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68192026 第3四半期スタンダードJGAAP

伊豆シャボテンリゾート(6819) 2026年度第3四半期決算

2026年度第3四半期の売上高は41.9億円(前年同期比+2.9%)、営業利益は8.7億円(同-1.5%)。以下、セグメント別の増減要因とキャッシュフローを確認します。

情報通信・サービスその他/サービス業


クイックビュー

指標当期前年同期YoY
売上高¥41.9億¥40.7億+2.9%
営業利益¥8.7億¥8.8億−1.5%
経常利益¥9.0億¥9.2億−1.6%
純利益¥6.3億¥5.8億+8.0%
ROE10.1%10.1%-

Executive Summary

2026年度第3四半期累計決算は、売上高41.9億円(前年同期比+1.2億円 +2.9%)、営業利益8.7億円(同-0.1億円 -1.5%)、経常利益9.0億円(同-0.1億円 -1.6%)、純利益6.3億円(同+0.5億円 +8.0%)。増収微減益の構図となったが、純利益は特別利益の寄与や税負担調整により前年を上回る着地。売上は堅調だが販管費が増加し営業レベルでは利益が圧縮されている。

業績変動要因

【売上高】売上高は41.9億円で前年同期比+2.9%と堅調に推移。セグメント別では主力のレジャー事業が27.0億円(前年26.0億円から+3.6%)、アニタッチ事業が9.5億円(前年9.4億円から+0.4%)、ホテル事業が5.4億円(前年5.2億円から+4.0%)と全セグメントで増収を達成。売上総利益は33.4億円で粗利率79.7%と高水準を維持しており、ビジネスモデルの収益性は良好。【損益】営業利益は8.7億円で前年比-1.5%の微減。販管費が24.7億円(販管費率58.9%)と前年から増加したことが主因。売上増によるトップライン改善があったものの、固定費負担の増加が利益を圧迫した形。経常利益は9.0億円で営業外収益0.4億円(受取配当金0.1億円、持分法損益0.1億円等)が加算され、営業外費用は0.0億円とほぼゼロで金融コストの負担は軽微。特別利益0.2億円を計上し税引前利益は9.2億円。法人税等2.9億円控除後の純利益は6.3億円で前年比+8.0%と改善。経常利益と純利益の乖離は小さく、税負担の最適化と特別利益の寄与により純利益が押し上げられた。増収・営業減益・純利益増益のパターンで、収益性は良好だが費用コントロールが課題。

セグメント別分析

主力事業はレジャー事業で売上高27.0億円、営業利益5.8億円、利益率21.6%と全体利益の67%を占める。アニタッチ事業は売上高9.5億円、営業利益2.6億円で利益率27.2%と最も高収益。ホテル事業は売上高5.4億円、営業利益0.2億円で利益率4.4%と他セグメントと比較して収益性が低位。レジャー事業の営業利益は前年5.9億円から微減したが、アニタッチ事業も前年2.6億円から横ばい、ホテル事業は前年0.6億円から0.2億円へ大幅減となり、ホテル事業の収益性低下が全体利益を押し下げた。セグメント間の利益率格差が顕著で、ホテル事業の収益改善が今後の焦点となる。

主要財務指標

【収益性】ROE 10.1%(過去推移なし)、営業利益率20.8%(前年21.7%から-0.9pt低下)、純利益率14.9%(前年14.2%から+0.7pt改善)。営業レベルでは効率悪化だが、営業外・特別損益の寄与で最終利益率は改善。【キャッシュ品質】現金預金23.0億円、流動負債6.6億円に対する現金カバレッジ3.5倍で流動性は極めて強固。【投資効率】総資産回転率0.56回(年換算0.74回)。【財務健全性】自己資本比率81.9%、流動比率423.4%、負債資本倍率0.22倍で財務基盤は盤石。有利子負債2.9億円に対し現金預金23.0億円でネットキャッシュポジション。インタレストカバレッジ362倍で金利負担は極めて軽微。

