| 指標 | 当期 | 前年同期 | YoY |
|---|---|---|---|
| 売上高 | ¥82.9億 | ¥73.6億 | +12.5% |
| 営業利益 | ¥1.8億 | ¥0.1億 | -61.2% |
| 経常利益 | ¥14.4億 | ¥23.6億 | -38.9% |
| 純利益 | ¥13.5億 | ¥23.1億 | -41.6% |
| ROE | 4.8% | 8.2% | - |
2026年度Q3決算は、売上高82.9億円(前年比+9.3億円 +12.5%)、営業利益1.8億円(同-2.9億円 -61.2%)、経常利益14.4億円(同-9.2億円 -38.9%)、当期純利益13.5億円(同-9.6億円 -41.6%)。増収ながら営業減益となり営業利益率は2.2%に低下。経常利益は受取配当金12.0億円が下支えし14.4億円を確保したが前年比減少。営業主体の収益創出力は弱く、投資収益に依存した利益構造が継続している。
【収益性】ROE 4.8%(業種中央値10.4%を大幅に下回る)、営業利益率 2.2%(業種中央値4.5%を下回り自社粗利率16.2%との乖離が大きい)、純利益率 16.2%(業種中央値4.7%を大幅に上回るが営業外収益依存)、総資産利益率 4.3%(業種中央値5.7%を下回る)。【キャッシュ品質】現金預金75.6億円(前年153.5億円から-50.8%減)、流動資産220.6億円で短期負債26.8億円に対するカバレッジは8.2倍。運転資本は193.7億円と潤沢。【投資効率】総資産回転率 0.27倍、棚卸資産は41.1億円(前年比+31.0%増)で在庫積み増しが顕著、投資有価証券は41.6億円(前年比+48.1%増)。【財務健全性】自己資本比率 89.1%(業種中央値52.3%を大幅に上回る)、流動比率 821.7%(業種中央値225.0%を大幅に超過)、負債資本倍率 0.12倍で財務レバレッジは極めて低い。
営業CFおよび投資CF・財務CFの詳細データは開示されていないが、BS推移から資金動向を分析する。現金預金は前年比-77.9億円減の75.6億円へ減少し、同時期に投資有価証券が+13.5億円、棚卸資産が+10.0億円増加している。純利益13.5億円に対し現金が大幅減少した要因として、配当支払い(1株30.0円で総額約17.9億円相当)、在庫積み増し、有価証券購入による資金流出が複合的に作用したと推定される。買掛金は+23.9億円増と大きく、仕入支払サイトの延長またはサプライチェーン対応による短期負債活用が進んだ。短期負債に対する現金カバレッジは8.2倍と十分だが、前年比での現金水準半減は資金配分の変化を示す。運転資本は依然193.7億円と厚く流動性リスクは低いが、在庫増と現金減のバランスは今後の回転効率とキャッシュ創出力に影響を及ぼす。
経常利益14.4億円に対し営業利益1.8億円で、営業外純増は約12.6億円。内訳は受取配当金12.0億円が主体であり、営業外収益が売上高の15.9%を占める構造。営業利益率2.2%に対し純利益率16.2%と7倍超の差があり、事業本体の収益創出力と最終利益の乖離が顕著。営業CFデータは未開示のため利益の現金裏付けを直接検証できないが、現金預金の大幅減少と純利益13.5億円の対比から、配当支払いと投資支出により営業CFが現金積み上げに寄与しなかった可能性が高い。受取配当金は投資先の配当政策に依存し継続性はあるものの、営業主体の収益改善が伴わない場合、収益の質および持続性には懸念が残る。
【業種内ポジション】(参考情報・当社調べ) 収益性: ROE 4.8%(業種中央値10.4%を-5.6pt下回り業種内下位、資本効率の改善余地が大きい)、営業利益率 2.2%(業種中央値4.5%を-2.3pt下回り業種内下位、販管費管理とコスト効率化が課題)、純利益率 16.2%(業種中央値4.7%を+11.5pt上回り業種内上位だが営業外収益依存型で持続性に注意) 健全性: 自己資本比率 89.1%(業種中央値52.3%を+36.8pt上回り業種内トップクラス、財務安全性は極めて高い)、流動比率 821.7%(業種中央値225.0%を大幅に超過し短期支払能力は突出) 効率性: 売上高成長率 +12.5%(業種中央値8.3%を+4.2pt上回り業種内上位の成長、ただし営業利益への転換効率は低い)、総資産利益率 4.3%(業種中央値5.7%を-1.4pt下回り業種内下位、資産効率改善が必要) ※業種: 鉱業(N=6社)、比較対象: 2025年度Q3、出所: 当社集計
本レポートはXBRL決算短信データをAIが分析して自動生成した決算解析資料です。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。業種ベンチマークは公開決算データを基に当社が集計した参考情報です。投資判断はご自身の責任において、必要に応じて専門家にご相談の上、行ってください。