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26672026 第1四半期スタンダードJGAAP

イメージワン(2667) 2026年度第1四半期決算 減収54%

2026年度第1四半期の売上高は1.7億円(前年同期比-54.3%)、営業損失は1.2億円。以下、セグメント別の増減要因とキャッシュフローを確認します。

商社・卸売/卸売業


クイックビュー

指標当期前年同期YoY
売上高¥1.7億¥3.7億−54.3%
営業利益−¥1.2億−¥0.8億−59.7%
経常利益−¥1.3億−¥0.8億−56.6%
純利益−¥1.4億−¥0.8億−77.6%
ROE−22.8%−10.6%-

Executive Summary

2026年度第1四半期は、売上高が大幅に減少したうえで固定費負担を吸収できず、営業損失・純損失が拡大する厳しい決算となった。売上高は1.7億円で前年同期比54.3%減少、営業利益は-1.2億円(前年-0.8億円)、経常利益は-1.3億円(前年-0.8億円)、純利益は-1.4億円(前年-0.8億円、YoY-77.6%)となった。粗利率は30.5%を確保したものの、販管費が売上高を上回る1.8億円に達し、収益力を大きく圧迫した。

業績変動要因

【売上高】売上高は1.7億円で前年同期比54.3%減少した。案件の進捗・売上計上のタイミング変動が主因とみられ、通期予想(13.8億円、前年比+59.0%)とは方向性が大きく異なり、進捗率は12.3%と標準的な25%を下回る。

【損益】粗利率は30.5%を維持したが、販管費1.8億円が粗利0.5億円を上回り、営業利益率はマイナス72.4%まで悪化した。営業外費用0.1億円が加わり経常損失は1.3億円に拡大、特別損失0.04億円(固定資産除却損等)を含め純損失は1.4億円となった。特別損失を除いても営業段階の損失が主因であり、収益構造は経常的な問題である。減収減益の決算であり、固定費に対する売上規模の不足が最大の要因となっている。

セグメント別分析

セグメントはヘルスケアソリューション事業と地球環境ソリューション事業の2区分。減損損失は両セグメント合計0.11億円(ヘルスケア0.02億円、地球環境0.06億円)で、全社費用として報告セグメントに配分されない一般管理費0.78億円が調整額に含まれる。セグメント別の売上・利益額の詳細開示はないが、全社費用の存在が販管費過大の一因となっている可能性がある。

主要財務指標

【収益性】営業利益率はマイナス72.4%、純利益率はマイナス79.4%と大幅な赤字構造にあり、粗利率30.5%に対し販管費率103.1%と固定費が売上規模を大きく上回っている。【キャッシュ品質】営業キャッシュフローの開示はないが、仕掛品0.31億円が棚卸資産0.40億円の大部分を占め、案件の完成・納入遅延による運転資本の滞留が懸念される。【投資効率】ROEはマイナス22.8%で、純利益率の悪化が主因であり、財務レバレッジ(総資産/純資産、約2.21倍)自体は極端な水準ではない。【財務健全性】自己資本比率は45.3%(前年48.9%)、流動比率141.3%、現金及び預金3.9億円は総資産の30.1%を占め、短期的な流動性は確保されている。

キャッシュフロー分析

キャッシュフロー計算書の数値開示はないため、BS推移から資金動向を分析する。現金及び預金は3.9億円で前年の5.6億円から減少しており、純資産も7.2億円から5.9億円へ減少した。純損失1.4億円の計上に加え、投資有価証券が2.5億円から2.7億円へ増加していることから、投資活動を通じた資金の一部固定化が進んでいる可能性がある。売掛金は0.6億円から0.8億円へ増加、買掛金は0.2億円から0.6億円へ増加しており、営業債権債務の増加は運転資本への一定の圧迫要因となる。仕掛品の滞留と合わせ、売上回復の遅れが資金繰りに影響を及ぼす可能性がある点はモニタリングが必要である。

収益の質

当期の損失には特別損失0.04億円(固定資産除却損0.03億円等)が含まれるが、これを除いても営業損失1.2億円が発生しており、赤字の主因は一時的要因ではなく経常的な収益力の低下にある。営業外収益は0.01億円と僅少で、赤字を補う収益構造は存在しない。前年同期には特別利益0.43億円が計上されていたが、当期はこれが消失しており、前年との比較では特別項目の反動も純損失拡大の一因となっている。仕掛品0.31億円が棚卸資産の大部分を占める点はアクルーアルの観点から留意が必要で、案件の完成・売上化の進捗が今後の利益の質を左右する。

