| 指標 | 当期 | 前年同期 | YoY |
|---|---|---|---|
| 売上高 | ¥69.5億 | ¥70.4億 | -1.2% |
| 営業利益 | ¥12.8億 | ¥13.0億 | -1.1% |
| 経常利益 | ¥13.1億 | ¥13.0億 | +0.8% |
| 純利益 | ¥9.2億 | ¥9.2億 | +0.7% |
| ROE | 5.1% | 5.0% | - |
2026年度第3四半期決算は、売上高69.5億円(前年比-0.8億円 -1.2%)、営業利益12.8億円(同-0.2億円 -1.1%)、経常利益13.1億円(同+0.1億円 +0.8%)、当期純利益9.2億円(同横ばい +0.7%)と、収益性を維持しながらも微減収・微減益の結果となった。売上総利益率は54.0%と高水準を維持し、営業利益率は18.4%と前年同期とほぼ同水準である。経常利益は営業外収益0.3億円と営業外費用0.04億円の差で営業利益をわずかに上回った。通期業績予想では売上高91.4億円(前年比-3.1%)、営業利益13.1億円(同-25.9%)、経常利益13.3億円(同-25.3%)、当期純利益9.4億円と減収減益計画を据え置いている。
【収益性】ROE 5.1%(純利益率13.3%×総資産回転率0.36倍×財務レバレッジ1.07倍)、営業利益率18.4%(前年19.0%から-0.6pt)、経常利益率18.9%(前年18.5%から+0.4pt)、売上総利益率54.0%で製品マージンは高水準を維持。EPS 37.18円(前年36.92円から微増)、1株当たり純資産734.59円。【キャッシュ品質】現金預金94.7億円で総資産の48.9%を占め、短期負債10.3億円に対するカバレッジは9.2倍と極めて高い。【投資効率】総資産回転率0.36倍(年換算)、資産回転は低位。ROA 4.8%(純利益÷総資産)。【財務健全性】自己資本比率93.5%(前年92.4%から改善)、流動比率1,279.4%、当座比率1,142.4%で短期支払能力は盤石。負債資本倍率0.07倍と極めて低く、有利子負債はほぼ存在しない保守的な資本構成。
現金預金は前年同期79.1億円から94.7億円へ15.6億円増加し、営業増益と資金積み上げが継続している。運転資本は121.7億円で前年同期119.4億円から2.3億円増加したが、その主因は現金保有の積み上げであり、売掛金は12.7億円(前年12.8億円)、棚卸資産は14.1億円(前年13.9億円)と安定推移している。流動負債は10.3億円と前年同期8.7億円から1.6億円増加しており、買掛金や未払費用の増加が確認できるが、現金に対する比率は10.9%と極めて小さい。短期負債に対する現金カバレッジは9.2倍で流動性リスクは皆無に近い。投資有価証券が0.3億円から0.4億円へ増加し、無形固定資産が0.2億円から0.3億円へ増加しており、余剰資金の一部運用と事業投資が行われている。自己株式がマイナス1.4億円からマイナス5.6億円へ拡大し、自社株買いによる株主還元が実施されたと推定される。
経常利益13.1億円に対し営業利益12.8億円で、営業外収支の純増は0.3億円と限定的である。営業外収益の主な内訳は受取利息・配当金等であり、営業外収益が売上高の0.5%を占める程度で本業依存度は高い。経常利益と営業利益の乖離が小さく、収益構造は本業中心で健全性が確認できる。税引前利益13.1億円に対し税金等が3.9億円で実効税率は約29.5%と標準的水準である。当期純利益9.2億円は経常利益の約70.4%に相当し、税後収益率も安定している。キャッシュフロー計算書の詳細開示はないものの、現金預金が前年比15.6億円増加しており、純利益9.2億円を超える現金積み上げが確認でき、利益の現金裏付けは良好と推定される。粗利益率54.0%の高水準が当期純利益率13.3%を支えており、製品競争力と価格設定力の強さが収益品質を担保している。
【業種内ポジション】(参考情報・当社調べ) 収益性: 営業利益率18.4%は業種中央値7.3%(IQR: 4.6%〜12.0%)を大きく上回り、業種内で上位に位置する。純利益率13.3%も業種中央値5.4%(IQR: 3.5%〜8.9%)を大幅に上回り、高い製品マージンと収益性が確認できる。ROE 5.1%は業種中央値4.9%(IQR: 2.8%〜8.2%)と概ね同水準だが、高い純利益率にもかかわらず総資産回転率の低さがROEを抑制している。 健全性: 自己資本比率93.5%は業種中央値63.9%(IQR: 51.5%〜72.3%)を大きく上回り、業種内でも極めて保守的な財務構成である。流動比率12.8倍も業種中央値2.67倍(IQR: 2.00〜3.56倍)を大幅に上回り、流動性は業種内最上位クラスである。ネットデット/EBITDA倍率はマイナス(実質無借金・現金超過)で業種中央値-1.11(IQR: -3.50〜1.24)と同様に財務余力は十分である。 効率性: 総資産利益率4.8%は業種中央値3.3%(IQR: 1.8%〜5.1%)をやや上回るが、高い純利益率にもかかわらず資産効率の改善余地は大きい。売上高成長率-1.2%は業種中央値2.8%(IQR: -0.9%〜7.9%)を下回り、業種内でも成長性は低位である。 ※業種: 製造業(N=65社)、比較対象: 2025年第3四半期、出所: 当社集計
本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。