- 売上高: 41.03億円
- 営業利益: 7.56億円
- 当期純利益: 3.21億円
- 1株当たり当期純利益: 67.19円
| 項目 | 当期 | 前期 | 増減率 |
|---|
| 売上高 | 41.03億円 | 29.80億円 | +37.7% |
| 売上原価 | 21.14億円 | - | - |
| 売上総利益 | 8.66億円 | - | - |
| 販管費 | 3.47億円 | - | - |
| 営業利益 | 7.56億円 | 5.19億円 | +45.7% |
| 営業外収益 | 1百万円 | - | - |
| 営業外費用 | 64万円 | - | - |
| 経常利益 | 7.53億円 | 5.20億円 | +44.8% |
| 法人税等 | 1.49億円 | - | - |
| 当期純利益 | 3.21億円 | - | - |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 5.09億円 | 3.21億円 | +58.6% |
| 包括利益 | 5.47億円 | 3.21億円 | +70.4% |
| 減価償却費 | 4百万円 | - | - |
| 1株当たり当期純利益 | 67.19円 | 42.40円 | +58.5% |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 | 66.82円 | 42.17円 | +58.5% |
| 1株当たり配当金 | 10.00円 | 0.00円 | - |
| 年間配当総額 | 60百万円 | 60百万円 | +0.0% |
| 項目 | 当期末 | 前期末 | 増減 |
|---|
| 流動資産 | 27.74億円 | - | - |
| 現金預金 | 20.14億円 | - | - |
| 売掛金 | 4.32億円 | - | - |
| 固定資産 | 1.47億円 | - | - |
| 有形固定資産 | 18百万円 | - | - |
| 無形資産 |
| 項目 | 当期 | 前期 | 増減 |
|---|
| 営業活動によるキャッシュフロー | 7.58億円 | 3.63億円 | +3.95億円 |
| 投資活動によるキャッシュフロー | -1.23億円 | -21百万円 | -1.02億円 |
| 財務活動によるキャッシュフロー | -60百万円 | -49百万円 | -11百万円 |
| フリーキャッシュフロー | 6.35億円 | - | - |
| 項目 | 値 |
|---|
| 営業利益率 | 18.4% |
| 総資産経常利益率 | 22.9% |
| 配当性向 | 18.9% |
| 純資産配当率(DOE) | 2.5% |
| 1株当たり純資産 | 384.35円 |
| 純利益率 | 12.4% |
| 粗利益率 | 21.1% |
| 流動比率 | 653.8% |
| 当座比率 | 653.8% |
| 負債資本倍率 | 0.17倍 |
| 項目 | 前年同期比 |
|---|
| 売上高前年同期比 | +37.7% |
| 営業利益前年同期比 | +45.5% |
| 経常利益前年同期比 | +44.8% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益前年同期比 | +58.5% |
| 包括利益前年同期比 | +70.3% |
| 項目 | 値 |
|---|
| 発行済株式数(自己株式含む) | 7.63百万株 |
| 自己株式数 | 54千株 |
| 期中平均株式数 | 7.58百万株 |
| 1株当たり純資産 | 384.34円 |
| EBITDA | 7.60億円 |
| 項目 | 金額 |
|---|
| 第2四半期配当 | 0.00円 |
| 期末配当 | 8.00円 |
| 項目 | 予想値 |
|---|
| 売上高予想 | 45.00億円 |
| 営業利益予想 | 8.00億円 |
| 経常利益予想 | 8.01億円 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益予想 | 5.39億円 |
| 1株当たり当期純利益予想 | 72.53円 |
| 1株当たり配当金予想 | 0.00円 |