業績予想・ガイダンス

通期予想は売上高13.8億円(前年比+59.0%)、営業利益0.8億円、経常利益0.7億円、純利益2.3億円と、第1四半期実績とは対照的な大幅増収増益を前提としている。第1四半期の進捗率は売上高12.3%、営業利益は損失計上によりマイナス161.8%、純利益はマイナス59.7%であり、いずれも標準的な四半期進捗(25%)を大きく下回る。通期予想を達成するには残り3四半期で売上高合計12.1億円、営業利益合計約2.0億円が必要となり、下期への依存度が極めて高い計画である。

株主還元

通期配当予想は1株当たり0円で、前年同期の0円から継続している。純利益予想2.3億円に対し配当がゼロであるため配当性向は実質0%となり、赤字局面における内部資金の確保を優先する方針とみられる。自社株買いの当期実績は開示されておらず、総還元性向の算定はできない。

リスク要因

  1. 売上変動リスク: 売上高は前年同期比54.3%減少し、通期予想(+59.0%増)との方向性の差が大きい。案件獲得・進捗・売上計上タイミングの変動が業績に大きく影響する構造である。

  2. 固定費吸収リスク: 販管費1.75億円が売上高1.70億円を上回り、営業利益率はマイナス72.4%に悪化した。売上規模が固定費を下回る局面では損失が急速に拡大しやすい。

  3. 資金繰り・資産滞留リスク: 流動負債7.06億円が負債合計の大半を占め、短期資金繰りへの依存度が高い。加えて仕掛品0.31億円が棚卸資産の大部分を占め、案件の完成・納入遅延が資金化を遅らせる可能性がある。

業種ベンチマーク(参考・当社調べ)

業種ベンチマーク(trading)

収益性・リターン

指標自社中央値 (IQR)Delta
営業利益率−72.4%
純利益率−79.4%7.4% (6.8%–7.9%)−86.8pt

自社の純利益率は業種中央値を大きく下回り、業種内で最下位圏に位置する。

成長性・資本効率

指標自社中央値 (IQR)Delta
売上高成長率(前年比)−54.3%3.8% (0.9%–6.4%)−58.1pt

売上高成長率も業種中央値から大きく下回り、業種内での成長性は劣後している。

※出所: 当社集計

決算上の注目ポイント

  1. 業績評価の中心は、第2四半期以降に売上高が回復し、粗利率30.5%を維持したまま販管費1.75億円規模を吸収できるかである。通期営業利益予想の達成には残り3四半期で合計約2.0億円の営業利益改善が必要であり、現状からの変化幅は大きい。

  2. 仕掛品0.31億円の納入・売上化と、売掛金0.81億円の回収状況は、運転資本の質を示す指標として今後の決算で確認する価値がある。

  3. 配当予想0円は赤字局面での資金保全策と位置づけられ、利益剰余金マイナス40.16億円という累積損失の規模を踏まえると、株主還元の再開には業績回復の持続性確認が前提となる。


本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。


AI財務分析

総括

2026年度Q1は、売上高の大幅減少と販管費負担の上昇により、営業赤字が前年同期から拡大した。売上高は前年同期比54.3%減の1.70億円となり、前年同期の3.73億円から2.03億円減少した。売上総利益は0.80億円から0.52億円へ0.28億円減少した一方、粗利益率は21.5%から30.5%へ約900bp改善した。粗利益率の改善は原価率低下を示すが、売上規模の縮小を補うには至っていない。販管費は前年同期比11.4%増の1.75億円となり、売上高を0.05億円上回った。営業損失は0.77億円から1.23億円へ0.46億円拡大し、営業利益率は前年同期のマイナス20.6%からマイナス72.3%へ約5,171bp悪化した。経常損失は1.30億円、当期純損失は1.35億円であり、純利益率は前年同期のマイナス20.4%からマイナス79.4%へ約5,902bp悪化した。前年同期には特別利益0.43億円が計上されており、前年同期純損失の圧縮要因となっていたため、当期純利益の前年比悪化にはこの反動も含まれる。当期は特別損失0.04億円を計上し、固定資産除却損0.03億円が含まれる。Q1の年換算ROEはマイナス91.1%で、損失の継続が自己資本の毀損を加速させる構図である。品質アラートの年換算ROICはマイナス247.6%であり、投下資本に対して収益創出が著しく不足している。流動比率は141.3%、当座比率は135.7%で短期流動性は一定の緩衝力を維持するが、現金預金は前年同期比29.9%減の3.94億円となった。Q1売上高の通期会社予想に対する進捗率は12.3%にとどまり、標準的な25%を12.7ポイント下回る。通期では営業利益0.76億円、当期純利益2.26億円への黒字転換が見込まれているため、残る期間での大幅な売上回復、固定費吸収、および営業外・特別損益を含む利益改善の実現性が焦点となる。通期純利益予想は営業利益予想を1.50億円上回るため、営業利益以外の利益寄与への依存度にも注視を要する。

