| 指標 | 当期 | 前年同期 | YoY |
|---|---|---|---|
| 売上高 | ¥53.6億 | ¥52.7億 | +1.6% |
| 営業利益 | ¥2.8億 | ¥3.1億 | -11.3% |
| 経常利益 | ¥3.1億 | ¥3.4億 | -6.4% |
| 純利益 | ¥2.1億 | ¥2.3億 | -5.6% |
| ROE | 2.0% | 2.2% | - |
2026年度第2四半期決算は、売上高53.6億円(前年比+0.9億円 +1.6%)と微増収を確保したものの、営業利益2.8億円(同▲0.4億円 ▲11.3%)、経常利益3.1億円(同▲0.2億円 ▲6.4%)、純利益2.1億円(同▲0.1億円 ▲5.6%)と減益基調となった。売上総利益率は26.0%と一定水準を維持したが、販売費及び一般管理費が増加し営業利益率は5.2%へ低下。営業外収益が0.4億円の寄与により経常利益段階では減益幅が縮小した。
【収益性】ROE 2.0%(前年同期比低下)、営業利益率5.2%(前年同期比▲0.7pt)、純利益率4.0%。ROEをデュポン分解すると純利益率4.0%×総資産回転率0.45倍×財務レバレッジ1.12倍で、純利益率の低下が主要因。ROIC 2.6%と資本生産性は限定的な水準。【キャッシュ品質】現金預金33.3億円、営業CF1.8億円で純利益比0.82倍と現金裏付けがやや弱い。短期負債に対する現金カバレッジは3.9倍と潤沢。【投資効率】総資産回転率0.45倍、設備投資は0.7億円で減価償却1.2億円に対し0.63倍と更新投資が抑制的。【財務健全性】自己資本比率89.7%(前年89.8%)、流動比率656.5%、当座比率610.4%、負債資本倍率0.12倍と極めて保守的な財務構造。
営業CFは1.8億円で純利益2.1億円に対し0.82倍の水準となり、利益の完全な現金化には至っていない。売上債権の減少が営業CFを押し上げた一方で、税金等調整前当期純利益3.2億円からの現金転換率は0.55倍と限定的。投資CFは▲6.1億円で有価証券購入2.0億円と定期預金の純増3.0億円が主因となり、設備投資は0.7億円に留まる。財務CFは▲0.5億円で配当支払が主体。フリーキャッシュフローは▲4.3億円と投資活動により現金流出超過となったが、現金預金残高は33.3億円と充分な水準を維持している。現金の配置転換が投資CFを圧迫する構図であり、事業拡大に向けた設備投資は減価償却費を下回る水準で推移している。
経常利益3.1億円に対し営業利益2.8億円で、営業外純益は0.4億円の寄与。営業外収益の主な構成は受取配当金および受取利息等の金融収益であり、売上高に対する営業外収益の比率は約0.7%と限定的。税金等調整前当期純利益3.2億円から純利益2.1億円への圧縮率は約33%で法人税等が1.0億円発生している。営業CF1.8億円が純利益2.1億円をやや下回る水準であり、営業利益段階での現金創出力はEBITDA(営業利益+減価償却費)4.0億円に対し営業CF比率0.44倍と改善余地がある。利益の現金裏付けは中程度の水準に留まり、運転資本管理と営業効率の改善が今後の課題となる。
【業種内ポジション】(参考情報・当社調べ)当社は建設関連資材・設備を扱う卸売業であり、当該業種は資本効率と在庫回転率が競争力の指標となる。収益性: 営業利益率5.2%は同業種の中央値68%を下回り改善余地がある。純利益率4.0%も業種中位水準との比較で低位。効率性: 総資産回転率0.45倍は卸売業としてはやや低く、資産効率向上の余地がある。健全性: 自己資本比率89.7%は業種中央値5060%を大幅に上回り極めて保守的。資本効率: ROE 2.0%は業種中央値8~10%を大幅に下回り、過剰な自己資本比率が資本生産性を抑制している構図。※業種: 建設関連卸売業(同業公開企業約20社)、比較対象: 2025年度通期決算、出所: 当社集計
本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。