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55322026 第1四半期グロースJGAAP

リアルゲイト(5532) 2026年度第1四半期決算 増収・営業益285%増

2026年度第1四半期の売上高は39.5億円(前年同期比+40.3%)、営業利益は9.1億円(同+284.6%)。以下、セグメント別の増減要因とキャッシュフローを確認します。

不動産/不動産業


クイックビュー

指標当期前年同期YoY
売上高¥39.5億¥28.2億+40.3%
営業利益¥9.1億¥2.4億+284.6%
経常利益¥8.4億¥1.9億+348.7%
純利益¥5.8億¥1.2億+361.6%
ROE14.6%3.7%-

Executive Summary

2026年度第1四半期決算は、売上高39.5億円(前年同期比+11.3億円 +40.3%)、営業利益9.1億円(同+6.7億円 +284.6%)、経常利益8.4億円(同+6.5億円 +348.7%)、純利益5.8億円(同+4.6億円 +361.6%)となった。営業利益率は23.1%と高水準を達成し、前年同期の8.5%から14.6ポイント改善した。通期予想は売上高105.0億円(前年比+7.2%)、営業利益14.7億円(同+40.9%)を見込んでおり、第1四半期の進捗率は売上37.6%、営業利益62.0%と順調に推移している。1株当たり利益は100.36円(前年同期21.75円から+78.61円)に上昇した。

主要財務指標

【収益性】ROE 14.6%(年換算ベース)、営業利益率23.1%(前年同期8.5%から+14.6pt)、純利益率14.6%(同4.4%から+10.2pt)、ROIC 4.0%で資本集約的な事業構造を反映。【キャッシュ品質】現金預金13.69億円(前年同期比+4.22億円 +44.5%)、短期負債に対する現金カバレッジ7.61倍。運転資本は2.99億円でプラス水準を維持。【投資効率】総資産回転率0.179倍、1株当たり利益100.36円(前年同期21.75円から+361.6%)。【財務健全性】自己資本比率17.8%、流動比率108.3%、当座比率108.3%、負債資本倍率4.61倍。有利子負債130.31億円(うち長期借入金128.51億円)、インタレストカバレッジ15.7倍で金利負担は限定的。利益剰余金は24.96億円(前年同期比+5.00億円 +30.0%)と内部留保が積み上がっている。

キャッシュフロー分析

現金預金は前年同期比+4.22億円増の13.69億円へ積み上がり、増収増益基調が資金生成に寄与していることが確認できる。運転資本効率では、前受金5.12億円と預り金等が短期資金源として機能している。販売用不動産は13.26億円で在庫の現金化タイミングが資金繰りに影響する。短期の返済負担として1年内返済予定の長期借入金15.98億円が存在するが、現金預金に対する短期負債カバレッジは7.61倍と十分な水準。固定負債が145.86億円と総負債の80.2%を占める構造で、長期借入金128.51億円の満期構成とリファイナンス計画のモニタリングが重要となる。利益剰余金の増加(+5.00億円)は内部資金の蓄積を示し、自己資本の改善材料である。

収益の質

経常利益8.4億円に対し営業利益9.1億円で、非営業純減は約0.7億円。営業外費用として支払利息0.75億円が計上されているが、インタレストカバレッジは15.7倍と十分な水準を確保している。営業利益率23.1%は売上原価率71.8%、販管費率5.1%の構造で実現されており、前年同期の営業利益率8.5%から大幅に改善した要因は、売上高の増加(+40.3%)に対し販管費の増加が抑制された(+12.2%)ことによる。四半期ベースでは営業CFの開示がないため利益の現金裏付けは確認できないが、現金預金の前年同期比増加(+44.5%)は営業活動による資金生成を示唆している。

リスク要因

  • 不動産市況変動リスク: 販売用不動産13.26億円の売却価格と販売タイミングが収益に直結し、地価下落や需要減退が業績を圧迫する可能性
  • 高レバレッジによる財務リスク: 負債資本倍率4.61倍、有利子負債130.31億円で、金利上昇時の利息負担増加および借入返済負担が財務を圧迫する可能性
  • 短期返済負担: 1年内返済予定の長期借入金15.98億円の返済原資確保と、長期借入金のリファイナンス実行リスク
  • 資本効率の低迷: ROIC 4.0%と低水準で、資本集約的な事業構造において投下資本に対するリターンが不十分
  • 在庫流動性リスク: 販売用不動産の在庫回転率低下により資金化が遅延し、運転資金やキャッシュフローに悪影響を及ぼす可能性