収益性分析

デュポン分析では、年換算ROEマイナス91.1%は、純利益率マイナス79.4%×総資産回転率0.520倍×財務レバレッジ2.21倍で構成される。最大の収益性阻害要因は、マイナス79.4%の純利益率であり、売上高1.70億円に対する当期純損失1.35億円が直接的な要因である。売上高が前年同期比54.3%減少する一方で販管費が11.4%増加したため、固定費の売上吸収力が急低下した。粗利益率は約900bp改善しており、原価構造そのものには改善がみられるが、売上減少による粗利額の減少を補えなかった。営業利益率はマイナス72.3%であり、品質アラートのEBITマージン警告に該当する。金利負担係数は1.091で、少額の受取利息が支払利息を上回るため1を超えるが、これは営業赤字の改善を意味しない。税負担係数は1.006であり、税引前損失下でも法人税等0.01億円が発生していることから、税効果による損失緩和は限定的である。財務レバレッジ2.21倍は赤字局面でROEのマイナス幅を増幅している。年換算総資産回転率0.520倍も低位であり、13.08億円の資産基盤に対する売上創出力は弱い。営業レバレッジは負方向に強く働いており、現状の販管費水準を維持したままでは、売上回復の遅れが損失継続に直結する。収益性の持続的改善には、粗利率改善の維持に加え、売上規模の回復または販管費の構造的な圧縮が必要である。

成長性評価

売上高は前年同期比54.3%減と大幅に縮小しており、Q1時点の成長モメンタムは弱い。会社計画は通期売上高13.77億円で前年比59.0%増を見込むが、Q1進捗率は12.3%である。標準進捗率25%との差は12.7ポイントであり、通期計画の達成にはQ2以降の売上計上の急回復が必要となる。粗利益率は30.5%へ改善しており、売上が回復した場合の限界利益率改善余地は示された。一方、販管費が前年同期比11.4%増加しているため、現時点では成長投資が利益成長に結び付いていない。通期営業利益予想0.76億円に対しQ1営業損失は1.23億円であり、進捗率はマイナス161.8%となる。通期経常利益予想0.74億円に対しても、Q1経常損失1.30億円で進捗率はマイナス175.7%である。通期純利益予想2.26億円に対するQ1実績はマイナス1.35億円であり、進捗率はマイナス59.7%である。したがって、利益計画は売上高の季節性だけでなく、営業外・特別損益を含む大幅な改善を前提としている。

財務健全性

流動資産9.98億円は流動負債7.06億円を2.92億円上回り、流動比率は141.3%である。当座比率も135.7%であり、棚卸資産の換金に過度に依存しない短期支払余力は確保されている。もっとも、流動比率は一般的な健全目安である150%をやや下回る。現金預金は3.94億円で、流動負債7.06億円の55.8%に相当するため、短期債務の返済は売掛金回収、投資有価証券を含む他の流動資産、および事業収支にも依存する。負債資本倍率は1.20倍であり、警戒水準とされる2.0倍は下回るが、赤字継続による自己資本減少が続けば上昇圧力がかかる。純資産は前年同期の7.17億円から5.93億円へ1.24億円減少し、自己資本比率も48.9%から42.4%へ6.5ポイント低下した。流動負債は前年同期比5.3%増の7.06億円である一方、流動資産は9.98億円へ減少しており、運転資金バッファーは縮小している。買掛金は0.19億円から0.59億円へ0.40億円増加しており、仕入・外注等に係る短期債務の増加が負債拡大に寄与した。売掛金は0.60億円から0.81億円へ34.4%増加し、売上縮小局面での債権増加は回収動向を注視すべき変化である。棚卸資産は0.17億円から0.40億円へ126.6%増加し、売上減少との対比で在庫・案件滞留リスクを高めている。投資有価証券は2.74億円で総資産の21.0%を占め、資産構成上の重要性が高い。オフバランス債務に関する定量情報は開示範囲内で確認できない。

B/S変動のポイント

現金預金: 5.63億円から3.94億円へ1.68億円減少(-29.9%)- 流動性の中核である現金が減少しており、今後の損失・運転資本増加への耐性を監視する必要がある。売掛金: 0.60億円から0.81億円へ0.21億円増加(+34.4%)- 売上高が減少する中で債権が増えており、検収および回収期間の動向が運転資金上の重要な確認項目となる。棚卸資産: 0.17億円から0.40億円へ0.22億円増加(+126.6%)- 仕掛品0.31億円を含む案件滞留の増加であり、売上化の遅れや評価損のリスクを伴う。買掛金: 0.19億円から0.59億円へ0.40億円増加(+209.2%)- 仕入・外注等に係る短期債務の増加を示し、棚卸資産増加と合わせて運転資本の管理が重要となる。純資産: 7.17億円から5.93億円へ1.24億円減少(-17.3%)- 当期純損失を背景に資本基盤が縮小し、自己資本比率は48.9%から42.4%へ低下した。無形固定資産: 0.02億円から0.01億円へ0.01億円減少(-42.3%)- 規模は総資産の0.1%と限定的であり、財務構成への影響は軽微である。