キャッシュフロー分析

現金預金は前年21.3億円から23.0億円へ+1.7億円増加し、純利益6.3億円の一部が現金として積み上がった。運転資本効率では買掛金が前年0.5億円から0.8億円へ+0.3億円(+65.7%)と大幅増加し、仕入条件の変化または支払サイトの延長による一時的な資金繰り改善効果が確認できる。固定資産は前年46.9億円から47.4億円へ微増しており、小規模な設備投資が継続していると推定。有利子負債は前年3.0億円から2.9億円へ微減し、借入依存は低位安定。流動負債6.6億円に対する現金カバレッジは3.5倍で短期支払能力は十分であり、財務の柔軟性は高い。

収益の質

経常利益9.0億円に対し営業利益8.7億円で、営業外純増は0.3億円。内訳は受取配当金0.1億円、持分法損益0.1億円、その他営業外収益0.1億円が主である。営業外収益は売上高の1.0%を占め、金融収益の寄与は限定的。特別利益0.2億円の計上があり、純利益6.3億円に対して特別損益の寄与は約2%と小幅。買掛金が前年比+65.7%増加しており、アクルーアル(非現金利益)の一部は運転資本変動に起因する可能性がある。営業CF開示がないため営業CFと純利益の対比はできないが、現金預金の増加傾向から収益の現金裏付けは一定程度確認できる。

業績予想・ガイダンス

通期予想は売上高57.0億円(前期比+3.8%)、営業利益12.3億円(同+3.3%)、経常利益13.0億円(同+4.4%)、純利益9.3億円。第3四半期累計の進捗率は売上73.5%、営業利益70.7%、経常利益69.2%、純利益67.5%。標準進捗(Q3=75%)と比較すると売上は若干遅れ気味だが、営業利益・経常利益は期後半の季節変動を考慮すれば概ね順調な進捗。第4四半期に売上15.1億円、営業利益3.6億円の上乗せを要するが、レジャー施設の繁忙期を踏まえれば達成は現実的。配当予想は年間15.0円で据え置かれており、通期純利益9.3億円に対する配当性向は約30%と保守的水準。予想修正は行われておらず、会社は当初見通しを維持している。

株主還元

年間配当予想は15.0円(中間0円、期末15円)で、通期純利益予想9.3億円に対する配当性向は約29.9%。第3四半期累計の純利益6.3億円に対して既に期末配当15円を予定しており、期末の配当性向は約44.5%となる。前年の配当実績は不明だが、通期ベースの配当性向は30%前満と低位で内部留保余力は大きい。自社株買い実績の記載はなく、総還元は配当のみ。配当性向が低位である点は財務の柔軟性と成長投資余力を示す一方、株主還元拡大余地も大きい。現金預金23.0億円と強固な財務基盤を考慮すれば、配当の持続可能性は極めて高い。

リスク要因

  1. 観光需要変動リスク:レジャー事業が売上の64%を占めるため、国内旅行需要の変動・季節要因・感染症や自然災害による来客減少が業績に直結する。ホテル事業の利益率が4.4%と低位であり、稼働率低下は固定費負担を増大させる。
  2. 販管費コントロールリスク:販管費が売上高の58.9%を占め、売上増加率(+2.9%)を下回る販管費増加が続くと営業レバレッジが効かなくなる。第3四半期で営業利益率が前年比-0.9pt低下しており、費用管理の継続的モニタリングが必要。
  3. 運転資本変動リスク:買掛金が前年比+65.7%と大幅増加しており、支払条件の一時的変化か構造的変化かが不明。支払サイトの延長が一時的であれば第4四半期以降に資金流出が発生する可能性があり、キャッシュフロー管理の不確実性が残る。

業種ベンチマーク(参考・当社調べ)

【業種内ポジション】(参考情報・当社調べ) 当社はIT・通信業種に分類されているが、事業実態はレジャー・ホテル運営であり業種分類との齟齬がある。そのため業種ベンチマークとの直接比較は限定的だが、参考として以下に記載する。収益性:ROE 10.1%(業種中央値8.3%を上回る)、営業利益率20.8%(業種中央値8.2%を大幅に上回る)。純利益率14.9%(業種中央値6.0%を大きく上回る)で、高粗利ビジネスモデルの優位性が顕著。健全性:自己資本比率81.9%(業種中央値59.2%を大幅に上回る)、流動比率423.4%(業種中央値215.0%を大幅に上回る)で、財務安全性は業種内で極めて高位。効率性:総資産回転率0.56回(年換算0.74回、業種中央値0.67回を上回る)。売上高成長率+2.9%(業種中央値+10.4%を下回る)で、成長性は業種内で相対的に低位。当社の財務体質は業種内で保守的かつ高収益性を有するが、成長率では業種平均を下回っており、安定性重視型の財務プロファイルと評価できる。(業種:IT・通信、比較対象:2025年第3四半期、出所:当社集計)