業種ベンチマーク(参考・当社調べ)

【業種内ポジション】(参考情報・当社調べ)本決算期は自社データのみで業種横断的なベンチマークデータが限定的であるため、自社過去推移との比較を中心に評価する。収益性では営業利益率23.1%は自社過去最高水準(過去データ中最高)で、不動産業の特性として利益率のばらつきが大きい業種において高水準に位置すると評価できる。成長性では売上成長率40.3%は自社過去の伸び率を大きく上回り、不動産販売の好調な案件消化を反映している。健全性では自己資本比率17.8%は不動産開発業の中では標準的な範囲に収まるが、負債資本倍率4.61倍は業種内でも高レバレッジに分類される水準である。通期予想における売上成長率+7.2%、営業利益成長率+40.9%は引き続き高成長を見込んでおり、案件パイプラインの充実が前提となる。(出所: 当社集計、比較対象: 自社過去5期推移)

決算上の注目ポイント

決算上の注目ポイントとして、第一に営業利益率23.1%への大幅改善(前年同期比+14.6pt)が挙げられ、売上高の伸び(+40.3%)に対し販管費の増加が抑制された(+12.2%)ことが要因である。第二に、通期予想に対する第1四半期の営業利益進捗率が62.0%と高く、下期の利益率が上期を下回る前提であることから、案件ごとの利益率変動や売上計上タイミングの偏りに注意が必要である。第三に、負債資本倍率4.61倍と高レバレッジ構造の中で、利益剰余金が前年同期比+30.0%増加しており内部留保による自己資本改善が進行している点は、財務健全性向上の兆しとして評価できる。今後は営業CFの開示による利益の現金裏付け確認、販売用不動産の在庫回転率、および借入金の返済・リファイナンス計画が重要な観察ポイントとなる。


本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。


AI財務分析

総括

2026年度Q1は、売上高の大幅増加と粗利率の急改善により、営業利益・純利益ともに急伸した非常に強いスタートとなった。売上高は39.51億円で前年同期比40.3%増となった。営業利益は9.12億円で同284.6%増となった。経常利益は8.37億円で同348.7%増となった。当期純利益は5.76億円で同361.6%増となった。売上総利益は11.14億円となり、前年同期の4.06億円から約2.74倍へ拡大した。粗利益率は28.2%となり、前年同期の14.4%から1,378bp上昇した。販管費は2.02億円で前年同期比19.5%増にとどまり、売上成長率を20.8pt下回った。販管費率は5.1%と前年同期の6.0%から90bp低下し、売上拡大に伴う営業レバレッジが顕著である。営業利益率は23.1%と前年同期の8.4%から1,466bp上昇した。経常利益率も21.2%と前年同期の6.6%から1,457bp改善した。純利益率は14.6%と前年同期の4.4%から1,018bp上昇しており、収益性は各段階で大幅に改善している。支払利息は0.58億円で前年同期の0.30億円から増加したが、インタレストカバレッジは15.70倍と十分な水準を維持している。Q1の営業利益は通期会社計画14.70億円に対して62.0%、純利益は同7.25億円に対して79.4%に達しており、計画対比で大幅な先行となった。売上高進捗率も37.6%と標準的なQ1進捗率25%を12.6pt上回る。利益進捗の突出は物件売却等の計上時期による四半期変動の可能性を含むため、通期では高採算案件の継続性、賃貸資産の稼働・収益性、資金調達コストの推移が焦点となる。財務面では有利子負債130.31億円、D/Eレシオ4.61倍、LTV58.9%とレバレッジは高く、利益成長と並行して負債依存度の抑制が重要である。

