| 指標 | 当期 | 前年同期 | YoY |
|---|---|---|---|
| 売上高 | ¥6023.3億 | ¥5682.4億 | +6.0% |
| 営業利益 | ¥1187.8億 | ¥1023.5億 | +16.0% |
| 税引前利益 | ¥1195.3億 | ¥1015.9億 | +17.7% |
| 純利益 | ¥836.1億 | ¥722.0億 | +15.8% |
| ROE | 16.5% | 16.5% | - |
2026年度Q3決算は、売上高6,023億円(前年比+341億円 +6.0%)、営業利益1,188億円(同+164億円 +16.0%)、経常利益1,196億円(同+177億円 +17.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益836億円(同+114億円 +15.8%)と、増収増益を達成した。粗利率は37.2%(前年36.2%から+1.0pt改善)、営業利益率は19.7%(同18.0%から+1.7pt改善)へ拡大し、収益性の改善が鮮明となった。通期計画(売上8,100億円、営業利益1,500億円、純利益1,040億円)に対し順調に進捗している。
【収益性】ROE 16.5%(前年17.0%から小幅低下)、営業利益率 19.7%(前年18.0%から+1.7pt)、純利益率 13.8%(前年12.6%から+1.2pt)、総資産利益率 8.8%。デュポン分解では、純利益率13.8%×総資産回転率0.635×財務レバレッジ1.88倍の構成で、純利益率の改善が最大の寄与要因。【キャッシュ品質】現金及び現金同等物1,084億円、その他の金融資産(流動)579億円、営業CF/純利益比率1.30倍、アクルーアル比率-2.7%。短期借入金118億円に対し現金カバレッジは9.2倍。【投資効率】総資産回転率0.635回(前年0.612回から改善)、無形資産取得318億円で成長基盤を強化。【財務健全性】自己資本比率52.9%(前年47.2%から+5.7pt改善)、負債資本倍率0.88倍、流動比率221.0%。長期借入金返済により財務レバレッジは2.12倍から1.88倍へ低下し、金利負担係数は1.006と実質的な負担は軽微。
営業CFは1,085億円で純利益比1.30倍となり、利益の現金裏付けは良好。主な内訳は売上債権の回収が+623億円とプラス寄与した一方、契約資産の増加-383億円と仕入債務の減少-198億円がマイナス寄与した。利息支払は-36億円と軽微、税金支払は-431億円。投資CFは-833億円で、無形資産取得-318億円と子会社取得-45億円が主因であり、定期預金への振替も資金移動に影響した。財務CFは-884億円で、長期借入金返済-429億円と配当支払-395億円が中心。フリーCFは252億円でプラスを確保し、現金創出力は維持されている。売掛金は-482億円減少(前年比-30.4%)し回収が進展した反面、契約資産は+389億円増加(同+66.5%)し、案件進捗と請求・検収タイミングの差が運転資本に影響を与えている。その他の金融資産(流動)が+423億円増加し余資運用の配分変化が確認できる。短期借入金は-255億円減少し流動性リスクは低下した。
営業利益1,188億円に対し経常利益1,196億円で、営業外純益は8億円のプラス。内訳は金融収益43億円(受取利息・配当、投資有価証券売却益など)と金融費用36億円がほぼ相殺し、持分法投資利益8億円が純増となった。営業外収益は売上高の0.7%と利益構成への影響は限定的で、コア事業の収益力が主たるドライバーである。営業CFが純利益を上回りアクルーアル比率-2.7%と、収益の質は良好。一方、契約資産の増加は売上認識の進捗を示すが、請求・検収のタイミング差により短期的に利益率やキャッシュフローに振れが生じる可能性がある。粗利率の改善は高付加価値サービスへのミックス改善と原価管理の徹底が寄与し、持続性は高いと評価できる。
【業種内ポジション】(参考情報・当社調べ) 収益性: 営業利益率19.7%は業種中央値6.4%(IQR: 2.0%〜13.5%)を大きく上回り、第3四分位(13.5%)も超える上位水準。純利益率13.8%も業種中央値4.8%(IQR: 0.6%〜9.4%)を大幅に超過。ROE 16.5%は業種中央値7.3%(IQR: 0.9%〜12.1%)を上回り、第3四分位(12.1%)超で高効率。 健全性: 自己資本比率52.9%は業種中央値55.2%(IQR: 42.5%〜67.3%)とほぼ同水準で、業種内では中位レンジ。流動比率221.0%は業種中央値208%(IQR: 156%〜301%)と同水準で安定的。 成長性: 売上高成長率6.0%は業種中央値12.0%(IQR: 2.0%〜24.5%)を下回り、業種内では低成長ながら安定拡大を志向。 効率性: 総資産利益率8.8%は業種中央値3.8%(IQR: 0.5%〜6.0%)を大きく上回り上位に位置。 ※業種: 情報・通信業(68社)、比較対象: 2025年度Q3、出所: 当社集計
本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。