| 指標 | 当期 | 前年同期 | YoY |
|---|---|---|---|
| 売上高 | ¥14.6億 | ¥9.8億 | +49.2% |
| 営業利益 | ¥3.3億 | ¥1.0億 | +232.6% |
| 経常利益 | ¥3.3億 | ¥1.0億 | +231.7% |
| 純利益 | ¥2.9億 | ¥1.0億 | +178.7% |
| ROE | 5.1% | 1.9% | - |
2026年度第1四半期決算は、売上高14.6億円(前年同期比+4.8億円 +49.2%)、営業利益3.3億円(同+2.3億円 +232.6%)、経常利益3.3億円(同+2.3億円 +231.7%)、純利益2.9億円(同+1.9億円 +178.7%)と全指標で大幅な増収増益を達成した。売上総利益率は73.5%の高水準を維持し、営業利益率は22.8%(前年同期10.2%から+12.6pt)と大幅に改善した。
【収益性】ROE 5.1%(前年同期2.8%から改善)、営業利益率 22.8%(前年同期10.2%から+12.6pt)、純利益率 19.8%(前年同期10.6%から+9.2pt)、売上総利益率 73.5%。【キャッシュ品質】現金預金47.9億円、短期負債カバレッジ2.2倍。【投資効率】総資産回転率 0.185倍(年換算0.74倍)。【財務健全性】自己資本比率 71.5%、流動比率 331.1%、負債資本倍率 0.39倍。
現金預金は前年同期比+0.9億円増の47.9億円へ積み上がり、豊富な流動性を維持している。利益剰余金が期首4.1億円から7.0億円へ+2.9億円増加し、当期純利益の全額が内部留保される資本蓄積が進行している。短期負債21.5億円に対する現金カバレッジは2.2倍で流動性は十分。預かり金が16.1億円計上されており事業特性に応じた流動負債構成となっているが、現金残高が大きく上回るため返金リスクへの耐性は高い。運転資本は49.6億円とプラスで、売掛金5.8億円に対して現金預金が大きく上回る保守的な資金構造を維持している。
経常利益3.3億円と営業利益3.3億円がほぼ同水準で、営業外損益の影響は極めて限定的である。営業外収益は受取利息配当金などで0.01億円、営業外費用は0.01億円と僅少であり、収益構造は事業本業に依拠している。純利益2.9億円に対する実効税率は約13.3%と低位で、税負担は軽微にとどまっている。営業利益率22.8%は売上総利益率73.5%と販管費比率50.7%の差分であり、高粗利構造と販管費コントロールによる収益体質が確認できる。営業キャッシュフローの開示はないが、利益剰余金の増加額が純利益とほぼ一致しており、会計上の利益計上プロセスは明瞭である。
高粗利構造への依存リスクとして、売上総利益率73.5%の維持が収益性の前提となっており、商品・サービスミックスの変化や価格競争により粗利率が低下した場合の利益インパクトは大きい。預かり金16.1億円の返金リスクとして、急激な解約や契約変動が発生した場合の資金流出に対する監視が必要だが、現金47.9億円の保有により短期的な支払能力は確保されている。総資産回転率0.185倍と資産効率が低位であり、資産規模79.2億円に対する売上創出力の改善が進まない場合、資本効率の向上は限定的となる。通期予想では営業利益400百万円(Q1進捗率83.4%)と第2四半期以降の減益が織り込まれており、季節要因や費用増加の可能性に留意が必要である。
【業種内ポジション】(参考情報・当社調べ) 自社の営業利益率22.8%は前年同期10.2%から大幅改善しており、収益性の向上トレンドが確認できる。ROE 5.1%は前年同期2.8%から改善したものの、絶対水準は一般的な収益性ベンチマークと比較すると低位にとどまっており、資本効率の改善余地がある。売上成長率49.2%は高成長を示すが、総資産回転率0.185倍は資産効率の観点で改善が必要な水準である。自己資本比率71.5%は保守的な財務構造を示し、財務健全性は高い。過去実績との比較では、営業利益率・純利益率ともに2026年度Q1が最高水準に達しており、収益体質の改善が顕著である。
決算上の注目ポイントとして、第一に売上総利益率73.5%の高水準維持と営業利益率22.8%への大幅改善が挙げられ、高粗利商品・サービスの構成比拡大と販管費コントロールによる収益体質改善が数値で確認できる。第二に総資産79.2億円に対する現金預金47.9億円の比率60.5%と豊富な流動性を保持している点で、無配方針の下で内部留保を優先する保守的な資本政策が継続している。第三に通期予想との対比では営業利益400百万円に対しQ1が3.3億円(進捗率83.4%)と前半偏重の収益構造が示唆されており、第2四半期以降の収益動向と費用推移のモニタリングが重要となる。
本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。