決算上の注目ポイント

  1. 粗利率79.7%と営業利益率20.8%の高収益構造:施設運営・入場料ベースのビジネスモデルは高い利益率を実現しており、減価償却後でも営業利益率20%超を維持。アニタッチ事業の利益率27.2%は特に高く、新規事業の収益貢献が確認できる。今後も高粗利事業への傾斜が継続すれば収益性は持続可能。
  2. 財務余力の大きさと成長投資余地:自己資本比率81.9%、ネットキャッシュ20.1億円、配当性向30%前満と保守的財務運営が際立つ。M&Aや新規施設投資、株主還元拡大のいずれにも対応可能な財務柔軟性を有しており、経営戦略の選択肢は広い。
  3. ホテル事業の収益性改善余地:利益率4.4%と他セグメントと比較して低位であり、同事業の利益率が10%台に改善すれば全社営業利益を大きく押し上げる。稼働率向上やコスト構造見直しによる収益改善が今後の注目ポイント。

本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。


AI財務分析

総括

①2026年度第3四半期累計は、売上高が前年同期比2.9%増の41.87億円となる一方、営業利益は同1.5%減の8.69億円となり、増収減益であった。②売上総利益は33.36億円で前年同期の32.42億円から0.94億円増加した。③一方で販管費は前年同期の23.60億円から24.67億円へ1.07億円増加し、増収効果を上回った。④営業利益率は20.8%で、前年同期の21.7%から約91bp低下した。⑤粗利益率は79.7%で前年同期の79.7%とほぼ横ばいであり、収益性低下の主因は原価率ではなく販管費率の上昇である。⑥販管費率は58.9%となり、前年同期の58.0%から約91bp上昇した。⑦経常利益は9.01億円、経常利益率は21.5%であり、営業外損益は小幅な黒字にとどまり、本業利益が収益の中心である。⑧当期純利益は前年同期比8.0%増の6.25億円となり、営業・経常段階の減益とは対照的に増益を確保した。⑨純利益率は14.9%と前年同期の約14.2%から約71bp改善した。⑩純利益増益には、前年同期より実効税率が低下したことに加え、特別利益0.17億円の計上が寄与した。⑪特別利益を含むため、純利益の増益率8.0%は営業利益の基調をそのまま表すものではない。⑫レジャー事業は売上成長を維持したが、セグメント利益は減少しており、全社営業減益の主因となった。⑬ホテル事業は売上が増加した一方、セグメント利益が大幅に減少しており、利益率低下の重点監視領域である。⑭財務面では、流動比率423.4%、D/Eレシオ0.22倍、Debt/Capital比率4.6%であり、短期流動性と資本構成は非常に保守的である。⑮現金預金23.04億円は流動負債6.62億円を大きく上回り、満期ミスマッチのリスクは限定的である。⑯通期会社予想に対する第3四半期累計の営業利益進捗率は70.7%で、通常の75%をやや下回る。⑰第4四半期には営業利益3.61億円、純利益3.05億円の達成が必要であり、ホテル事業の採算回復とレジャー事業の費用吸収が通期計画達成の焦点となる。

