| 指標 | 当期 | 前年同期 | YoY |
|---|---|---|---|
| 売上高 | ¥36.1億 | ¥37.0億 | -2.2% |
| 営業利益 | ¥7.8億 | ¥9.4億 | -16.8% |
| 経常利益 | ¥8.0億 | ¥9.8億 | -17.6% |
| 純利益 | ¥5.5億 | ¥6.5億 | -16.0% |
| ROE | 7.7% | 8.8% | - |
2026年度Q3決算は、売上高36.1億円(前年比-0.9億円 -2.2%)、営業利益7.8億円(同-1.6億円 -16.8%)、経常利益8.0億円(同-1.7億円 -17.6%)、純利益5.5億円(同-1.0億円 -15.4%)と減収減益。営業利益率は21.6%で前年25.4%から3.8pt縮小し、粗利率48.4%(前年49.6%から-1.2pt)と販管費率26.7%(前年24.1%から+2.6pt)の二重圧力によりマージン低下が顕著。ROEは7.7%で前年8.9%から低下したが、総資産回転率は0.456倍から0.475倍へ改善し資産効率は向上。現金等45.6億円、投資有価証券16.3億円を保有し、流動比率1,129%、負債資本倍率0.07倍と極めて強固な財務基盤を維持。売掛金は前年比-27.2%の大幅減で運転資本は引き締まり、自己株式取得を継続し資本効率向上を志向する。
【収益性】ROE 7.7%(前年8.9%から-1.2pt低下、業種中央値7.3%を上回る)、営業利益率21.6%(前年25.4%から-3.8pt、業種中央値6.4%を大幅に上回る高収益体質を維持)、純利益率15.1%(前年17.6%から-2.5pt、業種中央値4.8%を10.3pt上回る)、粗利率48.4%(前年49.6%から-1.2pt)、販管費率26.7%(前年24.1%から+2.6pt)。【キャッシュ品質】現金及び預金45.6億円(前年51.3億円)、短期負債カバレッジ9.17倍(現金45.6億円/短期借入・社債等4.97億円)で流動性は極めて潤沢。売掛金7.1億円(前年9.8億円、-27.2%)と大幅圧縮により運転資本効率が改善。【投資効率】総資産回転率0.475倍(前年0.456倍、+0.019倍改善)、総資産利益率7.2%(前年8.0%から低下、業種中央値3.8%を3.4pt上回る)。【財務健全性】自己資本比率93.1%(前年90.8%から+2.3pt、業種中央値55.2%を37.9pt上回る超健全水準)、流動比率1,128.6%(業種中央値208%を大幅に上回る)、負債資本倍率0.07倍(ネットキャッシュ体質で極めて低位)。
現金預金は前年51.3億円から45.6億円へ-5.7億円減少したが、投資有価証券は11.6億円から16.3億円へ+4.7億円増加し、金融資産合計では約62億円と高水準を維持。売掛金は9.8億円から7.1億円へ-2.7億円(-27.2%)の大幅減少で回収進捗が確認でき、営業活動による現金創出が見込まれる。流動負債は7.5億円から5.0億円へ-2.5億円減少し、負債圧縮が進行。短期借入金・社債等は4.97億円と小規模にとどまり、現金45.6億円に対するカバレッジは9.17倍で流動性リスクは皆無。自己株式は簿価で90.2億円から113.2億円へ-23.0億円拡大(取得による減少)しており、継続的な株主還元が資金支出に寄与。投資有価証券の増加と自己株式取得を実施しながらも現金45.6億円を確保し、資金配分の柔軟性は高い。
経常利益8.0億円に対し営業利益7.8億円で、営業外純増は約0.2億円と限定的。営業外収益は0.2億円(前年0.4億円)で、受取利息や持分法投資損益の減少が主因。営業外収益は売上高36.1億円の0.6%にとどまり、利益の大半は本業から創出される構造。特別損失には投資有価証券評価損0.2億円が計上されており、評価の保守性が確認できる。売掛金の大幅減少(-27.2%)は、利益のキャッシュ転換が良好に進捗していることを示唆し、アクルーアル懸念は限定的。一方で粗利率の低下と販管費率の上昇により、営業段階での収益の質は前年比で悪化しており、費用コントロールとプロジェクト採算性の改善が課題。
【業種内ポジション】(参考情報・当社調べ)収益性では営業利益率21.6%が業種中央値6.4%を15.2pt上回り、純利益率15.1%も業種中央値4.8%を10.3pt上回る高収益企業。ROE 7.7%は業種中央値7.3%と同水準で、超健全な財務構造(自己資本比率93.1%、業種中央値55.2%)がレバレッジ制約となり資本効率では相対優位性が限定的。流動比率1,128.6%は業種中央値208%を大幅に上回り、流動性は業種トップクラス。売上成長率-2.2%は業種中央値+12.0%を下回り、成長モメンタムが課題。総資産利益率7.2%は業種中央値3.8%を3.4pt上回り、高いマージンが資産効率の相対優位を支える。ネットキャッシュ体質で負債活用は極めて限定的(負債資本倍率0.07倍)、ネットデット/EBITDA倍率は業種中央値-2.88を大幅に下回る健全性。(業種: IT・通信 N=68社、比較対象: 2025-Q3、出所: 当社集計)
本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。