このデータはXBRLファイルから自動抽出されたものです。正確性については開示資料の原本をご確認ください。
ティアンドエスグループ(連結、JGAAP)の2025年度Q4(通期)決算は、売上高4,103百万円(前年比+37.7%)、営業利益756百万円(+45.5%)、当期純利益509百万円(+58.5%)と高成長・高収益を同時達成した。営業利益率は約18.4%(=756/4,103)で、EBITDAマージン18.5%と整合的な水準にあり、コスト規律とスケール効果の浸透が確認できる。デュポン分解では、純利益率12.41%、総資産回転率1.120x、財務レバレッジ1.26xの組合せでROE17.47%を創出し、資本効率は国内ITサービス/ソフトウェア同業と比較しても高めの印象である。営業CFは758百万円と純利益509百万円を上回り(営業CF/純利益=1.49倍)、FCFは635百万円と良好で、利益の現金裏付けが強い。流動資産2,774百万円に対して流動負債424百万円で流動比率は約654%と極めて高く、運転資本は2,350百万円と厚い。負債資本倍率0.17倍と保守的な資本構成で、金利負担も実質的に無視可能(支払利息の計上なし)である。投資CFは▲123百万円と適度で、成長投資を行いつつもFCFを確保できている。配当は0円(配当性向0%)で内部留保重視の方針が示唆され、今期FCFベースでも配当カバレッジは十分余力がある。なお、売上原価(2,114百万円)と売上総利益(866百万円)には算術上の不整合が見られる一方、粗利益率21.1%は売上総利益866百万円と整合しているため、本分析では粗利率/EBITDA/営業利益の相互整合性を優先して評価した。また、総資産3,662百万円に対し負債+純資産の合計がやや不足しており、非支配持分や評価差額等の未把握要素がある可能性に留意が必要である。実効税率はデータ表では0%と表示されているが、税金148.7百万円/経常753百万円から約19.8%と推計される。売上成長率(+37.7%)に対して営業利益成長率(+45.5%)が上回っており、プラスの営業レバレッジが効いている。総じて、収益性・キャッシュ創出力・流動性が三位一体で良好な着地であり、財務の安定性を保ちながら成長投資を継続できる体質が示された。データの一部不整合(原価/BS整合性、ゼロ表示項目)は分析上の制約となるが、主要KPIのメッセージは明確である。今後は高水準のROEとFCFを維持しつつ、投資配分(採用・開発・M&A)と株主還元方針のバランスが注目点となる。売上の持続性と利益率の維持可能性、ならびに運転資本効率の動向が中期価値創造の鍵となろう。
ROE分解(デュポン):純利益率12.41% × 総資産回転率1.120x × 財務レバレッジ1.26x = ROE17.47%。純利益率は売上高4,103百万円に対して純利益509百万円。営業利益率は約18.4%(=756/4,103)、EBITDAマージン18.5%で、減価償却は3.5百万円と軽微なため、キャッシュ創出力は営業利益に近い。粗利率21.1%は提供価値に対する価格決定力とプロジェクト採算の改善を示唆。営業レバレッジ:売上成長+37.7%に対し営業利益+45.5%(弾性約1.21倍)で、固定費の伸び抑制とミックス改善が示唆される。税負担は実効約19.8%(148.7/753)と見積もられ、ネットマージン改善に寄与。支払利息が事実上ゼロで金融費用の希薄化が進み、本業の利益がそのまま最終利益に接続。総じて、価格維持・稼働率・プロジェクトマネジメントの改善が利益率の質を底上げしている可能性が高い。
売上成長は+37.7%と高水準。営業・経常・純利益の伸長(+45.5%、+、+58.5%)が上回っており、成長の質は良好。EBITDA増加と低い減価償却負担がフリーCF創出に直結している。投資CFは▲123百万円にとどまり、規律ある投資で利益成長と両立。持続性の観点では、総資産回転率1.120xが維持されており、過度な資産積み上がりを伴わない成長が示唆される。今後の見通しは、営業レバレッジの維持と受注/バックログの確保、単価・稼働率管理が鍵。粗利率21.1%の維持・改善余地と、高付加価値案件比率の上昇が中期的なマージン拡大の余地。リスクはタレント採用・定着コスト上昇、案件ミックス変動、価格交渉力の変化。全体として、今期の成長は数量・ミックス双方の改善が寄与した可能性が高く、FCFが伴う健全な拡大型である。