収益性分析

年換算ROEは13.5%であり、純利益率14.9%×総資産回転率0.740倍×財務レバレッジ1.22倍に分解される。ROEは、観光・レジャー運営企業として高い純利益率が最大の牽引役であり、レバレッジへの依存は小さい。総資産回転率0.740倍は、有形固定資産30.46億円を中心とする施設保有型の事業構造を反映する。財務レバレッジ1.22倍は低水準であり、13.5%のROEは負債拡大ではなく収益力によって形成されている。最も注目すべき変化は営業利益率の約91bp低下である。粗利益率が前年同期比でほぼ横ばいであるのに対し、販管費率が約91bp上昇しており、費用増が営業レバレッジを悪化させた。売上高は2.9%増にとどまる一方、販管費は4.5%増となり、販管費の伸びが売上成長率を上回った。純利益率の改善は、営業採算の改善ではなく、税負担の低下および特別利益0.17億円を含む税引後段階の要因による。CFA5因子では、税負担係数は0.681であり、ベンチマークの0.70をやや下回るが、前年同期の実効税率約37.2%から当期31.8%へ低下したことが純利益を支えた。金利負担係数は1.057、インタレストカバレッジは362.39倍であり、金利負担は収益性を阻害していない。営業利益率20.8%、純利益率14.9%、年換算ROE13.5%はいずれも良好な水準にある一方、今後は販管費の売上対比での伸びを抑制できるかが、収益性改善の持続性を左右する。

成長性評価

売上高は前年同期比2.9%増の41.87億円であり、レジャー、アニタッチ、ホテルの主要3事業がそろって増収となった。レジャー事業の売上高は26.99億円で前年同期比3.8%増、アニタッチ事業は9.45億円で同0.4%増、ホテル事業は5.44億円で同2.8%増であった。増収の中心は売上構成比64.5%を占めるレジャー事業であり、同事業の継続的な集客力が全社売上の基盤となっている。もっとも、主力のレジャー事業は増収にもかかわらずセグメント利益が5.84億円と前年同期比1.6%減少しており、売上成長の利益転換効率は低下している。アニタッチ事業も売上は微増ながら、セグメント利益は2.57億円で同0.9%減となった。ホテル事業は売上成長に対して利益が弱く、全社成長の利益面での制約要因となっている。通期会社計画は売上高57.00億円、営業利益12.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益9.30億円であり、それぞれ前期比3.8%、3.3%、増益を見込む。売上高の計画進捗率は73.5%で標準的な第3四半期進捗率75%に近い。一方、営業利益進捗率は70.7%、経常利益進捗率は69.3%、純利益進捗率は67.2%であり、利益面の進捗は売上高より弱い。計画達成には第4四半期で前年同期までを上回る利益創出が求められるため、費用効率とホテル事業の採算改善が重要となる。

財務健全性

財務健全性は良好である。流動比率および当座比率はともに423.4%であり、流動資産28.05億円が流動負債6.62億円の4.2倍を上回る。現金預金は23.04億円で、流動負債の約3.5倍に相当し、短期債務への支払余力は高い。運転資本は21.42億円のプラスであり、流動性は潤沢である。負債合計は13.67億円、純資産は61.78億円で、自己資本比率は81.7%と高い。D/Eレシオは0.22倍で、警戒水準である2.0倍を大きく下回る。Debt/Capital比率も4.6%にとどまり、資本構成は保守的である。長期借入金は2.95億円であり、低い負債水準に加え、インタレストカバレッジ362.39倍が金利支払能力の強さを示す。前年同期比で買掛金は0.48億円から0.79億円へ0.31億円、65.7%増加した。もっとも、増加額は総資産の0.4%程度にとどまり、現金預金および流動資産の厚みに照らして流動性リスクを高める規模ではない。退職給付に係る負債は2.81億円と、負債総額の約20.5%を占めるため、中長期的には人件費・退職給付コストの推移を確認する必要がある。のれん6.62億円は純資産の10.7%、総資産の8.8%であり、M&A価値への依存度は管理可能な範囲にある。無形固定資産は総資産の9.0%であり、資産構成上の無形資産集中リスクも低い。

B/S変動のポイント

買掛金: +0.31億円(+65.7%)- 0.48億円から0.79億円へ増加。仕入・外注費等に伴う運転負債の増加を示すが、現金預金23.04億円および流動比率423.4%に照らして資金繰りへの影響は限定的。

キャッシュフロー品質

配当持続性

第2四半期末配当は1株当たり0円である。通期の会社配当予想は1株当たり15.0円であり、期末配当による還元を想定している。発行済株式数を基準とした年間配当総額は概算2.78億円となる。通期親会社株主に帰属する当期純利益予想9.30億円に対する予想配当性向は約29.8%であり、配当のみでみた水準は60%未満である。純資産61.78億円、現金預金23.04億円、低い有利子負債水準を踏まえると、予想配当額は財務負担として過大ではない。第3四半期累計の親会社株主に帰属する当期純利益は6.25億円であり、年間予想配当総額の約2.2倍を確保している。配当持続性は、通期利益計画の達成度合いと、観光需要の変動を受ける主力レジャー事業およびホテル事業の利益率動向が左右する。

