| 指標 | 当期 | 前年同期 | YoY |
|---|---|---|---|
| 売上高 | ¥18.4億 | ¥16.7億 | +10.2% |
| 営業利益 | ¥2.1億 | ¥1.6億 | +30.3% |
| 経常利益 | ¥2.5億 | ¥2.6億 | -3.8% |
| 純利益 | ¥1.7億 | ¥1.7億 | -3.8% |
| ROE | 3.2% | 3.4% | - |
2026年度Q2決算は、売上高18.4億円(前年同期比+1.7億円 +10.2%)、営業利益2.1億円(同+0.5億円 +30.3%)、経常利益2.5億円(同-0.1億円 -3.8%)、純利益1.7億円(同-0.1億円 -3.8%)となった。営業段階では増収増益を達成し、粗利益率65.4%の高収益体質を維持している。営業利益率は11.7%と前年同期から改善が見られる一方、営業外で有価証券売却益0.5億円を計上したものの経常利益は微減となり、純利益も横ばいとなった。通期では売上高41.2億円(前年比+12.0%)、営業利益5.2億円(同+12.5%)を見込んでおり、下期の回復を想定している。
【収益性】ROE 3.2%(前年5.8%から低下)、営業利益率11.7%(前年9.6%から+2.1pt改善)、粗利益率65.4%の高水準を維持。ROICは4.7%と低位で資本効率に改善余地がある。【キャッシュ品質】営業CF対純利益比率0.65倍で利益のキャッシュ化が弱く、現金転換率0.46倍、アクルーアル比率1.0%。現金預金21.8億円を保有し、短期負債カバレッジは4.2倍と流動性は潤沢。【投資効率】総資産回転率0.31回、設備投資対減価償却比0.05倍と設備投資が抑制されており将来的な投資不足が懸念される。【財務健全性】自己資本比率88.2%、流動比率498.0%、負債資本倍率0.13倍と極めて保守的な財務構成を維持している。
営業CFは1.1億円で純利益1.7億円に対し0.65倍にとどまり、利益のキャッシュ化が弱い。投資CFは-2.0億円で投資有価証券の取得や売却、定期預金の動きが主因となり資金を吸収した。財務CFは-1.1億円で配当金支払1.1億円相当が資金流出の中心である。FCFは-0.9億円のマイナスとなり、配当や投資を営業CFで賄えていない状況が確認できる。現金及び現金同等物は期中に2.1億円減少し、現金預金は21.8億円となったが、流動資産25.7億円と流動負債5.2億円の対比では短期流動性は十分に確保されている。買掛金が前年同期比0.3億円増(+47.7%)と顕著に増加しており、支払サイトの変化や仕入関連費用の増加が示唆される。
経常利益2.5億円に対し営業利益2.1億円で、営業外純増は約0.4億円となった。内訳は受取配当金0.2億円、有価証券売却益0.5億円が主で、営業外収益が売上高の4.0%を占める。営業外収益のうち投資有価証券関連の処分益が含まれる点は一時的要因であり、経常的な収益基盤と区別する必要がある。営業CF1.1億円が純利益1.7億円を下回っており、アクルーアル比率は1.0%と低位で健全な水準ではあるが、キャッシュ転換効率0.46倍は収益の質に課題を示唆している。営業利益段階の収益性は高いが、現金創出力の弱さが持続性を制約する可能性がある。
【業種内ポジション】(参考情報・当社調べ)同社の営業利益率11.7%は過去実績と比較して改善傾向にあり、収益性は相対的に安定している。ROE3.2%は自社過去水準5.8%を下回っており、資本効率面では低位で推移している。総資産回転率0.31回は保有投資資産の多さや低設備投資が影響し、事業運営効率の改善余地が大きい。自己資本比率88.2%は極めて高く、財務の健全性では業種内でも保守的な水準と推定される。粗利益率65.4%は高収益性を示す一方、営業CFの弱さやROICの低さは業種内での効率性向上が課題となる。※比較対象:過去決算期、出所:当社集計
本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。