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57212026 第3四半期スタンダードJGAAP

エス・サイエンス(5721) 2026年度第3四半期決算 減収6%

2026年度第3四半期の売上高は4.5億円(前年同期比-5.6%)、営業損失は3.7億円。以下、セグメント別の増減要因とキャッシュフローを確認します。

鉄鋼・非鉄/非鉄金属


クイックビュー

指標当期前年同期YoY
売上高¥4.5億¥4.8億−5.6%
営業利益−¥3.7億−¥2.3億−63.3%
経常利益−¥17.5億−¥2.3億−659.6%
純利益−¥17.5億−¥0.3億−5937.9%
ROE−32.0%−1.0%-

Executive Summary

当第3四半期累計は減収に加え損益が大幅に悪化しており、営業外費用の膨張が業績悪化の主因である。売上高は4.5億円(前年比-5.6%)、営業利益は-3.7億円(前年-2.3億円から悪化)、経常利益は-17.5億円(前年-2.3億円、YoY-659.6%)、純利益は-17.5億円(前年-0.3億円)となった。経常損失と営業損失の差は13.8億円に達し、営業外費用の内容が業績悪化の中心的な要因となっている。

業績変動要因

【売上高】売上高は4.5億円で前年同期比5.6%減となった。セグメント別ではNickel事業が4.5億円で全体の大半を占め、営業利益0.1億円(利益率3.2%)を確保している一方、RealEstate、SmartDxSolution、Educationなど他事業は軒並み営業損失を計上し、事業ポートフォリオ全体の収益性を押し下げている。通期売上高予想10.0億円に対する進捗率は45.4%で、標準的な75%水準を大きく下回る。

【損益】粗利率は11.2%と低く、販管費4.2億円が粗利0.5億円の約8.3倍に達しており、本業の収益構造自体が脆弱である。営業損失3.7億円に加え、営業外費用13.8億円が発生し、経常損失は17.5億円に拡大した。特別損失は0.01億円と小さく、当期純損失17.5億円の主因は特別要因ではなく営業外費用にある。減収に加え損益も大幅に悪化しており、減収減益の決算である。

セグメント別分析

セグメント別では、Nickel事業が売上高4.5億円・営業利益0.1億円(利益率3.2%)と唯一の利益貢献セグメントとなっている。RealEstate事業は売上高0.1億円に対し営業損失0.1億円(利益率-170.1%)、SmartDxSolution事業は売上高0.0億円に対し営業損失0.2億円(利益率-3541.0%)と、収益規模に対して損失が著しく大きい。CryptoAssets事業とEducation事業は売上計上がなく、それぞれ営業損失0.0億円、0.1億円を計上している。全社的な収益はNickel事業に依存する一方、他の複数事業が損失を積み上げる構造となっている。

主要財務指標

【収益性】営業利益率は-81.5%、純利益率は-386.5%と、いずれも売上規模に対して過大なコスト構造を示している。粗利率は11.2%にとどまり、販管費率92.7%が収益性を大きく圧迫している。【キャッシュ品質】営業キャッシュフローの開示はないが、現金及び預金は11.0億円で流動負債8.7億円を上回り、当面の資金繰りに直接的な懸念は生じていない。棚卸資産0.9億円は総資産の1.4%程度で規模は小さい。【投資効率】ROEは-32.0%であり、純資産54.8億円に対して大幅な損失計上が資本効率を大きく悪化させている。総資産回転率は低く、資産規模に対する売上創出力も限定的である。【財務健全性】自己資本比率は85.8%と高く、負債合計9.0億円に対し純資産54.8億円と資本基盤は厚い。ただし利益剰余金は-15.8億円で、累積損失が資本剰余金への依存を強めている。

キャッシュフロー分析

営業・投資・財務キャッシュフローの各数値は開示されていないため、損益面からの推察にとどまる。現金及び預金は11.0億円で、流動負債8.7億円(うち1年内償還予定社債7.4億円)を上回っており、当面の短期的な資金繰りには一定の余力がある。ただし、経常損失17.5億円・純損失17.5億円という規模の損失が続く場合、非現金項目の内容次第では現金残高の減少に直結する可能性がある。特に流動負債の大部分を占める1年内償還予定社債7.4億円の償還・借換え動向が、今後の資金動向を左右する要素となる。