リスク評価

ビジネスリスクとして、優先度:高。レジャー事業は売上高26.99億円、セグメント利益5.84億円で営業利益への寄与が最大であり、来園者数、消費者マインド、天候、感染症、交通事情など観光需要の変動が全社業績に与える影響が大きい。、優先度:高。ホテル事業は売上高5.44億円で前年同期比2.8%増となった一方、セグメント利益は0.24億円で同59.3%減となった。稼働率、客室単価、人件費、光熱費および販促費の変動による採算悪化が継続するリスクがある。、優先度:中。レジャー事業およびアニタッチ事業は増収にもかかわらずセグメント利益が減少しており、賃金、エネルギー、飼育関連費用、販促費などのコスト上昇を価格・客数の伸びで十分に吸収できないリスクがある。、優先度:中。動物とのふれあい・観光施設運営では、動物衛生、施設安全、顧客安全、風評への対応が重要であり、事故・疾病・行政対応は営業機会とブランド価値に影響し得る。、優先度:中。のれん6.62億円を計上しているため、取得事業または関連する収益ユニットの業績が計画を下回る場合には、将来的な減損損失の発生が利益を押し下げる可能性がある。が挙げられます。

財務リスクとしては、優先度:低。流動比率423.4%、D/Eレシオ0.22倍、Debt/Capital比率4.6%であり、現時点で短期資金繰りや過度なレバレッジに起因する財務リスクは限定的である。、優先度:低。買掛金は前年同期比65.7%増の0.79億円となった。絶対額は小さく流動性への影響は軽微だが、仕入・外注費および支払条件の推移は継続監視が必要である。、優先度:低。投資有価証券2.39億円を保有しており、保有銘柄の市場価格変動はその他の包括利益および純資産に影響する。が挙げられます。

主な懸念事項としては、営業利益率は前年同期比約91bp低下しており、売上高成長率2.9%に対して販管費増加率4.5%が上回る費用構造が最大の収益課題である。、通期営業利益予想に対する進捗率は70.7%で、標準的な75%を4.3ポイント下回る。第4四半期の収益性改善が計画達成の前提となる。、純利益の前年同期比8.0%増は、営業利益の改善ではなく、実効税率の低下および特別利益0.17億円を含む要因にも支えられている。、主力レジャー事業のセグメント利益率は21.6%と高いが、前年同期の22.8%から低下しており、主力事業のマージン回復が重要である。が挙げられます。

投資示唆

重要ポイントとして、営業利益率20.8%、純利益率14.9%、年換算ROE13.5%は、総じて良好な収益性を示す。、高いROEは低レバレッジ下で実現されており、財務リスクを抑えた収益創出力が特徴である。、売上は増加している一方、販管費が売上を上回って増加しており、営業利益率の反転が業績評価の主要論点となる。、主力レジャー事業が売上・利益の中核であるため、来園者動向と単価・コストのバランスが全社利益を左右する。、ホテル事業の大幅な減益は、セグメント構成上の規模は限定的であるものの、費用管理および収益性改善の必要性を示している。、強い流動性、81.7%の自己資本比率、低い負債比率は、景気・観光需要の変動に対する財務的な耐性を支える。が挙げられます。

注視すべき指標は、全社営業利益率および販管費率、レジャー事業の売上成長率とセグメント利益率、アニタッチ事業の売上成長率とセグメント利益率、ホテル事業のセグメント利益率、通期営業利益12.30億円に対する第4四半期の利益創出額、のれん6.62億円に対応する取得事業の収益進捗、買掛金および退職給付に係る負債の推移です。

セクター内ポジションについては、営業利益率20.8%と純利益率14.9%は提示ベンチマークの優良水準にあり、年換算ROE13.5%も良好水準に位置する。流動性・ソルベンシーは同業の施設運営型企業と比較して保守的とみられる一方、収益性の方向性は販管費増加とホテル事業の利益率低下により弱含んでいる。