| 指標 | 当期 | 前年同期 | YoY |
|---|---|---|---|
| 売上高 | ¥110.0億 | ¥108.4億 | +1.5% |
| 営業利益 | ¥4.0億 | ¥5.5億 | -28.4% |
| 経常利益 | ¥5.4億 | ¥6.5億 | -17.9% |
| 純利益 | ¥3.9億 | ¥4.5億 | -14.2% |
| ROE | 1.7% | 2.0% | - |
ユタカフーズの2026年度第3四半期決算は、売上高110.0億円(前年比+1.6億円 +1.5%)と微増を確保したが、営業利益4.0億円(同-1.5億円 -28.4%)と大幅減益となった。経常利益は5.4億円(同-1.1億円 -17.9%)、純利益は3.9億円(同-0.6億円 -14.2%)といずれも前年を下回った。営業外収益1.5億円(配当金0.8億円、受取利息0.4億円など)が経常段階で利益を下支えしたものの、本業の収益性低下が顕著である。
【収益性】ROE 1.7%(前年比低下)、営業利益率 3.6%(前年5.1%から-1.5pt)、純利益率 3.5%(前年4.2%から-0.7pt)、総資産利益率 1.3%、ROIC 1.2%で資本効率は低水準。売上総利益率は9.1%。【キャッシュ品質】現金預金1.9億円(前年25.5億円から-92.7%急減)、短期負債カバレッジ0.04倍と即時流動性は著しく低下。【投資効率】総資産回転率 0.38倍。固定資産比率75.1%、投資有価証券は総資産の9.7%を占める。【財務健全性】自己資本比率 80.3%、流動比率 160.8%、当座比率 147.4%、負債資本倍率 0.25倍で資本構成は保守的だが、現金残高の急減により短期資金繰りリスクが顕在化。
現金預金は前年25.5億円から1.9億円へ23.6億円減少(-92.7%)し、短期流動性が著しく低下した。一方で固定資産は前年149.3億円から215.7億円へ66.4億円増加(+44.5%)しており、設備投資や建設仮勘定への振替が大規模に進行したことを示唆する。投資有価証券も前年21.4億円から27.8億円へ6.4億円増加(+30.0%)し、有価証券への資金シフトも確認できる。無形固定資産は前年0.4億円から1.6億円へ1.2億円増加(+302.5%)し、システム投資等の資産化が進んだ。流動負債44.5億円に対し現金カバレッジは0.04倍と極めて低く、在庫19.8億円や棚卸資産6.0億円を含む流動資産全体では71.6億円で流動比率160.8%を確保するが、即時換金性に乏しい資産構成であり、短期借入や売掛金回収の加速化など追加的な流動性確保策のモニタリングが必要。
経常利益5.4億円に対し営業利益4.0億円で、非営業純増は約1.4億円。内訳は営業外収益1.5億円(配当金0.8億円、受取利息0.4億円など)が主体で、営業外費用は0.1億円と小さい。営業外収益は売上高の1.4%を占め、主に金融資産からの収益である。営業利益率3.6%に対し営業外収益依存度が高まっており、本業の収益力低下を金融収益で補完する構造が見られる。営業CF詳細は開示されていないため利益の現金裏付けは直接確認できないが、現金預金が急減している事実は、純利益3.9億円に対し設備投資や有価証券取得などの支出が上回り、営業段階での現金創出力が限定的である可能性を示唆する。
【業種内ポジション】(参考情報・当社調べ) 収益性:営業利益率3.6%は業種中央値4.9%を1.3pt下回り、純利益率3.5%は業種中央値3.5%と同水準。ROE 1.7%は業種中央値4.2%を大きく下回り、業種内では低位。成長性:売上高成長率1.5%は業種中央値4.8%を3.3pt下回り、業種内では成長が鈍い。健全性:自己資本比率80.3%は業種中央値48.7%を大幅に上回り、財務レバレッジは保守的。流動比率160.8%は業種中央値151%とほぼ同水準だが、現金預金の急減により実質的な短期流動性は業種内でも脆弱な可能性がある。効率性:総資産利益率1.3%は業種中央値2.3%を1.0pt下回り、資産活用効率は業種内で低位。(業種:食品・飲料(8社)、比較対象:2025年第3四半期、出所:当社集計)
本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。