収益の質

当期の損失は本業の営業損失3.7億円に加え、営業外費用13.8億円が大きく上乗せされた結果として経常損失17.5億円に拡大している。営業外収益はほぼゼロで、営業外費用を吸収する要素が存在しない。特別損失は0.01億円(減損損失0.01億円)と小規模であり、当期純損失17.5億円の主因は特別要因ではなく、経常的な営業損益と営業外費用の双方にある。営業外費用の具体的な内訳は開示情報からは特定できず、その一過性・現金性については慎重な確認が必要である。税金等調整前四半期純損失17.5億円に対し法人税等はごく小額であり、税負担が損失規模を拡大させた要因ではない。

業績予想・ガイダンス

通期業績予想に対し、売上高の進捗率は45.4%(4.5億円/10.0億円)にとどまり、標準的な四半期進捗である75%を大きく下回っている。一方、損益面では営業損失が通期予想(-3.7億円)に対して既にほぼ同水準の-3.7億円に達し、経常損失は通期予想-17.1億円に対し-17.5億円、純損失は通期予想-14.5億円に対し-17.5億円と、いずれも通期予想を上回る損失を計上している。売上高が遅れる一方で損失が予想を超過するペースで進んでおり、通期予想の達成状況は損益面で厳しい状況にある。当四半期時点で配当予想の修正はない。

株主還元

第2四半期の配当は1株当たり0円であり、通期配当予想も0円で無配方針である。当期純損失17.5億円という状況下で配当性向の算出は意味を持たない。自社株買いに関する情報は開示されておらず、総還元性向の算定対象外である。現金及び預金11.0億円を保有しているものの、累積損失(利益剰余金-15.8億円)が拡大している状況を踏まえると、無配方針は財務基盤維持の観点で整合的である。

リスク要因

  1. 営業外費用の規模とその性質: 営業外費用13.8億円は営業損失3.7億円の約3.7倍に達しており、経常損失拡大の主因となっている。同費用の内訳や再発可能性が開示情報から特定できず、今後の損益動向を評価する上での重要な確認事項である。

  2. 短期償還負担: 流動負債8.7億円のうち1年内償還予定社債が7.4億円を占める。現金及び預金11.0億円で当面のカバーは可能だが、大幅な損失が続く場合は償還・借換えの動向を注視する必要がある。

  3. 事業ポートフォリオの収益性偏在: Nickel事業のみが利益を確保する一方、RealEstate、SmartDxSolution、Education、CryptoAssetsの各事業が損失を計上している。粗利率11.2%・販管費率92.7%という構造は、複数事業の損失が積み重なっている状況を反映している。

業種ベンチマーク(参考・当社調べ)

業種ベンチマーク(manufacturing)

収益性・リターン

指標自社中央値 (IQR)Delta
営業利益率−81.5%8.6% (4.3%–12.7%)−90.0pt
純利益率−386.5%6.4% (2.8%–10.3%)−393.0pt

自社の営業利益率・純利益率は業種中央値を大幅に下回り、収益性は業種内で著しく低い水準にある。

成長性・資本効率

指標自社中央値 (IQR)Delta
売上高成長率(前年比)−5.6%3.3% (-2.1%–8.9%)−8.9pt

売上高成長率も業種中央値を下回り、業種内では縮小傾向が目立つ位置づけにある。

※出所: 当社調べ

決算上の注目ポイント

  1. 経常損失17.5億円のうち13.8億円が営業外費用によるものであり、本業の営業損失3.7億円以上に損益を悪化させている。この費用の性質(一過性か継続性か)が今後の損益構造を理解する上での注目点である。

  2. 通期業績予想に対し、売上高進捗率は45.4%と低い一方、営業損失・経常損失・純損失はいずれも通期予想に近いか、これを上回る規模で計上されている。損益面の進捗が売上高進捗を大きく上回っている点は決算データから読み取れる特徴である。

