| 指標 | 当期 | 前年同期 | YoY |
|---|---|---|---|
| 売上高 | ¥39.5億 | ¥28.2億 | +40.3% |
| 営業利益 | ¥9.1億 | ¥2.4億 | +284.6% |
| 経常利益 | ¥8.4億 | ¥1.9億 | +348.7% |
| 純利益 | ¥5.8億 | ¥1.2億 | +361.6% |
| ROE | 14.6% | 3.7% | - |
2026年度第1四半期決算は、売上高39.5億円(前年同期比+11.3億円 +40.3%)、営業利益9.1億円(同+6.7億円 +284.6%)、経常利益8.4億円(同+6.5億円 +348.7%)、純利益5.8億円(同+4.6億円 +361.6%)となった。営業利益率は23.1%と高水準を達成し、前年同期の8.5%から14.6ポイント改善した。通期予想は売上高105.0億円(前年比+7.2%)、営業利益14.7億円(同+40.9%)を見込んでおり、第1四半期の進捗率は売上37.6%、営業利益62.0%と順調に推移している。1株当たり利益は100.36円(前年同期21.75円から+78.61円)に上昇した。
【収益性】ROE 14.6%(年換算ベース)、営業利益率23.1%(前年同期8.5%から+14.6pt)、純利益率14.6%(同4.4%から+10.2pt)、ROIC 4.0%で資本集約的な事業構造を反映。【キャッシュ品質】現金預金13.69億円(前年同期比+4.22億円 +44.5%)、短期負債に対する現金カバレッジ7.61倍。運転資本は2.99億円でプラス水準を維持。【投資効率】総資産回転率0.179倍、1株当たり利益100.36円(前年同期21.75円から+361.6%)。【財務健全性】自己資本比率17.8%、流動比率108.3%、当座比率108.3%、負債資本倍率4.61倍。有利子負債130.31億円(うち長期借入金128.51億円)、インタレストカバレッジ15.7倍で金利負担は限定的。利益剰余金は24.96億円(前年同期比+5.00億円 +30.0%)と内部留保が積み上がっている。
現金預金は前年同期比+4.22億円増の13.69億円へ積み上がり、増収増益基調が資金生成に寄与していることが確認できる。運転資本効率では、前受金5.12億円と預り金等が短期資金源として機能している。販売用不動産は13.26億円で在庫の現金化タイミングが資金繰りに影響する。短期の返済負担として1年内返済予定の長期借入金15.98億円が存在するが、現金預金に対する短期負債カバレッジは7.61倍と十分な水準。固定負債が145.86億円と総負債の80.2%を占める構造で、長期借入金128.51億円の満期構成とリファイナンス計画のモニタリングが重要となる。利益剰余金の増加(+5.00億円)は内部資金の蓄積を示し、自己資本の改善材料である。
経常利益8.4億円に対し営業利益9.1億円で、非営業純減は約0.7億円。営業外費用として支払利息0.75億円が計上されているが、インタレストカバレッジは15.7倍と十分な水準を確保している。営業利益率23.1%は売上原価率71.8%、販管費率5.1%の構造で実現されており、前年同期の営業利益率8.5%から大幅に改善した要因は、売上高の増加(+40.3%)に対し販管費の増加が抑制された(+12.2%)ことによる。四半期ベースでは営業CFの開示がないため利益の現金裏付けは確認できないが、現金預金の前年同期比増加(+44.5%)は営業活動による資金生成を示唆している。
【業種内ポジション】(参考情報・当社調べ)本決算期は自社データのみで業種横断的なベンチマークデータが限定的であるため、自社過去推移との比較を中心に評価する。収益性では営業利益率23.1%は自社過去最高水準(過去データ中最高)で、不動産業の特性として利益率のばらつきが大きい業種において高水準に位置すると評価できる。成長性では売上成長率40.3%は自社過去の伸び率を大きく上回り、不動産販売の好調な案件消化を反映している。健全性では自己資本比率17.8%は不動産開発業の中では標準的な範囲に収まるが、負債資本倍率4.61倍は業種内でも高レバレッジに分類される水準である。通期予想における売上成長率+7.2%、営業利益成長率+40.9%は引き続き高成長を見込んでおり、案件パイプラインの充実が前提となる。(出所: 当社集計、比較対象: 自社過去5期推移)
決算上の注目ポイントとして、第一に営業利益率23.1%への大幅改善(前年同期比+14.6pt)が挙げられ、売上高の伸び(+40.3%)に対し販管費の増加が抑制された(+12.2%)ことが要因である。第二に、通期予想に対する第1四半期の営業利益進捗率が62.0%と高く、下期の利益率が上期を下回る前提であることから、案件ごとの利益率変動や売上計上タイミングの偏りに注意が必要である。第三に、負債資本倍率4.61倍と高レバレッジ構造の中で、利益剰余金が前年同期比+30.0%増加しており内部留保による自己資本改善が進行している点は、財務健全性向上の兆しとして評価できる。今後は営業CFの開示による利益の現金裏付け確認、販売用不動産の在庫回転率、および借入金の返済・リファイナンス計画が重要な観察ポイントとなる。
本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。