- 売上高: 2百万円
- 営業利益: -5.38億円
- 当期純利益: -5.14億円
- 1株当たり当期純利益: -11.19円
| 項目 | 当期 | 前期 | 増減率 |
|---|
| 売上高 | 2百万円 | 2百万円 | +0.0% |
| 販管費 | 1.93億円 | - | - |
| 営業利益 | -5.38億円 | -5.12億円 | -5.1% |
| 営業外収益 | 37百万円 | - | - |
| 営業外費用 | 4百万円 | - | - |
| 経常利益 | -5.13億円 | -4.79億円 | -7.1% |
| 法人税等 | 48万円 | - | - |
| 当期純利益 | -5.14億円 | -4.79億円 | -7.3% |
| 減価償却費 | 19万円 | - | - |
| 1株当たり当期純利益 | -11.19円 | -12.55円 | +10.8% |
| 1株当たり配当金 | 0.00円 | 0.00円 | - |
| 項目 | 当期末 | 前期末 | 増減 |
|---|
| 流動資産 | 31.48億円 | - | - |
| 現金預金 | 18.37億円 | - | - |
| 固定資産 | 38百万円 | - | - |
| 有形固定資産 | 0円 | - | - |
| 総資産 | 33.67億円 | 31.85億円 | +1.82億円 |
|
| 項目 | 当期 | 前期 | 増減 |
|---|
| 営業活動によるキャッシュフロー | -4.75億円 | - | - |
| 財務活動によるキャッシュフロー | 3.73億円 | - | - |
| 項目 | 値 |
|---|
| 純利益率 | -25700.0% |
| 流動比率 | 2213.3% |
| 当座比率 | 2213.3% |
| 負債資本倍率 | 0.04倍 |
| EBITDAマージン | -26890.4% |
| 項目 | 値 |
|---|
| 発行済株式数(自己株式含む) | 51.36百万株 |
| 自己株式数 | 24千株 |
| 期中平均株式数 | 45.96百万株 |
| 1株当たり純資産 | 63.03円 |
| EBITDA | -5.38億円 |
| 項目 | 金額 |
|---|
| 第2四半期配当 | 0.00円 |
| 期末配当 | 0.00円 |
| 項目 | 予想値 |
|---|
| 営業利益予想 | -13.57億円 |
| 経常利益予想 | -13.50億円 |
| 当期純利益予想 | -13.51億円 |
| 1株当たり当期純利益予想 | -30.31円 |
| 1株当たり配当金予想 | 0.00円 |
このデータはXBRLファイルから自動抽出されたものです。正確性については開示資料の原本をご確認ください。
株式会社リボミック(単体、JGAAP)の2026年度第2四半期は、売上高2,000,000円(前年比横ばい)に対し、営業損失が-538,000,000円、経常損失-513,000,000円、当期純損失-514,000,000円と赤字が継続しました。EPSは-11.19円で、バイオテック型の先行投資段階に整合的な損益構造です。デュポン分析では、純利益率-25,700.00%、総資産回転率0.001回、財務レバレッジ1.04倍からROEは-15.88%と算出され、売上の小ささと固定費先行がROEを大きく押し下げています。営業CFは-475,320,000円、投資CF0円、財務CF+372,695,000円で、事業活動によるキャッシュアウトをエクイティ等の外部資金で補った構図です。営業CF/純利益は0.92と損失と現金流出の整合性は比較的高く、利益の質は中立的と評価できます。貸借対照表では総資産3,367,000,000円、負債合計142,209,000円、純資産3,236,000,000円と、負債規模が小さく資本性資金の比率が高い構造です。流動資産3,147,518,000円、流動負債142,209,000円から流動比率は2,213.3%と強い短期流動性が確認できます。EBITDAは-537,807,000円、EBITDAマージン-26,890.4%と、売上が極小の中で固定費(主として研究開発や一般管理費)負担が重い状態です。支払利息0円、インタレストカバレッジ0.0倍と利払い負担は軽微です。配当は0.00円で、赤字・先行投資局面に整合的な方針です。運転資本は3,005,309,000円と潤沢で、短期の資金繰り耐性は高いとみられます。成長面では売上が横ばいで、マイルストンや共同研究の進捗が今後の売上変動要因になりやすい局面です。売上高に対して固定費の比率が高く営業レバレッジが極めて高い一方、財務レバレッジは低く資本安全性は良好です。財務CFがプラスであるため、当面は資金調達環境の維持が運営継続の鍵となります。データには一部不記載項目が含まれるため、現金同等物や設備投資の詳細は限定的です。本分析は提供された非ゼロデータと計算済み指標を中心に評価しています。
