- 売上高: 69.87億円
- 営業利益: 22.36億円
- 当期純利益: 13.60億円
- 1口当たり当期純利益 (EPU): 44.50円
| 項目 | 当期 | 前期 | 増減率 |
|---|
| 売上高 | 69.87億円 | - | - |
| 売上原価 | 27.89億円 | - | - |
| 売上総利益 | 41.99億円 | - | - |
| 販管費 | 19.63億円 | - | - |
| 営業利益 | 22.36億円 | - | - |
| 営業外収益 | 30百万円 | - | - |
| 営業外費用 | 39百万円 | - | - |
| 経常利益 | 22.26億円 | - | - |
| 税引前利益 | 19.38億円 | - | - |
| 当期純利益 | 13.60億円 | - | - |
| 1口当たり当期純利益 (EPU) | 44.50円 | - | - |
| 潜在株式調整後1口当たり当期純利益 | 44.43円 | - | - |
| 1口当たり分配金 (DPU) | 12.00円 | 12.00円 | +0.0% |
| 項目 | 当期末 | 前期末 | 増減 |
|---|
| 流動資産 | 60.52億円 | - | - |
| 現金預金 | 51.89億円 | - | - |
| 売掛金 | 2.21億円 | - | - |
| 固定資産 | 21.05億円 | - | - |
| 有形固定資産 | 1.46億円 | - | - |
| 無形資産 |
| 項目 | 値 |
|---|
| 純利益率 | 19.5% |
| 粗利益率 | 60.1% |
| 流動比率 | 254.2% |
| 当座比率 | 254.2% |
| 負債資本倍率 | 0.55倍 |
| 項目 | 前年同期比 |
|---|
| 売上高前年同期比 | +12.9% |
| 営業利益前年同期比 | +35.1% |
| 経常利益前年同期比 | +25.4% |
| 当期純利益前年同期比 | +0.0% |
| 項目 | 値 |
|---|
| 発行済投資口数(自己投資口含む) | 36.27百万株 |
| 自己投資口数 | 5.94百万株 |
| 期中平均投資口数 | 30.56百万株 |
| 1口当たり純資産 (NAV) | 172.12円 |
| 項目 | 金額 |
|---|
| 第2四半期分配金 | 12.00円 |
| 期末分配金 | 12.00円 |
| 項目 | 予想値 |
|---|
| 売上高予想 | 92.62億円 |
| 営業利益予想 | 29.00億円 |
| 経常利益予想 | 28.59億円 |
| 当期純利益予想 | 14.00億円 |
| 1口当たり当期純利益予想 (EPU) | 45.80円 |
| 1口当たり分配金予想 (DPU) | 14.00円 |
このデータはXBRLファイルから自動抽出されたものです。正確性については開示資料の原本をご確認ください。
2025年度Q3のセルシスは、二桁の増収とそれを上回る増益で、営業面の好調さが際立つ四半期でした。売上高は69.87億円で前年同期比+12.9%と拡大し、営業利益は22.36億円で+35.1%と大きく伸長しました。粗利益率は60.1%と高水準を維持し、営業利益率は32.0%(22.36/69.87)まで上昇しました。前年の営業利益率は約26.7%(16.55/61.89の推計)とみられ、約530bpのマージン拡大が確認できます。経常利益は22.26億円で+25.4%、非営業損益は小幅なマイナス(0.30-0.39=▲0.09億円)にとどまり、本業の収益力が成長の主因です。税引前利益は19.38億円、当期純利益は13.60億円で横ばい(+0.0%)ながら、営業段階の力強さとのコントラストが見られます。実効税率は概算で約29.8%((19.38-13.60)/19.38)と標準的な水準です。デュポン分解では、純利益率19.5%、総資産回転率0.878、財務レバレッジ1.52倍からROEは26.1%と資本効率は非常に高いです。貸借対照表は現金同等物51.89億円、流動比率254%と盤石で、短期返済能力は極めて良好です。営業キャッシュフローが未開示のため、利益のキャッシュ化度(営業CF/純利益)を検証できない点は、利益の質評価における重要なブラインドスポットです。販管費は19.63億円で、売上対比約28.1%とコストコントロールが奏功しています。非営業収益は受取配当0.21億円、受取利息0.07億円と保守的で、事業構造は本業中心です。配当性向は計算値で64.0%と中立~やや高めで、フリーキャッシュフロー非開示の中では慎重なモニタリングが必要です。短期的には高マージンの維持と税負担の平準化がEPSトレンドを支え、中期的には有料会員・サブスクリプションの継続率、価格施策、為替の影響が焦点となります。総じて、収益性・資本効率は強い一方、キャッシュフロー情報の欠落が利益の質評価に不確実性を残します。将来に向けては、運転資本の推移(前受収益、売掛金回収)と投資配分(開発・マーケ)を見極めることが重要です。競合環境やプラットフォーム手数料政策の変更は、マージンに上下双方向のリスクを孕みます。現状のネットキャッシュ体質は、研究開発・プロモーション・株主還元の柔軟性をもたらしています。データ制約(CF・費用内訳非開示)を踏まえ、次四半期でのCF開示と継続率指標の補強が望まれます。
