株式会社 あおぞら銀行の2026年度第2四半期決算レポート
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四半期決算短信の開示範囲について
| 項目 | 当期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 経常利益 | 153.80億円 | 99.94億円 | +53.9% |
| 法人税等 | 19.27億円 | - | - |
| 当期純利益 | 129.17億円 | 77.08億円 | +67.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 136.13億円 | 119.19億円 | +14.2% |
| 包括利益 | 196.24億円 | 171.23億円 | +14.6% |
| 1株当たり当期純利益 | 98.37円 | 93.37円 | +5.4% |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 | 98.20円 | 93.21円 | +5.4% |
| 1株当たり配当金 | 19.00円 | 19.00円 | +0.0% |
| 項目 | 当期末 | 前期末 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 有形固定資産 | 223.85億円 | - | - |
| 無形資産 | 190.75億円 | - | - |
| 総資産 | 81,655.91億円 | 77,624.34億円 | +4,031.57億円 |
| 負債合計 | 73,027.48億円 | - | - |
| 純資産 | 4,733.22億円 | 4,596.85億円 | +136.37億円 |
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 1株当たり純資産 | 3,355.19円 |
| 負債資本倍率 | 15.43倍 |
| 項目 | 前年同期比 |
|---|---|
| 経常利益前年同期比 | +53.9% |
| 当期純利益前年同期比 | +67.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益前年同期比 | +14.2% |
| 包括利益前年同期比 | +14.6% |
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 発行済株式数(自己株式含む) | 139.79百万株 |
| 自己株式数 | 1.41百万株 |
| 期中平均株式数 | 138.38百万株 |
| 1株当たり純資産 | 3,420.42円 |
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 第1四半期配当 | 19.00円 |
| 第2四半期配当 | 19.00円 |
| 第3四半期配当 | 19.00円 |
| 期末配当 | 22.00円 |
| 項目 | 予想値 |
|---|---|
| 経常利益予想 | 300.00億円 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益予想 | 220.00億円 |
| 1株当たり当期純利益予想 | 158.98円 |
| 1株当たり配当金予想 | 88.00円 |
このデータはXBRLファイルから自動抽出されたものです。正確性については開示資料の原本をご確認ください。
当社分析対象は株式会社あおぞら銀行(連結、JGAAP)2026年度第2四半期累計(上期)です。開示の多くが銀行業特有の科目不整合により0表記(不記載)ですが、非ゼロの主要数値からコア指標を抽出します。上期の当期純利益は136.13億円(前年比+14.2%)と増益、経常利益は153.80億円でした。自己資本は4,733.22億円、総資産は8兆1,655.91億円で、レバレッジ(総資産/自己資本)は約17.26倍と高水準の銀行業らしい水準です。これに基づく上期ROEは約2.88%(=136.13億円/4,733.22億円)で、単純年換算すると約5.8%となります。総資産対比のROAは上期約0.17%(年換算約0.33%)で、レバレッジとの積でROEに整合します。税金費用は19.27億円で、当期税前利益(概算155.40億円)に対する実効税率は約12.4%と控えめです。バランスシートでは、負債合計7兆3,027.48億円、負債資本倍率は約15.43倍で、自己資本比率の会社計開示は0%表記(不記載)ながら、実質の自己資本比率は約5.80%(=4,733.22億円/8,165.59億円)と推計されます。売上高や営業CFなどは銀行勘定の開示様式差により0表記(不記載)のため、収益性の評価は損益・資産・資本からの間接的アプローチで行っています。