| 指標 | 当期 | 前年同期 | YoY |
|---|---|---|---|
| 売上高 | ¥21.3億 | ¥17.2億 | +24.0% |
| 営業利益 | ¥6.8億 | ¥4.2億 | +61.5% |
| 経常利益 | ¥6.9億 | ¥4.2億 | +63.0% |
| 純利益 | ¥4.5億 | ¥2.8億 | +61.5% |
| ROE | 14.4% | 9.8% | - |
2026年度第2四半期連結決算は、売上高21.3億円(前年比+4.1億円 +24.0%)、営業利益6.8億円(同+2.6億円 +61.5%)、経常利益6.9億円(同+2.7億円 +63.0%)、親会社株主に帰属する四半期純利益4.5億円(同+1.7億円 +61.5%)と増収増益を達成。売上成長とともに営業利益率が32.2%に拡大し、高い粗利率78.3%を背景に収益性が大幅改善した。EPSは88.51円(前年54.98円から+61.0%)と収益力の向上が1株あたり指標にも反映されている。
【売上高】売上高は前年17.2億円から21.3億円へ+4.1億円増加し、成長率24.0%を記録。セグメント別の詳細開示はないが、高い粗利率78.3%を維持していることから、主力の高付加価値サービス事業が成長を牽引したと推察される。売上原価は4.6億円に留まり、売上総利益は16.7億円へ拡大した。【損益】営業利益は6.8億円(前年4.2億円から+61.5%)と売上増以上の増益率を実現。販管費は9.8億円で、販管費率は46.2%と前年から低下傾向にあり、売上拡大に対してコスト抑制が奏功した。営業外収益は0.1億円で小規模、経常利益6.9億円と営業利益の差異は軽微であり、本業主導の収益構造が確認できる。特別損益の開示はなく、経常利益から税引前利益への乖離もほぼない。税引後純利益は4.5億円で、純利益率は21.3%に達した。以上により、増収増益型の好調な業績推移となった。
【収益性】ROE 14.4%(業種中央値5.6%を大幅に上回る)、営業利益率32.2%(業種中央値14.0%に対し約18pt上回る)、純利益率21.3%(業種中央値9.2%を12pt上回る)で、収益性は業種内で突出した水準にある。【キャッシュ品質】現金及び預金24.5億円、営業CFは5.4億円で純利益4.5億円に対し1.2倍の現金裏付けを確保。短期負債14.1億円に対する現金カバレッジは1.7倍で流動性は良好。【投資効率】総資産回転率0.46回で業種中央値0.35回を上回り、資産効率は比較的高い。設備投資0.0億円に対し減価償却費1.4億円で、設備投資比率は極めて低く投資抑制傾向が顕著。【財務健全性】自己資本比率67.8%(業種中央値60.2%を上回る)、流動比率228.2%(業種中央値7.74倍と単位が異なるため直接比較困難だが十分高水準)、負債資本倍率0.48倍と保守的な資本構成である。
営業CFは5.4億円で純利益4.5億円の1.2倍となり、利益の現金裏付けが確認できる。投資CFは-1.7億円で主に無形資産取得によるもので、設備投資は-0.0億円と極めて限定的である。財務CFは-1.7億円で配当支払いが主因と推察される。フリーCFは3.7億円を確保し、現金創出力は強い。現金預金は前年比で24.5億円へ積み上がり、流動資産32.2億円の約76%を占める。短期負債14.1億円に対する現金カバレッジは1.7倍で流動性は十分である。営業CFが純利益を上回る一方、減価償却費1.4億円を加味したEBITDA推定8.2億円に対する営業CF比率は約0.66倍で、現金転換効率にはやや改善余地がある。
経常利益6.9億円に対し営業利益6.8億円で、非営業純増は約0.1億円と軽微である。営業外収益は売上高の0.5%程度で小規模であり、収益の大部分は本業の営業活動から生じている。営業CFが純利益を上回っており、アクルーアル比率(営業CF-純利益)は+0.9億円でプラスであり、収益の質は良好と評価できる。売掛金DSOは約77日で業種中央値116.70日を大幅に下回り、回収サイクルは良好な水準にある。契約負債7.4億円は売上高の約35%に相当し、前受契約が一定規模存在することで将来売上の先取りが確認できるが、その履行進捗は今後の収益認識タイミングに影響する。
通期予想は売上高45.1億円(進捗率47%)、営業利益11.1億円(同61%)、経常利益10.9億円(同63%)、純利益7.0億円(対通期予想進捗は未公表)である。営業利益の進捗率61%は標準進捗50%を+11pt上回り、上期に収益が前倒しで計上されている。売上進捗47%は標準並みであり、利益先行型の進捗となっている。予想修正は開示されておらず、会社計画は据え置きである。契約負債7.4億円は売上高の約35%に相当し、受注残相当の前受金が積み上がっている点は将来の売上可視性を一部担保する要素であるが、受注残/売上比率は年間ベースでは16%程度(7.4億円÷45.1億円)と限定的である。
年間配当予想は18.00円(内訳:中間0円、期末18.00円)である。前年配当は開示がないため前年比較は不可だが、通期純利益予想7.0億円(EPS予想143.93円)に対する配当性向は約12.5%と低水準である。自社株買いの実績開示はない。配当性向が低いため、総還元性向も配当のみの約12.5%となる。現金預金24.5億円、FCF 3.7億円を考慮すると配当支払余力は十分にあり、今後の増配余地は大きい。
【業種内ポジション】(参考情報・当社調べ) 収益性: ROE 14.4%(業種中央値5.6%、IQR 0.7%〜6.2%)で業種内上位に位置。営業利益率32.2%(業種中央値14.0%、IQR 3.8%〜18.5%)も業種を大きく上回る。純利益率21.3%(業種中央値9.2%、IQR 1.1%〜14.0%)で、収益性は業種内で突出した水準にある。 健全性: 自己資本比率67.8%(業種中央値60.2%、IQR 50.8%〜88.4%)で中位から上位に位置し、財務安全性は高い。 効率性: 総資産回転率0.46回(業種中央値0.35回、IQR 0.29〜0.37)で業種平均を上回る資産効率を実現。設備投資/減価償却比率0.02(業種中央値0.34、IQR 0.24〜1.70)は極端に低く、投資抑制が顕著である。 成長性: 売上高成長率24.0%(業種中央値21.0%、IQR 15.5%〜26.8%)で業種平均並みの成長を維持。EPS成長率61.0%(業種中央値35.0%、IQR 12%〜47%)は業種内上位である。 キャッシュ品質: キャッシュコンバージョン率1.2(業種中央値1.22、IQR 0.86〜1.75)で業種平均並み。売掛金回転日数77日(業種中央値116.70日、IQR 81.61〜167.74)と回収サイクルは業種内で良好な水準にある。 (業種: IT・通信(N=7社)、比較対象: 2025年第2四半期、出所: 当社集計)
本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。