ROE分解(デュポン):純利益率-25,700.00% × 総資産回転率0.001回 × 財務レバレッジ1.04倍 = ROE-15.88%。極小の売上に対して固定費が先行しているため、純利益率が大幅マイナスとなり、ROEを主導的に押し下げています。総資産回転率0.001回は、研究開発先行型の事業特性(無形資産開発・前倒し費用)を反映し、資産効率は低位です。レバレッジ1.04倍と負債依存が低いことから、ROE悪化の主因は財務ではなく収益性・効率性にあります。利益率の質:売上原価・粗利の内訳開示は限定的ですが、EBITDA-537,807,000円、営業利益-538,000,000円と、減価償却193,000円が極小でキャッシュ性の固定費(人件費・研究開発費等)が中心。したがって赤字の大半は現金ベースの支出に由来します。営業レバレッジ:売上が2,000,000円と極小で固定費比率が高いため、売上の小幅変動で損益が大きく振れやすい高営業レバレッジ構造。売上拡大または一時金獲得があれば損益改善弾性は高い一方、未達の場合の赤字長期化リスクも高いです。
売上の持続可能性:売上高は2,000,000円(前年比0.0%)と低水準で安定横ばい。マイルストンや共同開発収入の不確実性が高く、継続性は案件進捗に依存。利益の質:営業CF/純利益0.92と損失と現金流出は概ね整合、利益の質は中立。減価償却が193,000円と小さく、将来の減価償却負担による損益歪みは限定的。見通し:短期は研究開発費が利益を圧迫しやすく、四半期ベースでは外部収入イベントの有無で大きく振れ得ます。中期はパイプライン・提携・助成金等の獲得状況がカタリスト。売上が極小のため、1件の契約/マイルストンがKPIを大きく左右。コストサイドでは厳格な固定費管理が損失幅の抑制に寄与。資金調達環境次第で開発ペースにも影響が及ぶ可能性。
流動性:流動資産3,147,518,000円に対し流動負債142,209,000円で、流動比率2,213.3%、当座比率2,213.3%。短期支払い能力は非常に高い水準。支払能力:負債合計142,209,000円、純資産3,236,000,000円で負債資本倍率0.04倍と保守的な資本構成。支払利息0円、インタレストカバレッジ0.0倍ながら利払い負担は実質軽微。資本構成:純資産が総資産に占める比率は高く、外部債務依存は限定的。調達は主にエクイティ性資金で賄われている可能性が高い。運転資本は3,005,309,000円と厚く、研究開発費のキャッシュアウトを一定期間吸収できる体力を示唆。
利益の質:営業CF-475,320,000円に対し純損失-514,000,000円、営業CF/純利益0.92で損失の大半が現金流出として顕在化。費用は非現金よりも現金支出主体(減価償却193,000円)で、キャッシュフロー面の慎重なモニタリングが必要。FCF分析:投資CF0円、フリーキャッシュフローは提供値0円(CapExの詳細開示がないため推計に制約)。実務上は営業CFベースでのキャッシュバーン約4.75億円/半期が運営の持続性評価に有用。運転資本:運転資本3,005,309,000円と潤沢。棚卸資産0円で在庫負担は限定的。売上債権・仕入債務の詳細は不記載だが、事業特性上、運転資本の変動は売上イベントの有無に連動しやすい。
配当は年0.00円、配当性向0.0%。赤字かつ先行投資フェーズのため無配は整合的。FCFカバレッジ0.00倍(提供値)であり、内部資金からの株主還元余力は限定的。今後の配当実施には、黒字化(または恒常的なマイルストン収入)と安定的なFCF創出が前提。現行の方針見通しとしては、研究開発投資と資金保全を優先する保守的な資本配分が想定されます。
ビジネスリスク:
- 研究開発の不確実性(技術的成功確率・開発遅延・試験結果の振れ)
- マイルストン/提携収入のイベント依存性(期ズレ・未達)
- 商業化までの期間長期化に伴う収益化遅延
- 人材獲得・維持(専門人材への依存度が高い)
- 規制・承認プロセスの変更による影響
財務リスク:
- 継続的なキャッシュバーン(営業CF-475,320,000円/半期)
- 外部資金調達依存(財務CF+372,695,000円)
- 株式希薄化リスク(エクイティ調達が中心となる可能性)
- 為替影響(共同研究やライセンスが海外取引の場合)
主な懸念事項:
- 売上規模が極小(2,000,000円)で損益構造の改善がイベントドリブン
- EBITDA大幅マイナス(-537,807,000円)で固定費負担が重い
- 次四半期以降の資金調達計画とキャッシュランウェイの見極めが必要
重要ポイント:
- ROE-15.88%の主因は極端な低売上と高固定費で、レバレッジ要因ではない
- 流動比率2,213.3%・負債資本倍率0.04倍と短期流動性・資本健全性は高い
- 営業CF/純利益0.92で損失の現金性が高く、キャッシュ消費のモニタリングが重要
- 財務CF+372,695,000円と外部資金でキャッシュアウトを補填
- 売上はイベントドリブンで営業レバレッジが極めて高い
注視すべき指標:
- キャッシュバーンレート(営業CFの四半期推移)
- 資金残高および調達計画(希薄化影響を含む)
- R&D費用の水準と費用効率(パイプライン進捗との対比)
- マイルストン/ライセンス収入の発生有無と規模
- 提携・助成金・共同研究の新規契約数
- 総資産回転率と売上トラクションの改善度
セクター内ポジション:
国内バイオテック同業(先行投資フェーズ)と比較して、資本構成は保守的(負債依存が低い)で流動性は高い一方、売上貢献は極小で、損益は外部収入イベントの有無に対して高感応。典型的な研究開発先行モデルのレンジ内に位置付けられる。
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