| 指標 | 当期 | 前年同期 | YoY |
|---|---|---|---|
| 売上高 | ¥46.5億 | ¥43.2億 | +7.5% |
| 営業利益 | ¥9.7億 | ¥7.3億 | +32.9% |
| 経常利益 | ¥9.8億 | ¥7.3億 | +34.3% |
| 純利益 | ¥6.8億 | ¥5.0億 | +36.6% |
| ROE | 11.5% | 8.9% | - |
2026年度第3四半期決算は、売上高46.5億円(前年比+3.3億円 +7.5%)、営業利益9.7億円(同+2.4億円 +32.9%)、経常利益9.8億円(同+2.5億円 +34.3%)、純利益6.8億円(同+1.8億円 +36.6%)と、増収増益基調が鮮明となった。粗利率79.1%(前年78.3%から+80bp改善)の高水準維持に加え、販管費率58.2%(前年61.3%から-310bp削減)による営業レバレッジが効き、営業利益率は20.9%(前年16.9%から+402bp)へ大幅拡大した。純利益率は14.7%と前年11.5%から+312bp上昇し、最終利益の伸長率が売上成長率を大きく上回る構図となった。
【収益性】ROE 11.5%(前年9.6%から+1.9pt改善)、ROA 9.6%(前年7.2%から+2.4pt改善)、営業利益率 20.9%(前年16.9%から+4.0pt改善)、純利益率 14.7%(前年11.5%から+3.2pt改善)。ROE改善の主因は純利益率14.7%の上昇で、総資産回転率0.653回転、財務レバレッジ1.20倍は保守的水準を維持。粗利率79.1%(前年78.3%から+0.8pt)と高収益構造が継続し、販管費率58.2%(前年61.3%から-3.1pt削減)により営業レバレッジが効果的に作用した。【キャッシュ品質】現金及び預金45.1億円で前年比-5.2億円と減少したが、短期負債2.0億円に対するカバレッジは22.6倍と極めて厚い。インタレストカバレッジ559倍で金利負担は軽微。売上債権5.1億円(前年5.9億円から-0.9億円)と回収進展、仕掛品0.004億円(前年0.007億円から-49.6%)と案件消化が進捗し、運転資本効率は良好。契約負債0.4億円(前年0.6億円から-21.7%)と前受取り崩しが進行。【投資効率】総資産回転率0.653回転(前年0.626回転から改善)、営業運転資本回転日数は売掛金回転日数39.7日、買掛金回転日数23.8日で資金サイクルは短期。【財務健全性】自己資本比率83.1%(前年81.3%から+1.8pt上昇)、流動比率471.5%(前年451.9%から+19.6pt)、当座比率471.5%と流動性は盤石。負債資本倍率0.20倍、Debt/Capital 3.3%と極めて低レバレッジで、有利子負債は短期借入金2.0億円のみ。
現金及び預金は45.1億円で前年比-5.2億円減少したが、期中の配当支払いや投資活動を勘案すると資金ポジションは安定的である。運転資本効率では売上債権が5.1億円へ-0.9億円減少し、回収進展と与信健全性が確認できる。仕掛品は0.004億円へ-49.6%縮小し、案件の請求化・完工が順調に進んだことを示唆する。契約負債は0.4億円へ-0.1億円減少し、前受の検収・収益化への移行が進展した。これらは運転資本の効率的回転を示し、利益の現金化を支える要因となっている。短期負債2.0億円に対する現金カバレッジは22.6倍と極めて高く、満期ミスマッチリスクは実務上限定的である。未払法人税等は0.75億円減少し、納付進捗によるキャッシュアウトが既に反映されている。賞与引当金は0.7億円減少しており、支給による減少または計上水準の見直しが背景と推察される。
経常利益9.8億円に対し営業利益9.7億円で、非営業純増は約0.1億円と極めて軽微である。営業外収益は受取利息0.02億円、営業外費用は支払利息0.02億円で、金融収支はほぼ中立である。営業外収益が売上高の0.4%と僅少で、利益のほぼ全てが本業の稼ぐ力に基づく構造となっている。実効税率は30.6%で前年30.9%から横ばい圏にあり、税率変動による利益変動は限定的である。運転資本の効率化が進み、売上債権・仕掛品の減少と契約負債の取り崩し進展により、利益の現金化プロセスは健全である。高粗利率と販管費効率化に支えられた営業利益の質は良好と評価できる。
【業種内ポジション】(参考情報・当社調べ) 同社の収益性指標は業種内で上位に位置している。営業利益率20.9%は業種中央値7.1%(IQR 2.9%~10.5%、N=56社)を大幅に上回り、第3四分位(10.5%)をも凌駕する高水準である。純利益率14.7%も業種中央値5.3%(IQR 2.4%~7.6%、N=56社)の約2.8倍に達し、高収益体質が確認できる。ROE 11.5%は業種中央値6.5%(IQR 2.8%~13.7%、N=56社)をやや上回り、資本効率も良好である。自己資本比率83.1%は業種中央値57.1%(IQR 40.5%~70.0%、N=56社)を大きく上回り、財務健全性は業種内トップクラスである。流動比率471.5%は業種中央値230%(IQR 160%~306%、N=50社)を大幅に上回り、流動性も極めて厚い。売上高成長率+7.5%は業種中央値9.1%(IQR 2.0%~16.1%、N=55社)を若干下回るが、成長性と収益性のバランスは良好である。総資産回転率0.653回転は業種中央値0.81回転(IQR 0.48~1.15、N=56社)を下回り、資産効率面では改善余地があるが、これは豊富な現金保有の裏返しでもある。(業種: healthcare、比較対象: 2025年第3四半期、出所: 当社集計)
本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。