| 指標 | 当期 | 前年同期 | YoY |
|---|---|---|---|
| 売上高 | ¥14.8億 | ¥13.1億 | +12.9% |
| 営業利益 | ¥4.6億 | ¥3.6億 | +25.9% |
| 経常利益 | ¥4.6億 | ¥3.7億 | +26.0% |
| 純利益 | ¥3.1億 | ¥2.4億 | +29.6% |
| ROE | 6.6% | 5.1% | - |
2026年度第1四半期決算は、売上高14.8億円(前年同期比+1.7億円 +12.9%)、営業利益4.6億円(同+0.9億円 +25.9%)、経常利益4.6億円(同+0.9億円 +26.0%)、純利益3.1億円(同+0.7億円 +29.6%)と増収増益を達成した。営業利益率は31.1%で前年同期から大幅に改善し、売上成長を上回る利益成長により収益性が向上した。純資産は46.4億円で前年から横ばい、総資産は62.6億円で前年65.4億円から微減となった。通期予想(売上高63.5億円、営業利益20.5億円、純利益13.7億円)に対して順調な滑り出しとなっている。
【収益性】ROE 6.6%(前年同期推定5.2%から改善)、営業利益率31.1%(前年同期27.7%から+3.4pt)、純利益率20.6%(前年同期18.7%から+1.9pt)、売上総利益率66.4%で高粗利ビジネスモデルを維持。営業外収益は0.005億円、営業外費用は0.04億円で経常利益は営業利益とほぼ一致。【キャッシュ品質】現金預金30.4億円、総資産の48.6%を占める。短期負債カバレッジ2.6倍(現金預金/流動負債)。【投資効率】総資産回転率0.24倍(年換算0.95倍)、財務レバレッジ1.35倍。無形資産14.7億円とのれん7.9億円で無形資産比率36.3%。【財務健全性】自己資本比率74.0%(前年71.1%から改善)、流動比率298.8%、負債資本倍率0.35倍、有利子負債2.4億円でインタレストカバレッジ336.0倍。運転資本23.1億円、契約負債2.1億円が前受収益を示す。
現金預金は前年同期比で把握が必要だが当四半期末30.4億円を確保し、総資産の約半分を占める高い流動性を維持している。純利益3.1億円の積み上がりに対して純資産が46.4億円でほぼ前年同期並みとなっており、配当支払いや資本政策による調整が推測される。運転資本は23.1億円で仕掛品0.4億円を含むが、契約負債2.1億円は前受型のビジネスモデルを示し運転資本効率に寄与している。有形固定資産は0.4億円と軽資産経営で、投資活動は無形資産・のれんへの配分が中心と見られる。短期借入金1.6億円、長期借入金0.8億円の合計2.4億円の有利子負債に対して現金預金が12.7倍のカバレッジを持ち、財務余力は十分である。通期業績予想に対する利益進捗と配当方針(期末7.5円)の整合性から、今後の現金創出力と株主還元のバランスが注目点となる。
経常利益4.6億円に対し営業利益4.6億円で、非営業損益は純額でマイナス0.04億円と小幅である。営業外費用0.04億円が営業外収益0.005億円を上回り、支払利息等のコストが発生している。営業外損益の規模は売上高の0.2%程度と限定的で、収益構造は本業主導である。売上総利益率66.4%の高粗利は付加価値の高いサービス提供を示し、販管費5.2億円(売上高比35.3%)を差し引いた営業利益段階で31.1%の利益率を確保している。営業CFの開示がないため収益の現金化度合いは確認できないが、契約負債2.1億円の存在は前受金型の収益構造を示し、一定のキャッシュ先行性が示唆される。四半期ベースでの純利益3.1億円の創出に対して現金預金30.4億円の厚みがあり、収益の質は良好と評価できる。
【業種内ポジション】(参考情報・当社調べ) 同社の営業利益率31.1%は一般的なITサービス・ソフトウェア業種における収益性水準と比較して高位に位置する。自社過去推移では営業利益率31.1%(2026年第1四半期)、純利益率20.7%(2026年)と高水準を維持しており、売上成長率12.9%(2026年第1四半期)は通期予想の15.4%に向けて順調な進捗である。自己資本比率74.0%は業種一般の財務健全性基準を大幅に上回り、現金比率48.6%も高水準である。無形資産・のれん比率36.1%はM&A戦略やソフトウェア投資を積極化している企業の特徴であり、資産効率(総資産回転率0.24倍)は無形資産集約型ビジネスの傾向を反映している。業種特性として、サブスクリプション型やプラットフォーム型の高粗利ビジネスモデルでは契約負債が一定規模存在し、同社も契約負債2.1億円を計上している点が業種内での標準的な収益構造を示している。(※業種: ITサービス・ソフトウェア、比較対象: 過去決算期および自社推移、出所: 当社集計)
本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。