- 売上高: 217.71億円
- 営業利益: 39.22億円
- 当期純利益: 27.41億円
- 1株当たり当期純利益: 86.47円
| 項目 | 当期 | 前期 | 増減率 |
|---|
| 売上高 | 217.71億円 | 168.93億円 | +28.9% |
| 売上原価 | 83.62億円 | - | - |
| 売上総利益 | 85.32億円 | - | - |
| 販管費 | 54.09億円 | - | - |
| 営業利益 | 39.22億円 | 31.22億円 | +25.6% |
| 持分法投資損益 | 24百万円 | - | - |
| 税引前利益 | 46.75億円 | 33.16億円 | +41.0% |
| 法人税等 | 12.31億円 | - | - |
| 当期純利益 | 27.41億円 | 20.85億円 | +31.5% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 26.83億円 | 20.82億円 | +28.9% |
| 包括利益 | 23.65億円 | 22.15億円 | +6.8% |
| 減価償却費 | 17.28億円 | - | - |
| 1株当たり当期純利益 | 86.47円 | 67.22円 | +28.6% |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 | 86.44円 | 67.05円 | +28.9% |
| 1株当たり配当金 | 0.00円 | 0.00円 | - |
| 項目 | 当期末 | 前期末 | 増減 |
|---|
| 流動資産 | 196.84億円 | - | - |
| 売掛金 | 25.93億円 | - | - |
| 棚卸資産 | 6.25億円 | - | - |
| 固定資産 | 221.01億円 | - | - |
| 有形固定資産 | 15.89億円 | - | - |
| 総資産 |
| 項目 | 当期 | 前期 | 増減 |
|---|
| 営業活動によるキャッシュフロー | 51.76億円 | 30.13億円 | +21.63億円 |
| 投資活動によるキャッシュフロー | -61.98億円 | -30.77億円 | -31.21億円 |
| 財務活動によるキャッシュフロー | 48.93億円 | 37百万円 | +48.56億円 |
| 現金及び現金同等物 | 193.58億円 | 152.65億円 | +40.93億円 |
| フリーキャッシュフロー | -10.22億円 | - | - |
| 項目 | 値 |
|---|
| 自己資本利益率(ROE) | 8.0% |
| 営業利益率 | 18.0% |
| 総資産経常利益率 | 9.7% |
| 1株当たり純資産 | 1,110.79円 |
| 純利益率 | 12.3% |
| 粗利益率 | 39.2% |
| 負債資本倍率 | 0.27倍 |
| EBITDAマージン | 26.0% |
| 実効税率 | 26.3% |
| 項目 | 前年同期比 |
|---|
| 売上高前年同期比 | +28.9% |
| 営業利益前年同期比 | +25.6% |
| 税引前利益前年同期比 | +41.0% |
| 当期純利益前年同期比 | +31.5% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益前年同期比 | +28.8% |
| 包括利益前年同期比 | +6.8% |
| 項目 | 値 |
|---|
| 発行済株式数(自己株式含む) | 31.95百万株 |
| 自己株式数 | 891千株 |
| 期中平均株式数 | 31.03百万株 |
| 1株当たり純資産 | 1,117.28円 |
| EBITDA | 56.50億円 |
| 項目 | 金額 |
|---|
| 第2四半期配当 | 0.00円 |
| 期末配当 | 0.00円 |
| 項目 | 予想値 |
|---|
| 売上高予想 | 350.00億円 |