  3. 自己資本比率は85.8%と高く、現金及び預金11.0億円は流動負債8.7億円を上回っている。財務基盤には一定の余力があるものの、利益剰余金は-15.8億円まで積み上がっており、損失計上が続く場合の資本剰余金・現金への影響が構造的な観察点となる。


本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。


AI財務分析

総括

2026年度第3四半期累計は、売上減少と販管費負担の増加に加え、多額の営業外費用が重なり、最終赤字が大幅に拡大した決算である。売上高は前年同期比5.6%減の4.53億円となった。売上総利益は0.51億円で、粗利益率は前年同期の12.6%から11.2%へ140bp低下した。販売費及び一般管理費は4.20億円と売上高の92.7%を占め、前年同期の59.8%から3,290bp上昇した。これにより営業損失は前年同期の2.26億円から3.69億円へ拡大し、営業利益率はマイナス47.1%からマイナス81.5%へ3,440bp悪化した。品質アラートの営業効率警告は、このマイナス81.5%のEBITマージンが基準の5%を大きく下回ることを示す。営業外費用は13.78億円に達し、営業損失を大きく上回る負担となった。経常損失は17.47億円、純損失は17.51億円となり、純利益率はマイナス386.5%である。前年同期の純損失0.29億円には2.06億円の子会社株式売却益が含まれており、前年との最終損益比較には一過性利益の反動が含まれる。当期には0.01億円の減損損失も計上されたが、純損失全体に対する影響は限定的である。年換算ROEはマイナス42.6%、年換算ROICはマイナス11.2%であり、資本を収益に転換できていない。品質アラートの資本効率警告は、ROICが5%の警戒水準を大幅に下回る点にある。流動比率252.9%、当座比率242.7%、D/Eレシオ0.17倍と短期流動性および表面上のレバレッジは健全である。一方、現金預金は前年同期比37.7%減の10.97億円であり、損失の継続下では資金余力の消耗速度が重要となる。通期会社予想に対する売上進捗率は45.4%で、標準的な第3四半期進捗率75%を29.6ポイント下回る。営業損失は通期予想3.70億円に対して99.7%、純損失は通期予想14.48億円に対して120.9%に達しており、通期予想の達成・修正動向が最大の注目点となる。

収益性分析

年換算ROEマイナス42.6%は、純利益率マイナス386.5%×総資産回転率0.095倍×財務レバレッジ1.17倍に分解される。ROE悪化の主因は低い資産回転率や過大なレバレッジではなく、多額の純損失による極端な純利益率の悪化である。財務レバレッジは1.17倍にとどまり、負債依存によってROEが押し下げられた構図ではない。営業段階でも粗利益率11.2%に対して販管費率92.7%となっており、売上規模に対する固定的なコスト負担が収益性を圧迫している。売上高が5.6%減少する一方、販管費は前年同期の2.87億円から4.20億円へ46.2%増加しており、営業レバレッジは明確に逆方向に働いた。粗利益率の140bp低下も、もともと薄い粗利から販管費を賄う余地を一段と縮小させた。品質アラートの低粗利警告は、粗利益率11.2%が20%の基準を下回り、コスト変動や売上減少に対する耐性が低いことを示す。CFA5因子では税負担係数は1.002で税金による損益悪化は限定的である一方、金利負担係数は4.738倍と、EBITが赤字であるため通常のカバレッジ評価には適さない。営業外費用13.78億円が経常・最終損益を大きく悪化させており、営業赤字の改善だけでは当面の利益回復を判断できない。通期売上予想9.98億円に対して第3四半期累計売上は4.53億円であり、売上回復の実現と販管費の抑制がなければ、赤字構造の持続性は低い。年換算ROICマイナス11.2%という品質アラートは、投下資本から負の収益しか生み出せていないことを示し、資本配分の収益化が最優先課題である。