キャッシュフロー品質

配当持続性

通期予想の1株当たり配当金は0円であり、配当による資金流出は計画されていない。したがって、配当性向およびフリーキャッシュフローによる配当カバレッジの算定対象はない。自己株式は1.12億円であるが、当期の自己株式取得額は示されていないため、総還元性向は評価対象としない。

リスク評価

ビジネスリスクとして、高優先度:売上高が前年同期比54.3%減少する一方で販管費が11.4%増加しており、売上回復が遅れた場合には固定費負担による営業損失の拡大が続くリスク。、高優先度:仕掛品を含む棚卸資産が前年同期比126.6%増加しており、プロジェクト型のヘルスケアソリューション事業および地球環境ソリューション事業では、案件進捗の遅延、追加原価、評価損の発生が収益性を圧迫するリスク。、中優先度:売掛金が前年同期比34.4%増加しているため、顧客検収や代金回収の遅延が発生すれば、運転資金と損益の双方に悪影響を及ぼすリスク。、中優先度:ヘルスケアソリューション事業および地球環境ソリューション事業で合計0.01億円の減損損失が計上されており、収益性の低い資産・案件が追加的な減損につながるリスク。が挙げられます。

財務リスクとしては、高優先度:年換算ROICマイナス247.6%という品質アラートは、投下資本からのリターンが大幅なマイナスであることを示す。赤字の長期化は資本調達への依存度を高め、既存株主の希薄化リスクにもつながり得る。、高優先度:インタレストカバレッジがマイナス5,590.91倍との品質アラートは、EBITがマイナス1.23億円であることによる。支払利息自体は少額である一方、営業利益で金融費用をカバーできないため、収益回復が財務柔軟性の前提となる。、中優先度:現金預金は前年同期比29.9%減の3.94億円であり、純資産も1.24億円減少した。損失と運転資本の増加が継続する場合、流動性余力が段階的に低下するリスク。、中優先度:投資有価証券は2.74億円と総資産の21.0%を占めるため、市場価格または投資先価値の変動が純資産の変動要因となるリスク。が挙げられます。

主な懸念事項としては、品質アラートのEBITマージンマイナス72.3%は、売上減少に対して販管費を吸収できていない収益構造を示す。粗利益率は改善しているが、売上規模が回復しない限り利益率改善の持続性は限定的である。、品質アラートの仕掛品比率100.0%は、仕掛案件への資金滞留を示す警告である。開示上の仕掛品は0.31億円であり、案件の完成・検収・回収への移行速度が重要となる。、通期黒字予想に対してQ1は大幅な赤字であり、売上高・営業利益とも標準進捗を大きく下回る。計画達成には後半偏重の収益計上と大幅な利益改善が必要である。、前年同期の純損失には特別利益0.43億円が含まれていたため、前年比の純利益悪化率は本業悪化に加えて比較対象の一時益の反動を含む。が挙げられます。

投資示唆

重要ポイントとして、粗利益率は前年同期比約900bp改善したが、売上高54.3%減と販管費11.4%増により、営業損失は1.23億円へ拡大した。、年換算ROEはマイナス91.1%、年換算ROICはマイナス247.6%であり、現時点の資本効率は著しく低い。、流動比率141.3%、当座比率135.7%により短期流動性は維持されるが、現金預金の減少、棚卸資産・売掛金の増加、純資産の減少を伴っている。、通期黒字予想の達成可否は、Q2以降の売上計上、販管費の抑制、仕掛品の検収・売上化、および営業利益以外の利益寄与に左右される。が挙げられます。

注視すべき指標は、四半期売上高の通期予想13.77億円に対する累計進捗率、営業利益率と販管費の前年比増減率、売掛金、仕掛品を含む棚卸資産、買掛金の四半期推移、現金預金、流動比率、自己資本比率、投資有価証券の評価変動および純資産への影響、特別損益を除く営業段階での黒字化時期です。

セクター内ポジションについては、営業利益率マイナス72.3%、年換算ROEマイナス91.1%、年換算ROICマイナス247.6%はいずれも提示ベンチマークを大幅に下回る。一方、当座比率135.7%と負債資本倍率1.20倍は、収益性に比べれば流動性・レバレッジ面の緩衝力を示すが、これは継続損失下での収益回復を代替するものではない。