| 営業利益予想 | 50.00億円 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益予想 | 28.50億円 |
| 1株当たり当期純利益予想 | 91.85円 |
| 1株当たり配当金予想 | 0.00円 |
このデータはXBRLファイルから自動抽出されたものです。正確性については開示資料の原本をご確認ください。
PKSHA Technologyの2025年度Q4通期は、売上高217.71億円(前年比+28.9%)、営業利益39.22億円(同+25.6%)、当期純利益26.83億円(同+28.8%)と高成長・黒字拡大を同時に達成しました。営業利益率は約18.0%、EBITDAは56.50億円でEBITDAマージン26.0%と、ソフトウエア/AI関連の国内上場群の中でも良好な水準です。デュポン分解では、純利益率12.3%、総資産回転率0.400、財務レバレッジ1.57倍から算出ROEは7.7%で、収益性の改善と適度なレバレッジが自己資本効率を下支えしています。営業CFは51.76億円と純利益の1.93倍を確保し、利益のキャッシュ化は良好です。一方、投資CFは-61.98億円で、フリーCFは-10.22億円と投資先行の姿勢が確認できます。総資産543.68億円に対し負債合計94.70億円、自己資本比率63.4%と財務健全性は高く、現金等193.58億円に対し有利子負債推定37.15億円で実質ネットキャッシュ約156億円と潤沢な手元資金を維持しています。売掛金25.93億円から概算DSOは約43日と回収は健全で、在庫6.25億円と軽量なバランスシートも効率性を示唆します。税引前利益46.75億円に対し実効税率は26.3%で安定的です。包括利益23.65億円は当期純利益を下回り、OCIでのマイナスが示唆されるものの、P/L上の成長トレンドには影響軽微とみられます。報告ROEや営業利益率などXBRL由来の一部公表指標は本分析の算出値と乖離があり(報告ROE0.1%等)、本分析では提供データの計算値(ROE7.7%等)を重視しています。営業レバレッジは引き続き正に働いており、売上成長に対する固定費の増勢はコントロールされていると評価します。投資CFのマイナスは主にM&A/金融資産関連の可能性が高く、設備投資は-2.17億円と軽微で、無形化投資や買収による成長ドライバーの獲得が示唆されます。配当は未開示で政策判断は不明ですが、現状は成長投資と流動性確保を優先する資本配分とみられます。競合環境の激化や大型案件のサイクル変動はリスクながら、強固なネットキャッシュと高い粗利構造(粗利率39.2%)が緩衝材となります。全体として、成長性・収益性・キャッシュ創出力・財務耐性のバランスが取れており、投資先行を伴うスケールアップ段階にあると位置づけられます。主要な不確実性はN/A項目の多さ(研究開発費、金利費用、流動負債内訳、配当情報等)であり、四半期補足資料や補足KPI(ARR/受注残等)の確認が必要です。
ROE分解(デュポン): 純利益率12.3% × 総資産回転率0.400 × 財務レバレッジ1.57倍 = ROE約7.7%。報告ROE0.1%はXBRL整備上の特殊値とみられ、本分析では算出ROEを採用。利益率の質: 営業利益39.22億円で営業利益率約18.0%、EBITDA56.50億円でEBITDAマージン26.0%、粗利益率39.2%と階段的に良好。実効税率は26.3%で標準的。金利費用未開示だが税前利益が営業利益を上回る(46.75億円)ことから金融収支は概ねプラス寄与と推定。営業レバレッジ: 売上+28.9%に対し営業利益+25.6%と、成長に伴う販管費増勢は管理される一方、若干のマージン希薄化の可能性。固定費比率は依然高いとみられるが、売上の伸びで吸収。総資産回転率0.400はSaaS/ライセンスモデルとしては標準~やや低めだが、潤沢な現金保有が回転率を希薄化。利益の持続性: ソフトウエア/AI比率の高さと高粗利構造が利益の耐性を支える。
