- 売上高: 23.18億円
- 営業利益: 2.24億円
- 当期純利益: 1.61億円
- 1株当たり当期純利益: 40.87円
| 項目 | 当期 | 前期 | 増減率 |
|---|
| 売上高 | 23.18億円 | 21.24億円 | +9.1% |
| 売上原価 | 4.21億円 | - | - |
| 売上総利益 | 17.04億円 | - | - |
| 販管費 | 15.43億円 | - | - |
| 営業利益 | 2.24億円 | 1.61億円 | +39.1% |
| 営業外収益 | 83万円 | - | - |
| 営業外費用 | 13百万円 | - | - |
| 経常利益 | 2.27億円 | 1.48億円 | +53.4% |
| 法人税等 | 90百万円 | - | - |
| 当期純利益 | 1.61億円 | 59百万円 | +172.9% |
| 減価償却費 | 77百万円 | - | - |
| 支払利息 | 6百万円 | - | - |
| 1株当たり当期純利益 | 40.87円 | 14.95円 | +173.4% |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 | 14.95円 | 14.95円 | +0.0% |
| 1株当たり配当金 | 0.00円 | 0.00円 | - |
| 項目 | 当期末 | 前期末 | 増減 |
|---|
| 流動資産 | 59.79億円 | - | - |
| 現金預金 | 50.94億円 | - | - |
| 売掛金 | 5.70億円 | - | - |
| 固定資産 | 9.64億円 | - | - |
| 有形固定資産 | 2.47億円 | - | - |
| 無形資産 |
| 項目 | 当期 | 前期 | 増減 |
|---|
| 営業活動によるキャッシュフロー | 87百万円 | - | - |
| 財務活動によるキャッシュフロー | -54百万円 | - | - |
| 項目 | 値 |
|---|
| 純利益率 | 6.9% |
| 粗利益率 | 73.5% |
| 流動比率 | 253.7% |
| 当座比率 | 253.7% |
| 負債資本倍率 | 0.51倍 |
| インタレストカバレッジ | 35.02倍 |
| EBITDAマージン | 13.0% |
| 項目 | 前年同期比 |
|---|
| 売上高前年同期比 | +9.1% |
| 営業利益前年同期比 | +39.6% |
| 経常利益前年同期比 | +52.9% |
| 当期純利益前年同期比 | +1.7% |
| 項目 | 値 |
|---|
| 発行済株式数(自己株式含む) | 4.00百万株 |
| 自己株式数 | 46千株 |
| 期中平均株式数 | 3.95百万株 |
| 1株当たり純資産 | 1,199.77円 |
| EBITDA | 3.01億円 |
| 項目 | 金額 |
|---|
| 第2四半期配当 | 0.00円 |
| 期末配当 | 0.00円 |
| 項目 | 予想値 |
|---|
| 売上高予想 | 50.50億円 |
| 営業利益予想 | 2.05億円 |
| 経常利益予想 | 3.81億円 |
| 当期純利益予想 | 2.52億円 |
| 1株当たり当期純利益予想 | 63.95円 |
| 1株当たり配当金予想 | 0.00円 |
このデータはXBRLファイルから自動抽出されたものです。正確性については開示資料の原本をご確認ください。
AI inside(4488)の2026年度第2四半期(単体、JGAAP)では、売上高が23.18億円(前年比+9.1%)と増収、営業利益は2.24億円(同+39.6%)と増益で、利益成長が売上成長を上回りました。当期純利益は1.61億円(同+173.0%)と大幅増で、収益性改善が鮮明です。営業利益率は約9.6%、純利益率は6.95%と、SaaS/AIソフト企業としては一定の収益性水準に達しています。粗利率は73.5%と高水準で、スケールに伴う限界費用の低さが示唆されます。EBITDAは3.01億円、EBITDAマージンは13.0%で、減価償却負担(7,685万円)を差し引いた後も利益率が維持されています。デュポン分解では、総資産回転率0.316回、財務レバレッジ1.55倍、純利益率6.95%の組み合わせでROEは3.39%と控えめです。営業CFは8,741万円とプラスながら純利益を下回り(営業CF/純利益=0.54倍)、利益のキャッシュ化は道半ばです。流動比率253.7%、当座比率253.7%と流動性は厚く、短期資金繰り耐性は高いと評価します。総負債24.20億円、純資産47.44億円で負債資本倍率0.51倍、支払利息は639万円、インタレストカバレッジ35倍と、金利耐性は十分です。投資CF、現金同等物、自己資本比率、発行済株式数、1株当たり純資産は不記載項目であり、これらはゼロ値ではなく「開示無し」と解釈すべき点に留意が必要です。売上成長は一桁台ながら、営業レバレッジの進展により営業利益が大きく伸びており、固定費吸収の改善がうかがえます。粗利率の高さと販管費効率の改善が、利益拡大の主因とみられます。一方、営業CFが純利益に未達である点は、売上債権や前受・契約負債の変動など運転資本の影響が強い可能性を示します。配当は無配(配当性向0%)で、成長投資や財務健全性の毀損回避を優先する方針と整合的です。相対的には、国内SaaS/AI系の中で粗利率は高位、成長率は中位、ROEは控えめという位置付けです。上期時点の数値であること、単体ベースであること、CF・資本指標の一部が不記載であることが分析の不確実性要因です。総じて、収益性の質は改善傾向、キャッシュ創出は改善余地、財務安全性は良好というバランスと評価します。
