており、将来の原状回復支出を伴う負債として、事業所等の維持・撤退時のキャッシュアウトを監視する必要がある。ただし、現金預金残高及び低い負債資本倍率を踏まえると、現時点での財務柔軟性への影響は限定的である。無形固定資産は1.86億円、総資産比3.4%であり、無形資産への集中リスクは低い。

B/S変動のポイント

負債合計: 前年同期比▲3.53億円(▲27.4%)- 純資産比率は76.9%から83.0%へ改善し、財務レバレッジ低下と支払能力の向上に寄与。流動負債: 前年同期比▲3.74億円(▲34.6%)- 流動資産48.26億円に対する短期債務負担が一段と低下し、運転資本は41.20億円へ拡大。賞与引当金: 前年同期比+1.07億円(+76.0%)- 人件費に関する将来支出見込みの増加を示し、利益率への影響を監視。仕掛品: 前年同期比+0.03億円(+61.2%)- 金額は小さいが、開示棚卸資産に占める比率が100.0%であり、進行案件の原価・検収管理が重要。

キャッシュフロー品質

現金預金は36.61億円で総資産の66.6%を占め、短期的な資金余力は厚い。利益剰余金は40.02億円で、前年同期の37.37億円から2.65億円増加している。仕掛品は0.08億円と金額規模自体は小さいが、開示された棚卸資産内訳では仕掛品比率が100.0%となり、品質アラートの40%閾値を上回る。受注損失引当金は0.04億円、賞与引当金は2.47億円であり、個別案件の採算管理及び人件費見積りが利益変動に与える影響を継続的に確認する必要がある。

配当持続性

第2四半期配当は1株当たり0円である一方、通期配当予想は1株当たり95円である。通期予想EPS311.87円に対する予想配当性向は30.5%であり、配当金のみでみた水準は60%未満の持続可能性ベンチマークを下回る。発行済株式数2,405,000株を基礎とした通期予想配当総額は約2.28億円となる。通期予想純利益7.50億円に対して配当総額は約30%であり、利益面からの配当余力は確保されている。現金預金36.61億円及び純資産45.61億円も配当の資金的な裏付けとなる。もっとも、営業利益の通期計画達成にはQ4の大幅な採算改善が必要であるため、配当の継続性はQ4の利益回復及び翌期の利益率水準に左右される。

リスク評価

ビジネスリスクとして、高優先度:売上高が前年同期比8.8%減少する一方で売上原価が1.2%増加し、粗利益率が654bp低下している。案件単価、稼働率又は案件ミックスの悪化が継続した場合、利益率の回復が遅れるリスクがある。、高優先度:通期営業利益計画の達成にはQ4営業利益4.53億円、営業利益率31.7%が必要である。Q3累計の営業利益率18.1%との乖離が大きく、計画未達リスクは高い。、中優先度:医薬品・医療関連の開発支援・CRO周辺事業では、顧客の開発計画変更、案件開始時期の後ずれ、受注案件の採算悪化及び規制要件の高度化が稼働率と収益性を変動させる業界固有リスクとなる。、中優先度:仕掛品比率100.0%の品質アラートは、棚卸資産として開示された金額が仕掛品に集中していることを示す。受注損失引当金0.04億円も踏まえ、進行中案件の原価見積り、検収時期及び採算管理が重要となる。が挙げられます。

財務リスクとしては、低優先度:資産除去債務0.56億円は総負債の6.0%を占め、品質アラートの5%基準を超える。将来の原状回復義務に伴う支出は監視を要するが、現金預金36.61億円に対する規模は限定的である。、低優先度:負債資本倍率0.21倍、流動比率683.6%、インタレストカバレッジ5,401.64倍であり、借入依存、借換え及び利払い負担に起因する財務リスクは低い。が挙げられます。

主な懸念事項としては、最重要確認事項は、Q4に売上高14.31億円、営業利益4.53億円を計上して通期計画を達成できるかである。、粗利益率33.8%の前年同期比654bp低下が、案件構成の一時的変動か、原価構造又は価格決定力の変化かを見極める必要がある。、賞与引当金は2.47億円で前年同期の1.40億円から76.0%増加しており、人件費負担及び期末費用の変動が利益率に与える影響を注視する必要がある。が挙げられます。

投資示唆

重要ポイントとして、営業利益率18.1%、純利益率12.6%、ROE13.4%はなお良好な水準だが、前年同期からのマージン低下は顕著である。、潤沢な現金預金、83.0%の自己資本比率、0.21倍の負債資本倍率により、バランスシートの防御力は高い。、通期予想の営業利益達成にはQ4の急激な利益率改善が必要であり、業績モメンタムはQ4実績への依存度が高い。、予想配当性向30.5%は保守的で、財務余力を踏まえた配当持続性は相対的に高い。が挙げられます。

注視すべき指標は、売上総利益率及び営業利益率のQ4における回復度合い、通期営業利益予想11.12億円に対するQ4営業利益4.53億円の達成状況、売上原価率、販管費率及び賞与引当金の推移、仕掛品及び受注損失引当金の推移、資産除去債務を含む固定負債の変動、通期1株当たり配当95円の実施状況です。

セクター内ポジションについては、収益性は営業利益率18.1%、純利益率12.6%とベンチマーク上は優良であり、流動性・財務健全性も非常に高い。一方、前年同期比での粗利益率654bp低下と営業利益率772bp低下は、足元の収益モメンタムが弱いことを示す。低レバレッジと厚いネットキャッシュは下方耐性を支えるが、短期的な相対評価はQ4における案件採算の回復確度に左右される。