| 指標 | 当期 | 前年同期 | YoY |
|---|---|---|---|
| 売上高 | ¥172.9億 | ¥179.6億 | -3.7% |
| 営業利益 | ¥21.9億 | ¥31.0億 | -29.2% |
| 経常利益 | ¥23.0億 | ¥31.3億 | -26.3% |
| 純利益 | ¥15.4億 | ¥20.4億 | -25.4% |
| ROE | 5.3% | 7.4% | - |
2026年度第3四半期決算は、売上高172.9億円(前年同期比-6.7億円 -3.7%)、営業利益21.9億円(同-9.1億円 -29.2%)、経常利益23.0億円(同-8.3億円 -26.3%)、親会社帰属当期純利益15.4億円(同-5.0億円 -24.5%)と減収減益着地。不動産開発事業の売上高111.9億円、営業利益18.8億円が主軸セグメント。総資産は484.7億円(前年比+41.6億円)、純資産は288.6億円(同+11.8億円)へ増加。通期予想は売上高300.0億円(前期比+9.2%増)、営業利益50.0億円(同+6.9%増)、当期純利益32.0億円を見込む。
【収益性】ROE 5.2%(前年同期から低下、業種中央値11.0%を大きく下回る)、純利益率8.9%(業種中央値5.0%を上回る)、営業利益率12.7%(前年17.3%から-4.6pt悪化、業種中央値8.5%を上回る)。EBITマージンは12.7%相当で、インタレストカバレッジは約22.0倍と利払能力は確保。実効税率33.3%。【キャッシュ品質】現金同等物20.3億円(前年35.2億円から-42.3%減)、短期負債カバレッジ0.13倍で流動性ストレスが顕在化。営業外収益に有価証券売却益1.1億円、受取配当金0.9億円の一時的要素を含む。【投資効率】総資産回転率0.357回転(資産効率低位)、総資産利益率3.2%(業種中央値3.6%を下回る)、ROIC 3.4%で資本コスト回収に警戒要。【財務健全性】自己資本比率は算出データなし、負債資本倍率0.68倍、Debt/Capital比率35.2%。流動比率229.7%と表面指標は良好だが、短期借入金152.2億円(前年73.2億円から+107.8%急増)、短期負債比率96.9%と短期資金依存が極めて高い。販売用不動産383.6億円が総資産の79.1%を占め在庫流動化が最重要課題。
営業CFデータは開示されていないが、貸借対照表推移から資金動向を分析すると、現金預金は前年35.2億円から20.3億円へ-14.9億円(-42.3%)減少し、資金繰り圧迫の兆候が明確。短期借入金が73.2億円から152.2億円へ+79.0億円(+107.8%)急増しており、外部資金調達への依存を強めている。運転資本の構成では、買掛金が46.8億円から6.5億円へ-40.3億円(-86.2%)大幅減少し、支払条件の変更または仕入先への支払迅速化により短期資金需要が増加したと推定。一方で売掛金は10.1億円から13.3億円へ+3.2億円(+31.3%)増加し、回収サイトの延長または販売条件の変化を示唆。販売用不動産は前年から横ばい圏で推移し在庫流動化が進まず、これが現金創出の停滞要因となっている。現金対短期負債比率は0.13倍と極めて低位で、短期借入のロールオーバーが前提の資本構成であり、リファイナンスリスクが顕在化している。
経常利益23.0億円に対し営業利益21.9億円で、営業外純増は約1.1億円。営業外収益の内訳は有価証券売却益1.1億円と受取配当金0.9億円が主であり、金融関連の一時的要素が収益を部分的に支えている。営業外収益合計2.1億円は売上高の1.2%を占める。営業利益率が前年同期17.3%から12.7%へ-4.6pt低下しており、売上原価率の悪化または販売構成の変化(低利幅案件の増加)が推定される。営業CFデータが開示されていないため営業利益の現金裏付けを直接検証できない点は留意事項であるが、現金預金の減少と短期借入金の急増から判断すると、利益計上額に対して現金創出が伴っていない可能性が高く、収益の質に懸念が残る。インタレストカバレッジは約22.0倍で利払負担は現時点では軽微。
【業種内ポジション】(参考情報・当社調べ) 不動産業種内における財務指標比較(2025年度第3四半期、業種中央値は過去同期決算企業14社集計)。収益性: ROE 5.2%は業種中央値11.0%(IQR: 3.6%~20.5%)を大きく下回り、業種内で低位。営業利益率12.7%は業種中央値8.5%(IQR: 2.9%~11.0%)を上回り効率性を維持。純利益率8.9%は業種中央値5.0%(IQR: 1.7%~7.1%)を上回る。健全性: 流動比率2.30倍は業種中央値2.21倍(IQR: 1.95~3.46倍)と同水準だが、現金対短期負債0.13倍の低位が実質的流動性リスクを示す。自己資本比率データは算出不可だが負債資本倍率0.68倍とDebt/Capital比率35.2%は業種内で中位圏と推定。ネットデット/EBITDA比率は算出データなし。効率性: 総資産利益率3.2%は業種中央値3.6%(IQR: 1.0%~6.0%)をやや下回り、在庫効率低下が要因。売上高成長率-3.7%は業種中央値+13.5%(IQR: +2.9%~+51.3%)を大幅に下回り減収基調が顕著。業種比較では収益性の低さと成長性の鈍化が課題として浮き彫りになっている(※出所: 当社集計、2025年度Q3時点の公開決算データ)。
本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。