成長性評価

売上高は前年同期比5.6%減であり、トップラインは縮小した。通期売上予想9.98億円に対する第3四半期累計進捗率は45.4%で、季節性を考慮しない標準進捗率75%を大幅に下回る。第4四半期に通期予想を達成するには5.45億円の売上高が必要であり、第3四半期累計売上高4.53億円を上回る水準となる。営業損失はすでに通期予想3.70億円の99.7%に達している。経常損失は通期予想17.09億円に対して102.2%、純損失は通期予想14.48億円に対して120.9%であり、現時点の累計実績と会社計画の間には乖離がある。前年同期の純損失が子会社株式売却益2.06億円で軽減されていたことを除いても、当期は営業赤字拡大と営業外費用の大幅増加が重なっている。ニッケル事業、クリプトアセット事業、不動産事業、教育事業、スマートDXソリューション事業およびスーパーマーケット関連事業を含むその他事業を有する事業構成であり、収益回復には各事業の売上拡大だけでなく、利益率の改善が必要である。

財務健全性

流動資産22.10億円に対し流動負債は8.74億円で、運転資本は13.36億円、流動比率は252.9%である。当座比率も242.7%であり、棚卸資産に依存しない短期債務の返済余力は確保されている。現金預金10.97億円は流動負債の1.26倍であり、現金だけでも短期負債を上回る。もっとも、流動負債のうち社債の1年内償還予定額は7.41億円で、流動負債の84.8%を占めるため、満期管理は重要である。総負債9.05億円、純資産54.80億円、D/Eレシオ0.17倍であり、D/Eレシオ2.0倍超や流動比率1.0倍未満に該当する警告水準ではない。自己資本比率は85.5%で、資本構成は株主資本中心である。純資産は前年同期の28.71億円から54.80億円へ増加している一方、利益剰余金は1.73億円からマイナス15.79億円へ悪化している。利益剰余金の減少は当期純損失17.51億円を反映しており、資本増強による純資産の厚みと既存事業の収益力を区別してみる必要がある。現金預金は前年同期の17.62億円から10.97億円へ6.65億円減少しており、赤字継続時の資金消費を注視する必要がある。棚卸資産は前年同期比57.5%減の0.89億円となり、在庫圧縮は運転資本を改善させる方向である。販売用不動産は3.51億円で総資産の5.5%を占め、資産の換金時期と価格変動は資金運営に影響し得る。固定資産は41.75億円、総資産の65.4%を占め、前年同期の0.94億円から大きく増加しているため、固定・投融資資産の資産価値および収益貢献の検証が重要である。

B/S変動のポイント

利益剰余金: 1.73億円からマイナス15.79億円へ17.52億円悪化(-1,012.9%)- 当期純損失17.51億円を反映。累積損失の拡大により、今後の資本消耗速度を監視する必要がある。現金預金: 17.62億円から10.97億円へ6.65億円減少(-37.7%)- 流動性はなお確保されるが、損失継続下での資金余力低下を示す。棚卸資産: 2.10億円から0.89億円へ1.21億円減少(-57.5%)- 在庫圧縮は運転資本の改善要因。ただし年換算在庫回転日数は61日であり、回転改善と在庫価値を継続確認する必要がある。固定資産: 0.94億円から41.75億円へ40.81億円増加 - 総資産の65.4%を占める資産構成となり、資産の収益貢献および価値維持が資本効率・将来損益に与える影響が大きい。純資産: 28.71億円から54.80億円へ26.09億円増加(+90.9%)- 資本金22.69億円、資本剰余金47.67億円を基盤に自己資本比率85.5%を維持する一方、利益剰余金は赤字に転じている。

キャッシュフロー品質

配当持続性

第2四半期配当は1株当たり0円であり、通期予想も1株当たり0円である。したがって、当期における配当金ベースの配当性向は実質的に0%である。純損失17.51億円の局面で無配を維持しているため、配当支出による資本・流動性への追加負担はない。今後の株主還元余力は、営業損益の改善、営業外費用の抑制および現金残高の推移に左右される。

