| 指標 | 当期 | 前年同期 | YoY |
|---|---|---|---|
| 売上高 | ¥178.4億 | ¥173.6億 | +2.8% |
| 営業利益 | ¥9.2億 | ¥9.9億 | -7.0% |
| 経常利益 | ¥9.6億 | ¥10.5億 | -7.9% |
| 純利益 | ¥6.4億 | ¥6.9億 | -8.1% |
| ROE | 7.9% | 9.4% | - |
2026年度第3四半期決算は、売上高178.4億円(前年同期比+4.8億円 +2.8%)、営業利益9.2億円(同-0.7億円 -7.0%)、経常利益9.6億円(同-0.9億円 -7.9%)、当期純利益6.4億円(同-0.5億円 -8.1%)となった。増収ながら減益の着地であり、売上総利益率は44.4%と高水準を維持したものの、販売費及び一般管理費が69.98億円(販管費率39.2%)に膨らみ、営業段階での利益率低下を招いた。セグメント別ではYellowHatが売上139.8億円・営業利益10.5億円と主力事業として貢献する一方、TSUTAYAは売上10.1億円・営業損失0.2億円、UPGARAGEは売上9.4億円・営業利益1.5億円となった。通期予想は売上高220.0億円(前年比+0.4%)、営業利益6.7億円(同+1.3%)、純利益4.2億円(同+26.2%)としており、下期での利益回復を織り込んでいる。
【収益性】ROE 7.9%(前年7.9%から横ばい、デュポン分解では純利益率3.6%×総資産回転率0.991×財務レバレッジ2.23倍)、営業利益率5.2%(前年5.7%から-0.5pt低下)、純利益率3.6%(前年4.0%から-0.4pt低下)。売上総利益率は44.4%と高水準を維持したが、販管費率が39.2%へ上昇し営業利益を圧迫。【キャッシュ品質】現金預金26.8億円(前年11.7億円から+128.4%増)、短期負債カバレッジは現金/短期負債0.62倍。インタレストカバレッジは営業利益/支払利息で29.8倍と良好。【投資効率】総資産回転率0.991倍、棚卸資産54.98億円で総資産の30.5%を占め在庫比率は高位。【財務健全性】自己資本比率44.9%(前年45.1%から-0.2pt)、流動比率127.0%、当座比率52.9%、負債資本倍率1.23倍、Debt/Capital比率37.7%、短期負債比率88.9%と短期借入金への依存が顕著。
現金預金は前年同期比+11.75億円増の26.84億円へ積み上がり、短期借入金の増加(前年32.50億円→今期43.50億円、+33.8%)による資金調達が流動性強化に寄与した。一方で短期負債集中が進んでおり、現金/短期負債比率は0.62倍にとどまる。運転資本効率では買掛金が前年10.14億円から12.80億円へ+26.2%増加し、仕入債務の活用が確認できる。長期借入金は前年8.20億円から5.46億円へ-33.5%減少し、負債構成が短期化している。棚卸資産は54.98億円と高位で推移しており、在庫回転改善が資金効率向上の鍵となる。短期負債に対する現金カバレッジは限定的で、リファイナンス余地の確保が課題である。
経常利益9.6億円に対し営業利益9.2億円で、非営業純増は約0.4億円と小幅。営業外収益は受取配当金や為替差益などで構成され、営業外費用には支払利息0.31億円が含まれる。営業外損益が売上高に占める比率は小さく、収益の大半は営業活動から生じている。税引前当期純利益9.64億円に対し法人税等が3.27億円で実効税率は約33.9%と標準的水準。粗利率44.4%は高位で売上の質自体は良好だが、販管費負担により営業段階での利益創出力が低下している。営業CFデータは未開示のため純利益とキャッシュの乖離は評価できないが、現金積み上がりが進んでいる点は運転資本調整または資金調達による流動性強化を示唆する。
【業種内ポジション】(参考情報・当社調べ) 収益性: ROE 7.9%(業種中央値2.9%を+5.0pt上回り、業種IQR上限7.4%をわずかに超過、業種内では上位グループ)、純利益率3.6%(業種中央値2.2%を+1.4pt上回る)、営業利益率5.2%(業種中央値3.9%を+1.3pt上回る)。健全性: 自己資本比率44.9%(業種中央値48.9%を-4.0pt下回り、業種IQR下限37.6%と上限62.1%の中位に位置)、流動比率1.27倍(業種中央値1.88倍を-0.61倍下回り、業種IQR下限1.33倍をわずかに下回る)。効率性: 売上高成長率+2.8%(業種中央値+6.7%を-3.9pt下回り、業種IQR下限+0.4%と上限+11.7%の中位下位)。収益性は業種内で比較的高位にあるが、成長性と健全性指標では業種中位~下位に位置し、短期流動性と売上成長は業種比較で相対的に弱い。 ※業種: 小売業(N=12社)、比較対象: 2025年度Q3実績、出所: 当社集計
本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。