流動性:流動比率約653.8%、当座比率同水準(棚卸資産0)で短期耐性は非常に強い。運転資本は2,349.8百万円(=2,774.1-424.3)と潤沢。支払能力:負債資本倍率0.17倍、財務レバレッジ1.26倍と保守的。支払利息は計上なしで金利感応度は限定的。資本構成:純資産2,913百万円、総資産3,662百万円と厚い資本バッファを保持。なおB/Sの整合性に一部差異があるため(負債+純資産が総資産に満たない)、非支配持分・評価換算差額等の未把握項目がある可能性に留意。
利益の質:営業CF/純利益=1.49倍と強く、収益の現金裏付けが確認できる。営業CF758百万円は営業利益756百万円と整合し、減価償却3.5百万円の低さから運転資本の改善が寄与した可能性。FCF:635百万円(=営業CF758−投資CF123)と潤沢で、成長投資を維持しながらもキャッシュ創出超過。運転資本:期末の運転資本残高2,349.8百万円は安全域を確保、短期債務返済や変動費増に十分対応可能。現預金残高は0表示だが、これは不記載扱いと解釈し、C/F情報から資金余力は高いとみなす。
当期の年間配当は0円、配当性向0%。FCF635百万円は将来的な還元原資としてのポテンシャルが高いが、現方針は内部留保・成長投資を優先していると推察。FCFカバレッジは形式上0.00倍の表示だが、実質的には配当実施余地は充分。今後の持続可能性は、(1)利益水準の維持、(2)投資キャデンス、(3)ネットキャッシュ/流動性の維持で左右。方針見通しとしては、成長投資機会が豊富な限り内部留保重視が続く公算だが、ROE17.5%とFCF創出力を勘案すれば、中期的な還元導入・強化の余地はある。
ビジネスリスク:
- 人材採用・定着コストの上昇による粗利率圧迫
- 案件ミックス変動(固定価格比率上昇や大型案件の採算悪化)
- 価格交渉力の弱含みや顧客投資マインドの循環性
- 主要顧客集中リスク(受注減や契約条件変更)
- 技術陳腐化リスク(AI/クラウド等の技術変化への対応遅れ)
財務リスク:
- データ不整合に伴う実態把握の不確実性(原価、貸借対照表内訳)
- 運転資本の膨張リスク(売上拡大局面での売掛増加・回収サイト延伸)
- 投資加速時のFCF変動(M&A・大型設備/開発投資)
- 潜在的オフバランス債務や引当の不足
主な懸念事項:
- 売上原価と売上総利益の数値不整合(粗利率とは整合)
- 貸借対照表の合計不一致(非支配持分・評価差額等の可能性)
- ゼロ表示項目(現金、自己資本比率等)は不記載の可能性が高く、精緻な比率分析に制約
重要ポイント:
- ROE17.47%、営業利益率約18.4%、EBITDAマージン18.5%と高収益体質
- 営業CF/純利益1.49倍、FCF635百万円でキャッシュ創出が強い
- 流動比率約654%、負債資本倍率0.17倍で財務余力が大きい
- 売上+37.7%に対し営業利益+45.5%でプラスの営業レバレッジが確認
- 配当は無配だが、FCFと資本効率から将来的な還元余地は大きい
注視すべき指標:
- 受注/バックログと平均単価・稼働率
- 粗利率(21.1%)と営業利益率(18%台)の維持/改善度合い
- 営業CF/純利益比率(1.0倍超の維持)
- 総資産回転率(1.12x)と運転資本回転の改善
- 投資CFの推移(成長投資の規律)とM&A動向
- 株主還元方針(配当/自社株)と内部留保のバランス
セクター内ポジション:
国内ITサービス/ソフトウェア同業の中でも、二桁台後半のROEと高い営業CFコンバージョン、保守的なレバレッジを兼備しており、成長性と財務健全性の両立で上位水準に位置付けられる。
本分析はAIにより自動生成されたものです。以下の点にご留意ください。
- 正確性の非保証: 本分析の正確性・完全性は保証されません。正確な財務データについては、必ずTDnet等で公開されている開示資料の原本をご確認ください
- 投資助言ではありません: 本分析は一般的な情報提供を目的としており、金融商品取引法に定める投資助言には該当しません。特定の有価証券の売買を推奨するものではありません
- 自己責任の原則: 投資判断はご自身の責任において行ってください。本分析に基づく投資により生じた損失について、当サービスは一切の責任を負いません