| 指標 | 当期 | 前年同期 | YoY |
|---|---|---|---|
| 売上高 | ¥223.3億 | ¥200.5億 | +11.4% |
| 営業利益 | ¥24.2億 | ¥17.5億 | +38.3% |
| 経常利益 | ¥24.6億 | ¥18.8億 | +30.8% |
| 純利益 | ¥16.5億 | ¥12.7億 | +29.5% |
| ROE | 7.7% | 6.1% | - |
2026年度第2四半期決算は、売上高223.3億円(前年同期比+22.8億円 +11.4%)、営業利益24.2億円(同+6.7億円 +38.3%)、経常利益24.6億円(同+5.8億円 +30.8%)、純利益16.5億円(同+3.8億円 +29.9%)となった。増収に加え売上以上の利益増を実現し、営業利益率は10.9%へ改善(前年7.5ポイント増)。収益は堅調に拡大しているが、粗利率19.0%と業界水準を若干下回る点や流動比率87.5%など短期流動性には改善余地が残る。営業CFは純利益比1.44倍と利益の現金裏付けは良好だが、積極的な設備投資(20.2億円)により創出されたフリーCFは1.9億円にとどまり、期末配当34.00円の負担は重い水準となっている。
【収益性】ROE 7.7%(前年同期から改善)、営業利益率10.9%(前年同期比+3.4pt改善)、純利益率7.4%。粗利率19.0%は前年同期から微減傾向にあり、商品ミックス改善や価格転嫁力の強化余地がある。EPS 50.41円(前年同期から増加)で、通期予想EPSは94.59円と見込まれている。【キャッシュ品質】現金預金76.3億円、営業CF 23.7億円で営業CF/純利益比率1.44倍と利益の現金裏付けは良好。短期借入金58.1億円に対する現金カバレッジは1.31倍で支払い余力は表面的には確保されているが、流動比率87.5%は警戒水準にあり短期流動性の注視が必要。設備投資は20.2億円(設備投資/減価償却3.76倍)と成長投資フェーズを示し、フリーCFは1.9億円と限定的。【投資効率】総資産回転率0.42回、売掛金回収日数(DSO)65日と運転資本効率に改善余地あり。【財務健全性】自己資本比率40.2%(前年39.5%から微増)、流動比率87.5%で短期流動性に懸念。負債資本倍率1.49倍、有利子負債114.99億円でDebt/EBITDA 3.88倍とやや高めだが、インタレストカバレッジ約42.5倍で金利負担は限定的。短期負債比率50.5%とリファイナンスリスクの監視が求められる。
営業CFは23.70億円で純利益16.46億円の1.44倍となり、利益の現金裏付けは良好。投資CFは設備投資20.18億円が主因で投資CFは流出超と推定され、成長投資への積極姿勢が確認できる。財務CFは期末配当予想34.00円により相当の流出が見込まれ、フリーCFは1.95億円にとどまることから配当負担が重い水準となっている。現金預金は76.29億円で前年同期比+7.76億円と積み上がり、増益が資金積み上げに寄与している。運転資本は-30.13億円でネガティブとなっており、売掛金回収日数65日と運転資本管理の改善余地がある。契約負債126.45億円という先受け収益の存在は将来収益の確度を示すが、その変動は営業CFの波動要因となる可能性がある。短期借入金58.07億円に対する現金カバレッジは1.31倍で短期的な支払い余力はあるが、流動比率87.5%と流動負債全体への対応力は限定的であり流動性は十分とは言えない。
経常利益24.6億円に対し営業利益24.2億円で、営業外収支は約+0.4億円と概ねニュートラル。営業外収益の構成は受取利息・配当金や持分法投資損益などと推定される。純利益16.5億円は経常利益から税引き等により約33%の減少となっており、実効税率は標準的水準。営業外収益が売上高の0.2%程度と小幅であり、利益構造は本業の収益力に依存している。営業CFが純利益を1.44倍上回っており、減価償却費や運転資本変動を考慮しても利益の現金転換力は高く、収益の質は良好と評価できる。売掛金回収の遅延(DSO 65日)はアクルーアル面での課題であり、売掛金の増加が利益の質を一部毀損するリスクはあるが、現状では営業CFが堅調に推移しており持続的な収益基盤が確認できる。
【業種内ポジション】(参考情報・当社調べ) 自社の営業利益率10.9%は過去実績比で改善傾向にあり、2026年度時点では良好な水準を示している。収益性指標であるROE 7.7%は前年同期から改善しており、自社過去推移で見れば堅調に推移している。一方、粗利率19.0%は業界一般の介護・医療関連サービス業の標準的な水準である20%前後をやや下回る状況にあり、原価管理や価格戦略における改善余地が示唆される。売上高成長率11.4%は前年同期比で高い伸びを示しており、自社過去5期平均を上回る成長ペースとなっている。財務健全性では自己資本比率40.2%は前年から微増しており、業種特性として設備投資負担が重いサービス業においては標準的な水準と評価される。ただし流動比率87.5%は業種一般の流動性基準(100%以上が望ましい)を下回っており、短期財務安全性の改善が求められる。営業CF/純利益比率1.44倍は利益の現金裏付けが強いことを示しており、キャッシュ創出力は業種内で相対的に優位と推定される。 ※業種: 介護・医療関連サービス、比較対象: 自社過去推移、出所: 当社集計
本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。