収益性分析

年換算ROEは58.4%であり、デュポン分解では純利益率14.6%×総資産回転率0.714倍×財務レバレッジ5.61倍で説明される。収益性の直接的な牽引役は純利益率であり、前年同期の4.4%から14.6%へ1,018bp改善した。営業段階では、粗利益率が14.4%から28.2%へ1,378bp上昇したことが最大の変化であり、売上構成および案件採算の改善が営業利益率の急上昇につながった。販管費率も6.0%から5.1%へ低下しており、販管費の増加率19.5%が売上高の増加率40.3%を下回ったことから、固定費吸収による営業レバレッジが発現している。営業利益率は8.4%から23.1%へ1,466bp改善し、粗利率の拡大が利益改善のほぼ全てを主導した。年換算ROAは、純利益率と年換算総資産回転率から約10.4%と推定され、資産集約型の不動産事業として高い収益効率を示す。ただし、ROE58.4%のうち財務レバレッジ5.61倍が増幅要因であり、株主資本による実力以上に高く見える側面がある。CFA5因子では税負担係数が0.688で、一般的な正常域の目安0.70をわずかに下回る一方、実効税率31.2%は日本企業として概ね標準的である。金利負担係数は0.919と0.90を上回り、現時点では金利費用がEBITを大きく毀損していない。もっとも、支払利息は前年同期比91.0%増であり、負債残高および金利環境の変化が継続すれば、金利負担係数の悪化余地がある。高い粗利率が通期にも維持されるかが、収益性改善の持続性を判断する最重要点である。

成長性評価

売上高は前年同期比40.3%増の39.51億円で、通期計画105.00億円に対する進捗率は37.6%となった。通期会社計画の売上高成長率は前年比7.2%増であるため、Q1の増収率は計画が前提とする成長率を大きく上回る。営業利益の進捗率は62.0%、経常利益は74.9%、純利益は79.4%であり、いずれも標準的なQ1進捗率25%を大幅に超過している。特に純利益の進捗超過幅は54.4ptであり、Q1の高採算売上の寄与が大きいことを示す。会社計画上の通期営業利益率は14.0%であるのに対し、Q1実績は23.1%であり、通期計画はQ1実績より保守的な利益率を織り込んでいる。営業外損益は純額0.75億円の損失で、その中心である支払利息0.58億円が経常利益の伸びを一部抑制した。税引前利益8.38億円と純利益5.76億円の差は31.2%の実効税率で概ね説明され、特別損益による純利益の大幅なかさ上げは見られない。販売用不動産は13.26億円と前年同期の23.73億円から44.1%減少しており、Q1の売上・利益計上に伴う在庫の販売進展を示唆する。今後の成長持続性は、販売用不動産の補充、開発・保有資産からの売上化、および高マージン案件の再現性に依存する。

財務健全性

流動比率は108.3%、当座比率も108.3%であり、流動負債36.04億円を流動資産39.03億円でカバーしている。ただし、流動比率は健全性の目安である150%を下回り、流動性余力は大きくない。運転資本は2.99億円のプラスである。現金預金は13.69億円で前年同期比44.5%増加した。短期借入金1.80億円に対する現金の比率は7.61倍である一方、1年内返済予定の長期借入金は15.98億円であり、短期借入金と合計した短期返済対象は17.78億円となる。したがって、現金単独では短期返済対象を全額カバーしないものの、流動資産全体では流動負債を上回っている。長期借入金は128.51億円、総有利子負債は130.31億円であり、資産取得・保有を負債で支える資本構成である。D/Eレシオ4.61倍は2.0倍を大きく上回るため、レバレッジ警告に該当する。この高水準は不動産保有・開発型の事業モデルでは一定の合理性があるものの、純資産39.44億円に対して有利子負債が3倍超であることから、金利上昇や資産価値下落への感応度を高める。LTVは58.9%で55%の警戒水準を上回っており、REITレバレッジ警告に該当する。Debt/Capital比率も76.8%と60%の注意水準を上回る。もっとも、インタレストカバレッジ15.70倍は5倍の強固な目安を大幅に上回り、足元の利益創出力からみた利払い能力は良好である。自己資本は前年同期の33.51億円から39.44億円へ17.7%増加し、主として利益剰余金の積み上がりが資本緩衝力の改善に寄与した。

B/S変動のポイント

現金預金: +4.22億円(+44.5%)- 現金残高は13.69億円へ増加し、短期的な資金余力を改善。ただし、1年内返済予定長期借入金15.98億円との比較では、借換え・営業資金の確保が引き続き重要。利益剰余金: +5.76億円(+30.0%)- Q1純利益5.76億円の計上を主因に24.96億円へ増加し、純資産の拡充とレバレッジ緩和に寄与。販売用不動産: -10.47億円(-44.1%)- 13.26億円へ減少。物件売却・収益化の進展を示唆する一方、将来の販売成長には在庫・開発案件の補充が重要。有形固定資産: +14.66億円(+10.1%)- 158.91億円へ増加。建物・土地を中心とする資産基盤の拡大は将来収益機会につながる一方、資産回収および資金調達負担を伴う。建物及び構築物: +6.12億円(+10.0%)- 67.16億円へ増加。不動産保有資産の拡大に伴い、稼働収益・売却採算の確保が重要。長期借入金: +5.60億円(+4.6%)- 128.51億円へ増加。資産拡大を支える資金調達とみられるが、高いD/EレシオおよびLTVの背景となっている。