売上持続可能性: 売上高+28.9%の高成長。顧客拡大・ARPA向上・クロスセル/アップセル、M&A寄与の可能性。プロジェクト型とリカーリングのミックス次第だが、受注残やARRの開示確認が重要。利益の質: EBITDAマージン26.0%、営業利益率18.0%と高水準で、規模拡大に伴う効率化余地が残る。研究開発費未開示のため、製品ロードマップ/技術優位の維持コストは推定の域。見通し: 投資CFが拡大(-61.98億円)しており、今後の収益貢献がタイムラグを伴う可能性。顧客IT投資サイクルや生成AI関連需要が順風であれば成長加速も、案件審査の長期化やガバナンス要件強化は短期の受注変動リスク。
流動性: 現金同等物193.58億円、営業CF51.76億円で高い流動性バッファ。流動比率/当座比率は流動負債未開示により算出不可。支払能力: 有利子負債推定37.15億円(短期9.19、長期27.96)に対しネットキャッシュ約156億円と実質無借金体質。負債資本倍率0.27倍、自己資本比率63.4%で資本の厚みは十分。資本構成: 資本剰余金261.46億円、利益剰余金74.81億円と内部留保・払込資本ともに厚い。財務柔軟性は高く、追加投資/買収余地が大きい。
利益の質: 営業CF/純利益=1.93倍と強く、売上の現金化と運転資本管理が良好。フリーCF: OCF51.76億円−投資CF61.98億円= -10.22億円で投資先行。設備投資は-2.17億円と小さく、投資CFの主因はM&Aや無形資産/金融資産取得と推定。運転資本: 売掛金25.93億円から推計DSO約43日(=25.93/217.71×365)で健全。棚卸資産6.25億円と軽量。期末現金193.58億円はFCFマイナスを十分に吸収可能。
配当は未記載で方針は不明。配当性向/FCFカバレッジは算出不可。現状は投資CFが大きく、成長投資を優先する資本配分とみられる一方、ネットキャッシュ約156億円と営業CFの強さから将来的な還元余力は高い。中期的な継続配当を検討する前提として、リカーリング売上比率、FCFの安定化、投資サイクルの峠越えが鍵。
ビジネスリスク:
- 大口顧客・案件依存による売上変動
- 案件獲得サイクル長期化や導入遅延
- 生成AI/アルゴリズム領域での競争激化・価格下落
- 人材獲得難・人件費上昇によるマージン圧迫
- 規制・ガバナンス要件(データ保護/AI倫理)強化の影響
- M&A後のPMIリスクとのれん/無形資産の減損リスク
- セキュリティインシデントや品質問題
財務リスク:
- 投資CF拡大に伴うFCFの短期的マイナス継続
- 金利費用・インタレストカバレッジ未開示による情報不確実性
- OCIの変動(包括利益が純利益を下回る)による純資産ボラティリティ
- 株式報酬や希薄化リスク(希薄化後EPS情報はあるが将来の付与規模不確実)
主な懸念事項:
- 研究開発費や流動負債内訳など重要科目の未開示
- 成長投資(-61.98億円)の収益化タイミングと回収確度
- 報告指標と算出指標の乖離に伴うKPI解釈の難度
重要ポイント:
- 売上+28.9%、営業利益+25.6%と高成長・高採算を両立
- 営業利益率約18%、EBITDAマージン26%と質の高い収益性
- 営業CF/純利益1.93倍とキャッシュ創出力が強い
- 投資CF-61.98億円でFCF-10.22億円、投資先行で将来成長を取り込み中
- 自己資本比率63.4%、ネットキャッシュ約156億円で財務耐性が高い
注視すべき指標:
- 受注残/ARRや解約率、リカーリング売上比率
- 粗利益率・営業利益率の持続性(人件費インフレの影響)
- 営業CF/純利益比率とFCFの黒字化タイミング
- M&A/無形投資の収益貢献進捗と減損リスク
- 売掛金回転日数(DSO)と案件回収条件
- 人員数・採用単価・稼働率(営業レバレッジの源泉)
セクター内ポジション:
国内上場のAI/ソフトウエア企業群と比較して、売上成長率は上位、営業・EBITDAマージンは同等〜上位、財務安全性は上位(ネットキャッシュ潤沢)。一方でFCFは投資先行で短期マイナス、KPI開示の網羅性は同業先進企業に比べ課題。
本分析はAIにより自動生成されたものです。以下の点にご留意ください。
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