| 指標 | 当期 | 前年同期 | YoY |
|---|---|---|---|
| 売上高 | ¥125.9億 | ¥121.3億 | +3.8% |
| 営業利益 | ¥14.5億 | ¥14.2億 | +2.6% |
| 経常利益 | ¥15.1億 | ¥14.6億 | +3.7% |
| 純利益 | ¥10.7億 | ¥9.6億 | +10.8% |
| ROE | 16.6% | 16.4% | - |
2025年度第3四半期連結決算は、売上高125.9億円(前年同期比+4.6億円 +3.8%)、営業利益14.5億円(同+0.3億円 +2.6%)、経常利益15.1億円(同+0.5億円 +3.7%)、純利益10.7億円(同+1.1億円 +11.5%)となり増収増益を達成した。純利益の伸び率が営業利益を上回る背景には投資有価証券売却益0.81億円などの一時的要因が寄与している。通期予想に対するQ3累計の進捗は売上73.6%、営業利益75.2%、純利益79.1%と概ね順調に推移している。
【収益性】ROE 16.6%(デュポン分解: 純利益率8.5%×総資産回転率1.246×財務レバレッジ1.57倍)、営業利益率11.5%(前年同期から概ね安定)、売上高総利益率24.0%。総資産利益率10.6%で資産効率は高水準。【キャッシュ品質】現金預金30.59億円、短期負債に対する現金カバレッジ4.37倍と流動性は十分。【投資効率】総資産回転率1.246倍で業種中央値0.68倍を大きく上回る高効率。売掛金回転日数は前期比で短縮傾向。【財務健全性】自己資本比率63.5%、流動比率276.8%、負債資本倍率0.57倍、有利子負債7.00億円(前年比-8.00億円)と保守的な資本構成。
現金預金は30.59億円を維持し、短期流動性は堅固な水準を保っている。短期借入金が前年比-8.00億円(-53.3%)減少し7.00億円となり、有利子負債の削減が進行している。売掛金が前年比-13.30億円(-25.1%)減少し39.79億円となったことは、回収サイクルの改善または売上構成の変化を示唆しており、運転資本効率の向上に寄与している。投資有価証券は前年比+6.06億円増の18.61億円へ拡大し、余剰資金を有価証券運用へ振り向けている様子が確認できる。利益剰余金は前年比+5.99億円積み増され64.52億円となり、内部留保の蓄積が進んでいる。短期負債に対する現金カバレッジは4.37倍と十分な余裕があり、支払能力リスクは限定的である。
経常利益15.1億円に対し営業利益14.5億円で、営業外純増は約0.6億円と小幅。特別利益として投資有価証券売却益0.81億円が計上されており、純利益10.7億円の約7.6%を一時的要因が占めている。投資有価証券評価差額がその他有価証券評価差額金として包括利益を押し上げており、市場価格変動が業績に影響を与える構造となっている。営業外収益には受取配当金0.28億円が含まれ、金融資産運用による収益も一定の貢献をしている。コア営業利益の伸び率が+2.6%と売上成長率+3.8%を下回る点は、販管費が15.72億円と一定規模を維持しており営業レバレッジの効きが限定的であることを示すが、営業利益率11.5%は安定的な収益性を維持している。
【業種内ポジション】(参考情報・当社調べ) 収益性: ROE 16.6%は業種中央値8.2%を大きく上回り、業種内でも上位の水準。純利益率8.5%は業種中央値5.6%を+2.9pt上回り、営業利益率11.5%も業種中央値8.0%を+3.5pt上回る高収益体質である。 健全性: 自己資本比率63.5%は業種中央値59.5%をやや上回り、流動比率276.8%も業種中央値213%を大きく上回る堅固な財務体質である。 効率性: 総資産回転率1.246倍は業種中央値0.68倍を大幅に上回り、業種内でもトップクラスの資産効率を実現している。売掛金回転日数は業種中央値60.53日と比較して短縮傾向が見られる。 成長性: 売上高成長率+3.8%は業種中央値+10.5%を下回り、成長ペースは業種平均より緩やかである。 (業種: IT・通信業(N=99社)、比較対象: 2025年Q3決算期、出所: 当社集計)
本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。