キャッシュフロー品質

配当持続性

リスク評価

ビジネスリスクとして、不動産市況・売却案件の変動リスク:高:中:高:Q1は粗利益率28.2%、営業利益率23.1%と極めて高い水準であり、物件の売却時期や個別案件の採算が四半期業績を大きく左右する可能性がある。通期計画営業利益率14.0%との差も大きく、高収益案件の再現性が重要となる。、不動産価格・キャップレート変動リスク:高:中:高:土地109.65億円、有形固定資産158.91億円を保有しており、金利上昇や投資家要求利回りの上昇による不動産価値への影響は、資産売却収益および保有資産の収益性に波及し得る。、建設コスト上昇・開発遅延リスク:中:中:中:不動産開発・改修において建設資材価格や人件費の上昇、工期遅延が生じれば、将来案件の原価率上昇を通じて足元で大幅改善した粗利益率を圧迫する。が挙げられます。

財務リスクとしては、高レバレッジ:高:高:高:D/Eレシオ4.61倍は警戒水準2.0倍を大幅に上回り、LTV58.9%も55%の警戒水準を超える。資産価格下落時には純資産への影響が増幅され、追加借入条件や資金調達余力に影響する可能性がある。、借換え・金利上昇リスク:高:中:高:有利子負債130.31億円のうち、1年内返済予定の長期借入金は15.98億円である。支払利息は前年同期の0.30億円から0.58億円へ増加しており、借換え金利の上昇は経常利益を圧迫し得る。、流動性バッファーの限定性:中:中:中:流動比率は108.3%でプラスの運転資本を確保するが、150%の健全目安を下回る。現金預金13.69億円は短期返済対象の借入金17.78億円を下回るため、資産売却、営業収入、借換えの円滑な実行が重要となる。が挙げられます。

主な懸念事項としては、D/Eレシオ4.61倍という品質アラートは、利益成長局面であっても資本構成の脆弱性を示す重要指標である。、LTV58.9%という品質アラートは、不動産価値または資金調達条件の悪化時に財務柔軟性が低下する可能性を示す。、インタレストカバレッジは15.70倍と良好だが、支払利息の前年同期比91.0%増は、将来の金利負担を監視すべきシグナルである。、販売用不動産は前年同期比44.1%減少しており、売却進展は収益化に寄与する一方、次の販売・開発案件の積み上がりが収益持続性を左右する。が挙げられます。

投資示唆

重要ポイントとして、売上高は前年同期比40.3%増、営業利益は同284.6%増で、粗利率改善を伴う高品質な利益成長となった。、営業利益率は23.1%で前年同期比1,466bp改善し、販管費率も90bp低下したため、強い営業レバレッジが確認できる。、Q1の通期計画進捗率は売上高37.6%、営業利益62.0%、純利益79.4%であり、会社計画に対して大幅に先行している。、年換算ROE58.4%は高水準だが、財務レバレッジ5.61倍による増幅効果を含む。、D/Eレシオ4.61倍、LTV58.9%、Debt/Capital76.8%は、不動産保有・開発型としても慎重な監視を要する資本構成である。が挙げられます。

注視すべき指標は、粗利益率および営業利益率の通期推移、通期営業利益計画14.70億円および純利益計画7.25億円に対する進捗、販売用不動産13.26億円の回転・補充状況、有利子負債130.31億円、D/Eレシオ4.61倍、LTV58.9%の推移、支払利息およびインタレストカバレッジ15.70倍の推移、1年内返済予定長期借入金15.98億円の借換え条件です。

セクター内ポジションについては、収益性は営業利益率23.1%、純利益率14.6%、年換算ROE58.4%と高水準であり、Q1時点の業績モメンタムは強い。一方で、資産集約型の事業構造に加えD/Eレシオ4.61倍、LTV58.9%という高レバレッジを採用しているため、収益性評価には不動産市況、資産価値、金利および借換え条件への感応度を併せて考慮する必要がある。