上期増益は信用コストや与信関連損益、トレーディング・有価証券関連損益、為替・金利環境の変動いずれかの改善が寄与した可能性がありますが、明細は不明です。資本面はレバレッジが高く、信用コストの上振れや有価証券評価変動に対する耐性が焦点ですが、CET1や総資本規制比率は未把握です。流動性(預金・市場性調達の構成、流動性カバレッジ比率LCR等)も未開示のため、一般論としては預金流出や市場調達環境の逼迫に対するプロファイルが重要です。配当は本データでは0円表記(不記載)で、配当性向やFCFカバレッジの定量評価はできません。総じて、上期は利益が回復基調にあり、ROEも年換算で中位の水準に改善していますが、収益の質(信用コスト、NIM、手数料)と資本健全性(CET1)に関する情報が不足しており、先行きの持続性評価には追加開示が不可欠です。今後は与信費用の趨勢、米ドル金利の高止まりや有価証券評価の変動、外貨調達コストの動向が鍵となります。
・ROE分解(DuPont):上期ROE約2.88% = ROA約0.17% × 財務レバレッジ約17.25倍(提供値と整合)。年換算でROE約5.8%、ROA約0.33%程度。 ・純利益率:銀行業の「売上高」表記が不記載のため算定不能。代替として総資産利益率(ROA)で収益効率を評価。 ・利益率の質:実効税率は約12.4%(=19.27億円/155.40億円)。信用コスト・有価証券関連損益・為替/金利要因の寄与度は不明。費用対総利益(OHR)の把握不可。 ・営業レバレッジ:売上(銀行業では実質的には資金利益+役務取引等利益)と費用の感応度分析はデータ欠落で実施不能。一般論として、金利上昇局面では資産・負債リプライシングのタイムラグによりNIMが変動、OHR改善/悪化に影響しうる。 ・同業対比の示唆:年換算ROA約0.33%、ROE約5.8%はメガ/地銀レンジの中下位〜中位帯。資本・信用コストの前提に依存。
・売上の持続可能性:売上高は不記載。上期純利益+14.2%の増益だが、ドライバー(信用コスト低下、NIM改善、評価益など)は不明で持続性評価は限定的。 ・利益の質:税率が12.4%と低めで、恒常税率との差異要因(繰延税金、還付、海外案件等)がある可能性。評価損益や一過性収益の影響有無が不明。 ・ボリューム面:総資産8.17兆円、自己資本4,733億円。資産伸長(貸出増)により収益拡大は可能だが、レバレッジは既に高めで資本制約・規制比率が制動要因。 ・見通し:金利水準の先行き、与信費用のピークアウト、外貨調達コストの安定が続けば増益持続の余地。逆に米CREや外貨有価証券評価の下押し、信用コスト再拡大は減益リスク。
・流動性:流動資産/負債の一般企業型指標は不適切(不記載)。銀行としては預金・市場性調達の安定性、LCR/NSFRが重要だが未開示。 ・支払能力:総資産8,165,591百万円、負債7,302,748百万円、自己資本473,322百万円。実質自己資本比率約5.80%。負債資本倍率15.43倍。耐性はCET1/総資本比率次第(未開示)。 ・資本構成:高レバレッジは業態上妥当。AT1/Tier2の活用の有無は不明。内部留保による資本積み上げ余地あり(上期純利益136億円)。
・利益の質:営業CFは不記載のため、CF対比評価不可。上期純利益は増加しているが、評価・一過性依存度の判別不可。 ・フリーキャッシュフロー:銀行業では伝統的FCF概念の適用は限定的。貸出増減や有価証券ポジションで営業CFが大きく変動するため、FCFベースの配当余力評価は不向き。 ・運転資本:棚卸・売掛等は業態上重要性が低く、代替として有価証券ポジション・預貸ギャップ・担保/流動性バッファが重要(未開示)。
・配当性向:配当は0円表記(不記載)で算定不能。EPSは98.37円(上期)だが、通期EPSや過去配当方針なしでの性向推計は不可。 ・FCFカバレッジ:FCF不記載のため評価不能。銀行は利益・規制資本余力・内部留保で配当を判断するのが通例。 ・方針見通し:資本健全性(CET1、レバレッジ比率)、与信費用動向が安定すれば配当原資は回復の可能性。反面、信用コスト再拡大・評価損拡大時は抑制的になりやすい。
ビジネスリスク:
財務リスク:
主な懸念事項:
重要ポイント:
注視すべき指標:
セクター内ポジション: 年換算ROEは国内銀行群の中下位〜中位水準。資本・信用コスト次第でレンジ内の相対位置が上下する局面。
本分析はAIにより自動生成されたものです。以下の点にご留意ください。
| 資本金 |
| 1,259.66億円 |
| - |
| - |
| 資本剰余金 | 1,134.83億円 | - | - |
| 利益剰余金 | 2,414.85億円 | - | - |
| 自己株式 | -28.94億円 | - | - |
| 株主資本 | 4,642.95億円 | 4,509.16億円 | +133.79億円 |