ROE分解(デュポン): 純利益率6.95% × 総資産回転率0.316回 × 財務レバレッジ1.55倍 = ROE 3.39%。純利益率の寄与が最大で、総資産回転率はSaaSモデル特有の資産厚み(現預金・無形資産等)により低め。営業利益率は約9.6%(224百万円/2,318百万円)と前年より改善(営業利益+39.6%が示唆)。粗利率73.5%はソフトウェア収益比率の高さを反映し、原価コントロールは良好。EBITDAマージン13.0%から、減価償却負担は売上比約3.3%と中庸。インタレストカバレッジ35倍(概ねEBIT/支払利息)で、金融費用は収益性をほぼ毀損せず。営業レバレッジ: 売上+9.1%に対し営業利益+39.6%と逓増性を確認。固定費(人件費・販売管理費)の伸びが売上伸長を下回った可能性。利益率の質: 高粗利率×販管費の効率化により改善。税負担は公表ベースで実効税率0.0%(不記載・一過性要因の可能性を含む)だが、平常化すれば純利益率は若干の下押し余地。なお、売上原価・粗利の明細値間に軽微な差異が見られるが、丸め・区分再編の影響と想定し、提供マージン指標(粗利率73.5%)を優先して評価。
売上高は前年比+9.1%で、2桁には届かないが安定した成長。高粗利率を維持したまま、営業利益が+39.6%と大幅伸長し、売上拡大に対する費用増の抑制が奏功。利益の質は、営業利益率9.6%、純利益率6.95%と、上期時点としては良好な水準。営業CF/純利益=0.54倍と低めで、計上利益の現金化に課題が残るため、成長の持続性を判断するうえで運転資本の動向把握が重要。見通し: 高粗利率と営業レバレッジが維持されれば、通期でも二桁の営業利益成長が視野。売上成長のドライバー(解約率/ARR拡大、エンタープライズ大型案件、パートナー販売)の定着が鍵。単体ベースのため、連結影響(子会社・協業の寄与)が評価に反映されていない点は留意。
流動性: 流動資産59.79億円、流動負債23.57億円で流動比率253.7%、当座比率253.7%。棚卸資産ゼロ開示のため、当座比率=流動比率となり、短期支払能力は極めて良好。支払能力: 総負債241.96億円に対し、支払利息639万円、インタレストカバレッジ35倍と、利払い負担は軽微。資本構成: 純資産47.44億円、負債資本倍率0.51倍でレバレッジは保守的。自己資本比率は不記載(0.0%は不記載を示す)だが、貸借対照表から推定すると概ね約64.7%(純資産/総資産=4,744/7,336)とみられる。運転資本は36.22億円と厚く、追加の成長投資・受注変動へのクッションがある。
利益の質: 当期純利益1.61億円に対して営業CF8,741万円(CF/NI=0.54倍)と、現時点では利益のキャッシュ化が弱め。要因として売上債権の増加や前受収益/契約負債の減少が想定され、上期特有の季節性や請求・入金サイトの影響も考えられる。FCF分析: 投資CFは不記載(0円表示は不記載を意味)。そのため厳密なFCFは算出不可。参考として、減価償却7,685万円を踏まえると、維持投資水準が同程度であればFCFは黒字化余地があるが確証はない。運転資本: 運転資本36.22億円と潤沢で、短期的なキャッシュ需要には耐性。今後は営業CF/純利益>1.0の持続を確認したい。キャッシュの期末残高は不記載(0円表示)であり、実際の現金水準は開示情報待ち。
配当は年間0円、配当性向0.0%。成長投資優先の段階であり、無配は妥当。FCFカバレッジは不記載(0.00倍表示は不記載)につき、配当余力の定量評価は不可。ただし、流動性とレバレッジの低さから、将来的な配当導入余地は財務的には確保されやすい。方針見通し: 営業レバレッジ進展と営業CFの改善が通期で確認できれば、将来の株主還元方針検討の余地が広がる一方、現時点では再投資優先を継続する公算が高い。
ビジネスリスク:
- 成長率の一桁台定着による評価倍率低下リスク
- 大口顧客・大型案件への依存度上昇に伴う解約・更新失敗リスク
- SaaS/AI市場での競争激化による価格下押し・粗利率低下リスク
- 公共・規制関連案件の審査長期化等による受注の期ズレリスク
- 人材獲得・維持コスト上昇による販管費の硬直化
財務リスク:
- 営業CFが純利益に未達の状態が継続するキャッシュコンバージョンリスク
- 運転資本の膨張(売掛金増、前受減)による資金繰り圧迫
- 金利上昇時の資金調達コスト増(現状影響は軽微だが将来的な感応度)
- 投資CFの可視性不足に伴うFCFボラティリティ
主な懸念事項:
- 営業CF/純利益0.54倍と低位で、収益のキャッシュ化に課題
- 売上成長が+9.1%と中位で、持続的二桁成長の確度確認が必要
- 一部指標の不記載(現金残高、投資CF、自己資本比率等)により定量評価の幅が広い
重要ポイント:
- 高粗利率73.5%と営業レバレッジ進展で営業利益+39.6%
- ROEは3.39%と控えめで、資産回転率・税負担平常化が改善余地
- 営業CFが純利益未満(0.54倍)で、運転資本の改善が課題
- 流動比率253.7%、負債資本倍率0.51倍と財務安全性は高い
- 無配を継続し、再投資と成長優先の資本配分
注視すべき指標:
- 営業CF/純利益と営業CFマージンの改善
- ARR成長率・解約率(チャーン)・契約負債(前受金)の推移
- 営業利益率と粗利率の持続性
- 売上債権回転日数・総資産回転率
- 減価償却・資本的支出の水準(投資CFの可視化)
- インタレストカバレッジと負債水準の推移
セクター内ポジション:
国内SaaS/AI系の中で、粗利率は上位、売上成長は中位、営業利益率は上位に接近、ROEは控えめ。財務安全性は高く、キャッシュコンバージョンは同業上位には及ばず改善余地。
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