• ステップ1(ROE分解): ROE 26.1% = 純利益率19.5% × 総資産回転率0.878 × 財務レバレッジ1.52倍。• ステップ2(変化が大きい要素): 営業利益率が前年約26.7%から32.0%へ約530bp改善し、ROE押し上げの主要因。資産回転とレバレッジは安定的。• ステップ3(ビジネス上の理由): 粗利率60.1%を維持しつつ、販管費率が約28.1%に抑制されたことで営業レバレッジが顕在化。非営業損益は小さく、コア利益がROEに寄与。• ステップ4(持続性評価): 高マージンはプロダクト優位性と規模の経済に支えられる一方、価格改定・プラットフォーム手数料・為替で変動余地あり。販管費効率化の持続余地はあるが、成長投資再加速時は一時的に低下しうる。• ステップ5(懸念されるトレンド): 当期純利益が横ばいで税前伸長に比して伸び悩み。営業CF未開示のため、営業外要因や運転資本による利益乖離の有無を検証できず、利益の質評価に留意が必要。
• 売上の持続可能性: 売上+12.9%と2桁成長。製品ライフサイクルとサブスク継続率次第で中期的成長は維持可能だが、成熟化リスクと為替影響は監視。• 利益の質: 営業増益+35.1%は販管費効率化と営業レバレッジが主因。純利益横ばいは税負担・一過性費用の可能性。CF未開示でキャッシュ創出力の裏付けが不足。• 見通し: 短期は高マージン維持、価格最適化、海外売上の為替追い風/逆風の影響がカギ。中期は開発投資の成果(機能追加、AI関連)とユーザー基盤拡大が成長ドライバー。
• 流動性: 流動資産60.52億円、流動負債23.80億円で流動比率254%、当座比率254%と非常に健全。現金51.89億円は流動負債を大きく上回る。• 資本構成: 負債資本倍率0.55倍と低レバレッジ。総資産79.58億円に対し純資産52.21億円で自己資本厚め。• 満期ミスマッチ: 短期負債23.80億円に対し現金が潤沢でミスマッチリスクは低い。• オフバランス債務: 開示なしのため不明。特段の警告指標(流動比率<1.0、D/E>2.0)に該当せず。
• 営業CF/純利益: 非開示のため算定不可。基準値(>1.0)との比較ができず、利益のキャッシュ化度に不確実性。• FCFと配当・投資の持続可能性: 設備投資・FCF・配当金支払が未開示で定量評価不可。現金残高は厚く、短期的な還元・投資余力は高い。• 運転資本: 売掛金2.21億円は売上規模に対して小さく、前受収益の有無が不明。運転資本の増減(特に前受・繰延収益)が営業CFを左右する可能性に留意。
• 配当性向: 計算値で64.0%と目安60%をやや上回る。• FCFカバレッジ: FCF非開示のため判定不可。• 総額感: 純利益13.60億円・配当性向64%前提では配当総額は概算8.7億円程度と推計(開示なしのため参考値)。• 方針見通し: ネットキャッシュ厚く短期的持続性は高いが、投資(開発・MA)とのバランスと営業CFの裏付け確認が前提。利益横ばいの局面では増配余地は限定されやすい。
ビジネスリスク:
- プラットフォーム手数料・ポリシー変更によるマージン圧迫(Apple/Google等)
- サブスクリプション継続率・解約率の変動による売上の振れ
- 競合製品・代替ツールの台頭による価格競争とARPU低下
- 新機能開発の遅延や品質問題によるユーザー離反
- 海外売上比率の高まりに伴うサポート・ローカライズ負荷
財務リスク:
- 為替変動による円換算売上・コストのボラティリティ
- 税負担の増加・税務一過性影響による純利益の振れ
- 営業CFが利益に追随しない場合の還元余力・投資余力低下リスク
- 有価証券・投資有価証券の評価変動(配当収益の減少含む)
主な懸念事項:
- 営業CF非開示に伴う利益の質評価の不確実性
- 純利益が横ばいである点(税前との乖離)
- 配当性向がやや高め(64%)で、成長投資と両立するかの検証が必要
- 高ROEの一部が低レバレッジ下の高マージンに依拠しており、競争・手数料政策次第で変動しうる
重要ポイント:
- 売上+12.9%、営業利益+35.1%で営業レバレッジが効き、営業利益率は約530bp改善
- ROE26.1%と資本効率は非常に高水準(純利益率の高さが主因)
- 現金51.89億円・流動比率254%で財務の弾力性が高い
- 純利益は横ばいで税前とのギャップが存在、税負担や一過性の可能性に留意
- 営業CF・FCF非開示で利益のキャッシュ化・配当持続性の検証が未了
注視すべき指標:
- 営業キャッシュフローと営業CF/純利益比率(>1.0の維持)
- 前受収益・繰延収益、売掛金回収(運転資本の動向)
- サブスクリプション継続率・ARPU・MAU
- 販管費率とマーケ・開発投資の配分
- 為替レート感応度と地域別売上構成
- プラットフォーム手数料比率と決済チャネルミックス
- 税率の平準化動向(実効税率の推移)
セクター内ポジション:
国内ソフトウェア小型株の中でも高い粗利率・営業利益率とネットキャッシュ体質が強み。成長持続性はユーザーベース拡大と継続率次第だが、競争とプラットフォーム政策の影響を相対的に受けやすい。
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