リスク評価

ビジネスリスクとして、高優先度:売上高が前年同期比5.6%減少する一方で販管費が46.2%増加し、営業利益率がマイナス81.5%へ悪化している。売上規模に見合うコスト構造へ転換できない場合、営業赤字が継続するリスクが高い。、高優先度:ニッケル事業ではニッケル価格、原材料価格、需給および顧客需要の変動が売上・粗利に影響し得る。粗利益率11.2%と低く、価格・原価変動を吸収する余地は限定的である。、中優先度:クリプトアセット事業は暗号資産価格の急変、流動性低下、規制変更およびセキュリティ事案の影響を受けやすい。、中優先度:不動産事業では販売用不動産3.51億円の売却時期、販売価格および不動産市況が収益・資金化に影響する。、中優先度:年換算在庫回転日数61日は品質アラートの60日基準を上回る。前年同期比で棚卸資産額は圧縮されているが、金属・商品関連事業では価格下落時の評価損や陳腐化を警戒する必要がある。が挙げられます。

財務リスクとしては、高優先度:営業外費用13.78億円が営業損失3.69億円を大幅に上回り、経常損失17.47億円を招いた。営業外費用の発生が続く場合、事業損益の改善が最終損益へ結び付きにくい。、高優先度:第3四半期累計純損失17.51億円は通期予想純損失14.48億円を3.03億円上回る。業績予想の前提変更または追加損失の有無がリスクとなる。、中優先度:1年内償還予定の社債7.41億円が流動負債の大半を占める。現金預金10.97億円により現時点の支払余力はあるが、現金預金は前年同期比6.65億円減少している。、中優先度:利益剰余金はマイナス15.79億円であり、累積損失の拡大が続けば資本増強後の純資産も消耗する。、低優先度:減損損失0.01億円は規模が小さいが、固定資産・投融資資産が総資産の65.4%を占めるため、将来の資産価値見直しは継続監視を要する。が挙げられます。

主な懸念事項としては、品質アラートの営業効率警告:EBITマージンはマイナス81.5%であり、通常の収益性基準を大幅に下回る。最も直接的な投資判断上の論点は、売上回復と販管費削減による営業赤字の縮小可能性である。、品質アラートの資本効率警告:年換算ROICはマイナス11.2%であり、投下資本の収益化が実現していない。資産拡大が将来の営業利益・キャッシュ創出へつながるかを検証する必要がある。、品質アラートの低粗利警告:粗利益率11.2%は20%の基準を下回り、原価上昇や値引きへの耐性が低い。売上総利益の拡大だけでは販管費4.20億円を吸収できない。、品質アラートの在庫滞留警告:年換算DIO 61日は60日の目安をわずかに超える。棚卸資産は0.89億円へ減少したものの、在庫回転の改善継続と在庫評価が注視点となる。が挙げられます。

投資示唆

重要ポイントとして、流動性と低レバレッジは維持されているが、収益性は営業段階・最終段階とも著しく悪化している。、営業外費用13.78億円が当期の最終損失拡大の中心であり、その抑制・再発有無が損益改善の前提となる。、第3四半期累計の純損失は通期予想を超過しており、通期業績予想の進捗と修正可能性が重要である。、純資産54.80億円とD/Eレシオ0.17倍は財務的な緩衝材となる一方、利益剰余金はマイナス15.79億円まで悪化している。が挙げられます。

注視すべき指標は、売上高および粗利益率、販管費率と営業損失額、営業外費用の金額と継続性、通期予想に対する売上高・営業損益・純損益の進捗、現金預金残高と1年内償還予定社債7.41億円への対応、年換算ROIC、年換算在庫回転日数および販売用不動産3.51億円の資金化です。

セクター内ポジションについては、流動比率252.9%、当座比率242.7%、D/Eレシオ0.17倍は財務安全性の面で保守的である一方、粗利益率11.2%、営業利益率マイナス81.5%、年換算ROICマイナス11.2%は一般的な収益性・資本効率基準を大幅に下回る。現時点の相対的位置付けは、財務余力を持つ一方で本業収益性と利益の安定性に大きな課題を抱える状態である。