| 指標 | 当期 | 前年同期 | YoY |
|---|---|---|---|
| 売上高 | ¥22.8億 | ¥22.5億 | +1.2% |
| 営業利益 | ¥0.7億 | ¥-1.4億 | - |
| 経常利益 | ¥0.6億 | ¥-1.5億 | - |
| 純利益 | ¥0.4億 | ¥-2.0億 | - |
| ROE | 5.9% | -29.3% | - |
2026年度第3四半期決算は、売上高22.8億円(前年同期比+0.3億円 +1.2%)、営業利益0.7億円(同+2.1億円、前年同期-1.4億円から黒字転換)、経常利益0.6億円(同+2.1億円、前年同期-1.5億円から黒字転換)、親会社株主帰属当期純利益0.4億円(同+2.4億円、前年同期-2.0億円から黒字転換)。売上は前年並みで推移する一方、粗利益率42.5%の高水準を維持し、赤字から黒字化を達成。通期予想は売上高32.0億円、営業利益1.5億円で下期の利益回復を織り込む。
【収益性】ROE 6.1%(前年同期は負値から改善)、営業利益率2.8%(前年同期-6.1%から+8.9pt改善、ただし業種中央値8.0%は下回る)、純利益率1.8%(業種中央値5.6%を下回る)。EBITマージンは2.9%と低水準で、粗利益率42.5%に対し販管費9.0億円が利益を圧迫。基本EPS 7.79円(前年同期は負値)。【キャッシュ品質】現金預金7.3億円、短期借入金3.0億円に対する現金カバレッジ2.43倍。売掛金は前年同期比-3.8億円減少し回収改善の兆候。売掛金回転日数69日(業種中央値60.5日を上回る)。仕掛品比率が高く運転資本効率に課題。【投資効率】総資産回転率1.13倍(業種中央値0.68倍を大幅上回る)。ROA 2.1%(業種中央値4.2%を下回る)。【財務健全性】自己資本比率34.3%(業種中央値59.5%を大幅下回る)、流動比率123.7%(業種中央値213%を下回るも100%超)、当座比率122.8%。負債資本倍率1.92倍、短期負債比率51.4%と短期リファイナンス依存度が高い。財務レバレッジ2.91倍(業種中央値1.66倍を上回る高水準)。有利子負債5.8億円。
現金預金は前年同期8.6億円から7.3億円へ-1.3億円減少も、営業黒字転換により資金流出は抑制された。資産サイドでは売掛金が前年同期8.1億円から4.3億円へ-3.8億円の大幅減少となり、債権回収が進捗。一方で棚卸資産は0.04億円から0.09億円へ+0.05億円増加し、仕掛品比率の高さが運転資本効率の改善余地を示唆。負債サイドでは買掛金が前年同期1.2億円から0.3億円へ-0.9億円減少し、仕入債務圧縮により支払サイクルが短縮。長期借入金は前年同期5.4億円から2.8億円へ-2.6億円減少し、債務返済が進行。短期借入金3.0億円に対し現金は7.3億円あり、短期負債カバレッジは良好。総資産は前年同期24.4億円から20.2億円へ-4.2億円圧縮され、資産効率向上に寄与。現金減少は債務返済や資産圧縮に伴う一時的な動きと推測され、営業利益の黒字化が継続すればフリーキャッシュフロー創出力の回復が期待される。
経常利益0.6億円に対し営業利益0.7億円で、営業外純損失は約0.1億円。粗利益率42.5%の高水準は事業モデルの収益性を示すが、販管費9.0億円が売上高22.8億円の39.6%を占め、営業利益率を2.8%に押し下げる主因。営業外収支は支払利息など財務コストが中心と推測され、経常利益に対する営業外依存度は低い。売掛金が前年同期から大幅減少し債権回収は改善しているが、売掛金回転日数69日は業種中央値60.5日を上回り、なお改善余地がある。仕掛品比率の高さはプロジェクト型ビジネスの性質を反映するが、現金化の遅れにつながる懸念。営業CFの開示がないため利益の現金裏付けは限定的にしか評価できないが、売掛金減少と当期黒字転換から収益の質は前年同期比で改善方向にある。
【業種内ポジション】(参考情報・当社調べ) 収益性:ROE 6.1%(業種中央値8.2%を下回る)、営業利益率2.8%(業種中央値8.0%を大幅下回る)、純利益率1.8%(業種中央値5.6%を大幅下回る)。利益率は業種内で低位にあり、販管費効率化が課題。 健全性:自己資本比率34.3%(業種中央値59.5%を大幅下回る)、財務レバレッジ2.91倍(業種中央値1.66倍を上回る)。負債依存度は業種内で高く、安全性に改善余地。流動比率123.7%(業種中央値213%を下回る)も短期支払能力は業種平均より低め。 効率性:総資産回転率1.13倍(業種中央値0.68倍を大幅上回る)は資産効率の高さを示す。売掛金回転日数69日(業種中央値60.5日を上回る)は回収速度が業種平均より遅い。 成長性:売上高成長率1.2%(業種中央値10.5%を大幅下回る)で成長力は業種内で弱い。ルール・オブ・40は4.0%(成長率1.2%+営業利益率2.8%、業種中央値20%を大幅下回る)。 ※業種:IT・通信(99社)、比較対象:2025年度Q3、出所:当社集計
本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。